真岡鐵道とは、栃木県と茨城県で運行してる第三セクター方式の鉄道会社である。
概要
栃木県茂木町の茂木駅から茨城県筑西市の下館駅を結ぶ路線、真岡線を保有している。
国鉄路線として開通し、第2次廃止対象特定地方交通線として廃止予定だった真岡線をJR東日本から引き受けるために設立された。
真岡線は距離41.9kmで全17駅の路線。観光利用促進のためにSL列車「SLもおか」を運行しているが、国内では大井川鐡道に次いで客車が原形をとどめており、関東にありながら知名度はいま一つな反面、コアな鉄道ファンからは人気が高い。真岡駅の駅舎はSLの形をしており、有名である。
下館駅で水戸線と常総線に連絡している。かつては茂木駅から先、現在の常陸大宮市に至る長倉線が計画されていたが未成線に終わった。転換後は茂木駅の東にあるツインリンクもてぎ(現・モビリティリゾートもてぎ)まで延伸する計画もあったが、その後宇都宮ライトレールの乗り入れ構想が浮上するなど二転三転している。
駅一覧
営業キロは41.9km。軌間は1067mmで全線非電化の単線路線。
各駅停車は全列車各駅に停車するため省略。特記無き駅は無人駅。●=停車、|通過
駅名 | SLもおか | ■接続路線、備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|
下館駅 | ● | ■JR東日本水戸線・関東鉄道常総線 有人駅 |
茨城県 筑西市 |
|
下館二高前駅 | | | |||
折本駅 | ● | |||
ひぐち駅 | | | 栃木県 | 真岡市 | |
久下田駅 | ● | |||
寺内駅 | ● | |||
真岡駅 | ● | 有人駅 | ||
北真岡駅 | | | |||
西田井駅 | ● | |||
北山駅 | | | 芳賀郡 益子町 |
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益子駅 | ● | 有人駅 | ||
七井駅 | ● | |||
多田羅駅 | ● | 芳賀郡 市貝町 |
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市塙駅 | ● | |||
笹原田駅 | | | |||
天矢場駅 | | | 芳賀郡 茂木町 |
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茂木駅 | ● | 有人駅 |
使用している車両
現在使用している車両
過去に使用されていた車両
- モオカ63形
- 2006年に廃止。クリーム色に青、薄緑、緑の模様がある。
- DD1355
- 1992年に神奈川臨海鉄道から購入。2004年にさよなら運転をし、引退。
- C11 325
- もう1両のタンク式蒸気機関車。新潟県阿賀野市で保存されていたもの。 2020年に東武鉄道に譲渡された。
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関連項目
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