概要
初出
非リア、+2年、文系院生のマジメ系クズの読書くんについて語ろうか
http://unkar.org/r/campus/1230345507
定義
真面目系クズの定義には諸説あるが、原点である読書くんに従うのならば、
- 非リア充であり、DQNのような明るさは無い
- 資格や勉学に打ち込んでいるとアピールし、それを就職から逃げる理由にする
- かといって本気で打ち込んでいるわけでもなく、他に勉強している者からすれば明らかにボロが出るレベル
- それでも自分は努力しているとアピールし、大言壮語を吐く
現実から目を逸らし、大言壮語を吐き続けることこそ真面目系クズの初出であった。
その後の定義の変化
初出の定義を差し置いて、「真面目系」「クズ」という言葉の字面をそのままに、真面目系クズの用法は変化していく。
そこでは主に、自分がクズだと自覚している者たちが、真面目系クズを名乗っていた。
表面的にはDQNや不良のようなあからさまなクズではなく、中学校の校則に過剰適応してしまったような真面目さがあるが、本質的には自分を屑だと思っている、といったところだろうか。
ここには「真面目系」を退屈な性格、冴えない人間と捉えるニュアンス、「クズ」を要領の悪さ、自主性の無さ、無能力と捉えるニュアンスが見受けられる。
その後、更に用法は変化し、真面目系クズは批判的な概念となっていく。
クズの癖に真面目だと思っている、真面目を名乗るに値しないクズ、真面目系クズはただのクズなど。
こうして、「真面目」がつまらない人間というマイナスの意味と、真心や誠実さの象徴というプラスの意味を持つため、真面目系クズは字面だけがひとり歩きしてネット上に爆発的に広まった後、ただの罵倒語と化してそのネット発の流行語としての役割を終えた。
真面目系クズの主な特徴
以下はネットで挙げられた真面目系クズに多い特徴である。
これに当てはまる物が多いほど真面目系クズである可能性が高いと言える。
- 授業は前側の座席に座るが話を聞かず黒板をノートに写すだけ
- 真面目っぽいので教師から期待されるが成績が伴わない
- 知り合いは割りといるが友達はすくない
- 人が見ていないところでは徹底的にサボる
- 課題などは提出日ギリギリまでやらない、場合によっては終らない
- 愛想笑いだけは凄く上手い
- 親からの過大評価が凄い
- 宿題は真面目に出すがテストの成績が良くない
- 真面目系クズ「わかりました」←わかってない
さらに、外見などの特徴として以下のようなものを挙げる者もいる。
※これらの特徴はこれといった根拠がなく、信憑性に欠けるものである。いわば血液型占いのようなもので「自分もそうかもしれない」と思わせる内容が多いため、幾つか当てはまってもあまり考え過ぎないようにした方が良い。
よくある間違い
- 学級委員をやっているが、ウラでひどいイジメをしていた
- 清楚な美人に見せかけて、淫行を重ねていた
- 表向き善良な町医者を装いながら裏で麻薬の横流しをしていた
- 真面目な介護職員であると見せかけて実は高齢者に日常的に虐待を加えていた
こういった「オモテとウラのギャップがひどい」ようなタイプは「真面目系クズ」ではない。これはただの「クズ」である。
- 勉強を本気でやっているわけではないが割とアッサリ有名大学に合格してしまい、ダルそうにしながらも単位もしっかり取っている
- 仕事第一の熱意があるタイプではないが、自分に割り当てられた仕事はきちんとこなして迷惑を掛けない
- 勉強方法や仕事達成にとにかく効率を求め、それなりのラインを最小限の努力で越えることに情熱を燃やす(実際それなりのラインは越えられる)
このように「心の底から真面目というわけではないが、決めるとこはしっかり決めて人並み以上の結果を出せる」タイプも「真面目系クズ」ではない。「普通の人」である。
表面的な「真面目アピール」をするもののシッカリした継続的な努力ができない・結果を出せないタイプこそが「真面目系クズ」である。
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関連項目
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