石原プロモーションとは、日本の芸能事務所・制作プロダクションである。正式名称は株式会社石原プロモーション。
概要
通称で石原プロと呼ばれることが多い。また、所属する俳優達の総称として「石原軍団」という愛称がある(『大都会 PARTIII』の「黒岩軍団」、『西部警察』の「大門軍団」にちなむ)。
1963年に俳優・石原裕次郎の個人事務所として設立された。1963年~1973年にかけて映画制作をしていた。初期は業績が良かったが、少しずつ経営は悪化。が、しかし嫌々ながらも1972年に『太陽にほえろ!』に出演。
後に『太陽にほえろ!』が大ヒットすると、テレビドラマに軸足を移し、1976年に『大都会シリーズ』を制作するようになると、大ヒットを飛ばし、後に『西部警察』では広告会社を通さずに自らスポンサーを集めて利益を上げて、あっという間に借金も消えた。また名作ドラマとして名が残る程である。
石原裕次郎の死去後は俳優・渡哲也が社長に就任し、長きにわたって会社を率いていたが、2011年に渡を始めとする役員が退任、会長である石原裕次郎夫人・石原まき子が代表を務める。渡は後に相談取締役として役員復帰する。
石原プロといえば、名物・炊き出しは有名。石原裕次郎のポリシーで「役者もスタッフも同じ作品を作っているからこそ飯はみんなでいい物を食べよう」というところから来ている。そのためイベント用に大鍋等の調理道具を所有している。阪神大震災、東日本大震災の被災地に炊き出しをしたこともある。2017年に石原裕次郎記念館の閉館にあわせて調理道具も処分し、以降は炊き出しは行っていない。
2021年1月で芸能事務所としての石原プロモーションは解散し、石原裕次郎の音楽や映像、肖像権を管理する石原裕次郎出版と、石原裕次郎の遺品などを管理する一般社団法人ISHIHARAの業務のみ継続している。[1]
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