ドッギャァーz_ン
『血は生命なり!』
石仮面とは、漫画 「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキーアイテムである。
『概要おぉお~ん』
連載第1回、生贄の美女を刺し殺し、奇妙な仮面をかぶった男がその生き血を浴びるというショッキングなプロローグで始まった。
その奇妙な仮面こそが、正義の心を持つ一族ジョースター家と悪の頂点に上り詰める男ディオの一世紀以上にわたる世代を越えた因縁の闘いの引き金となったアイテム『石仮面』である。
石仮面の正体は、血を浴びせると中から尖った骨(骨針)が飛び出して装着者の脳を刺激し、人間の未知なるパワーを引き出して吸血鬼にする道具である。
そのルーツは、かつて若きウィル・A・ツェペリが学者の父率いる遺跡発掘隊に参加し、メキシコのアステカの遺跡で偶然発掘したもので、その後ツェペリの父が石仮面を誤って発動させてしまい、吸血鬼として発掘隊を全滅させてしまう。
石仮面は誰も乗ってない発掘隊の船に乗ったままいつしかロンドンの美術商の手に渡り、ロンドンを旅行中のジョージ・ジョースター卿とメアリー夫人が買い取った。その旅行の帰り道で馬車の滑落事故によりメアリーを亡くし、思い出の品として妻の写真代わりにジョースター邸のロビーに飾ってあった。
そして偶然石仮面の仕掛けを知ったジョナサン・ジョースターは考古学を研究して謎を解こうとし、ディオ・ブランドーはジョナサンを事故死に見せかけるため利用しようとして吸血鬼になる秘密を知った。
ディオはその石仮面で吸血鬼と化し、人類を我が物にしようとするが、石仮面に対抗する力を探していたツェペリはジョナサンに波紋法を伝授し、両者の対決へと相成った。ディオが倒された後、石仮面はハンマーでバラバラにしたはずだが…
Part2「戦闘潮流」で、石油王となったジョナサンの友人ロバート・E・O・スピードワゴンは自らが設立したスピードワゴン財団の手で石仮面の謎を解こうとし、メキシコの遺跡から柱の男(サンタナ)といくつもの石仮面を発見する。
これらをナチスのルドル・フォン・シュトロハイム隊が回収し人体実験を行い、吸血鬼は柱の男の食糧だったことが判明する。さらに目醒めた柱の男の頂点・カーズが、弱点の太陽光を克服するために開発した事が語られる。
しかしそれは未完成品で、柱の男が究極生物に目覚めるためには波紋戦士が持つエイジャの赤石のパワーを利用しなければならなかった。
波紋と石仮面の対立はここから始まったのである。
ちなみに、作者の荒木飛呂彦氏はすでに仮面を被っ…おや誰か来たようだ
ズキュン ズキューン
Part7「スティール・ボール・ラン」第10巻では、スタンド能力を引き出す道具として「弓と矢」を紹介しているとともに「石仮面」も記載されている。石仮面による吸血鬼化もスタンドのような才能と位置付けているのだろう。
本作「ジョジョの奇妙な冒険」を象徴するアイテムまたはシンボルとして公式・非公式問わず認識されており、初登場時から30年以上経った現在でも荒木飛呂彦の新規描き下ろしアートにアイコンとして使用されたり、パロディのモチーフにされたりと出番は多い。
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