石坂浩二(1941年6月20日~)とは、東京都出身の俳優・タレント・司会者・ナレーター・画家である。本名は武藤兵吉。愛称は兵ちゃん。
概要
高校時代の1958年にドラマの通行人のエキストラでデビュー。慶応義塾大学を卒業後の1967年に劇団四季に入団。演出家として脚本や作詞を担当。また俳優としても活動をするようになる。この頃からナレーションも担当。特撮番組『ウルトラQ』『ウルトラマン(初期のみ)』でのナレーションは有名。
1968年には映画で主役を担当をするようになると、俳優としての地位も確立。1970年代には二枚目俳優としてドラマに出演をしている。代表作には探偵・金田一耕助役もはまり役となった。
またテレビの司会業も知られ『開運!なんでも鑑定団』の司会を、1994年の番組開始当初から2016年まで担当。番組に出品された戦艦長門の軍艦旗(1000万円と鑑定された)を自腹で購入、呉の大和ミュージアムに寄贈している。
著名人モデラーとしても知られ、「日本プラモデル工業協同組合」の特別顧問を務めている。また、開運!なんでも鑑定団で日本のボックスアートの大家・画家の小松崎茂のボックスアート原画が依頼者によって持ち込まれた時は、その多さと芸術性の高い作品である事、何よりそれが自身の趣味であるプラモデルで多用されているものから、興奮を隠しきれなかった場面もあった。
画才も持ち、二科展で1974年から1985年まで連続入賞した腕前。
「孤高の画家」と呼ばれる牧野邦夫の作品を収集していることで知られていたり、出回っている数の少ないギュスターヴ・モローの作品をたまたま買う機会が訪れテレビ局に1000万円前借りして購入、以降2年間の出演をただ働きして返済したという逸話も持っている。
料理の腕前も高くいろいろ料理本も出していたり、文才を活かして作詞も手がけたりとマルチ分野で活躍している。
関連動画
関連静画
関連項目
- 男優の一覧
- 世界まるごとHOWマッチ
- 開運!なんでも鑑定団
- 相棒(2012年10月より準レギュラー)
- 例のプール → 石坂がアウト×デラックスに出演した際「実際に住んでいたのは市川崑であった」と説明した
- 呉市海事歴史科学館(名誉館長)
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