概要
石狩市(2023年10月1日時点) | |
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面積 | 約722.33km2 |
人口 | 56,331人 |
市の花 | ハマナス |
市の木 | カシワ |
隣接 市町村 |
石狩振興局 札幌市 石狩郡:当別町 空知総合振興局 樺戸郡:新十津川町 留萌振興局 増毛郡:増毛町 後志総合振興局 小樽市 |
札幌市の北に隣接するベッドタウンである。北海道一の大河:石狩川の河口があり、それにちなんで石狩という地名になった。なお、そもそも石狩川の名の由来が何だったかについては諸説ある。
元々は石狩郡に属する石狩町という町であったが、札幌市に隣接するという位置的要因により1980年頃から人口が急増。1995年の国勢調査の時点で人口が5万人を突破し、翌1996年9月1日に市制を施行し石狩市になった。なお、2005年頃が人口のピークで、それ以降は緩やかな減少傾向にある。
2005年10月1日には厚田郡厚田村と浜益郡浜益村を編入合併。これにより、かつて陸の孤島とまで言われた雄冬までを市域に含む、南北に細長い市となった。両村の名は、それぞれ石狩市の地域自治区「厚田区」「浜益区」として現在も残っている。
札幌のベッドタウンであると同時に石狩湾新港を擁する物流拠点でもあり、石狩湾新港周辺に工業団地を有する工業の街でもある。石狩鍋の発祥地でもあり、知名度はそれなりにあるが観光的な見どころははっきり言って皆無に近い。強いて挙げるなら雄冬岬とか石狩川河口にある灯台くらい。2021年に新港エリアにコストコがオープンして外部から訪れる人も増えたそうだが…
この他、さくらインターネットが石狩に大規模なデータセンターを持っている。気温が低く、活断層がなく、液状化のリスクが低いことなどが石狩を選ぶ決め手になったらしい…が、北海道胆振東部地震の際は例に漏れずブラックアウトのとばっちりを受け、メルカリが一時利用不可になるなどの障害が発生した。
交通
国道
道の駅
鉄道
石狩市は人口5万人を擁する都市でありながら、長らく鉄道空白地帯の状態が続いている。
かつては軽川駅(現在の手稲駅)までを結ぶ馬車鉄道があったが1940年廃止。以降、札幌市の麻生駅・栄町駅との間をモノレールで結ぶ案なども出されたが、未だに具体的な動きがないのが実情である。
港湾
日本海沿岸に石狩湾新港をはじめとした港湾がいくつかあるが、いずれも旅客扱いはしていない。海路で札幌方面へ向かう場合は苫小牧港か小樽港を利用することになる。
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関連項目
外部リンク
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