石上優とは、漫画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の登場人物である。
概要
衆知院学園高等部の一年生であり、生徒会で会計を務めている、本作の裏主人公。
長髪、ヘッドホンにボタン外しと、身のこなしはかなり不真面目で、アニメやゲームなどを好む所謂オタク系陰キャ男子。不登校時代の影響で成績はあまり良くないが、生徒会随一の観察眼を持っていたり、プレゼンの作成はお手の物だったりと、所々で地頭の良さが目立つ。玩具会社の息子ということもあり、娯楽に関しては人一倍厳しい目を持つ。生徒会の実務を担っている要であり、彼が辞意を表明した際は「お前がいないと生徒会がマジで破綻する」と白銀が必死に引き留めているほど。第2話で白銀が「なまじ仕事が早過ぎるのも考えものだな 手持ち無沙汰にも限度がある」と暇を持て余していたのも、縁の下で彼が活躍していたからこそであろう。
眼を見ればその人の本性が5~6%判る特技を持っている
(あくまでも精度5~6%というのは自己診断による数値。実際の彼の観察眼の鋭さは常人のそれを遥かに上回っており、その精度は四宮かぐやですら敵わないと認めているほどである。)。白銀とは過去の出来事もあり仲が良く、かぐやからも手のかかる後輩としてかわいがられている。藤原のことは「天敵」としており、お互いに容赦がない(仲が悪いわけではないが)。
ネガティヴな思い込みが強く、かぐやの目付きや行動を見ただけで「彼女は暗殺術に長けており、いずれ自分は殺されるのではないか」と勝手に疑い、日々怯えていた。作中では観察力がむしろ仇となるケースが多く、柏木の彼氏から相談を持ちかけられた際、半ば自虐気味に「女心なんて分かってないほうがモテる」と話している。
性格は暗いが、道理に合わないことは嫌う性格であり、伊井野ミコに関しても「イラつくんですよ 頑張ってる奴が笑われるのは」と言い、彼女を助けるのに一役買っている。
過去
この項目は、ネタバレ成分を含んでいます。 |
中等部時代、彼は同級生の女子を巡ったトラブルに正義感から首を突っ込んでしまい、半ばハメられた形で冤罪を被り、停学処分を受けていた。
反省文も告発文も書けないまま時間だけが過ぎていたところ、扱いを不当だと判断したミコが抗議。更に藤原が情報を集め、かぐやが秀知院のエグいことを平気でするVIPの面々に報告。トラブルの元凶だった生徒は転校(意味深)として処分された。
最後は御行が直接声をかけて救い出し、彼は復学を果たした。
なお停学処分中、真実を家族に言わなかったことから、家族(特に父親)から疎まれていた描写があったが、作者からのTwitterから「家族は石上の行動に関しての真相を知っている」旨を公開した。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/kaguya_comic/status/1166622825450541057
友好関係
白銀御行とはオフでも遊ぶ仲であり、また彼の命の恩人である。そのため「会長には恩義がある」ということで、過去に御行のサポートをした。
四宮かぐやに関して、当初は「怖い先輩」ということで積極的に友好関係を築いていなかったが、彼女の人柄を知るようになってから、現在ではまるで「姉と弟」的な関係となっている。
藤原千花については、彼女の素っ頓狂な行動に対して正論でぶった切るという、いわゆる「正論で殴るDV行為」をしている。
伊井野ミコに関しては犬猿の仲である。しかし冒頭にある「イラつくんですよ 頑張ってる奴が笑われるのは」という発言、および中等部における陰ながら彼女へのサポートから、本気で嫌っている訳ではない。彼曰く「陰ながらフォローしているのにギャイギャイうるさい。もっと感謝の意を示していいのに」とのこと。
そして子安つばめは憧れの先輩であり、過去の出来事を知ってもなお自分に対して優しくしてくれたということで、恋心を持っており告白をした。その後に関してはネタバレになるため詳しい描写をしないが、17巻現在では「好きになってもらうよう頑張ります」と表明した。
関連静画
関連項目
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