石田芳夫(いしだよしお)とは、日本の囲碁棋士である。
本因坊5連覇の功績により、現在は二十四世本因坊秀芳を名乗る。
概要
木谷實九段門下。兄弟子に大竹英雄。弟弟子に加藤正夫・趙治勲・武宮正樹・小林光一・小林覚がいる。
若い頃はギターをジャカジャカ流しながら対局場に現れ、「チャオ!」と挨拶するファンキー碁打ちだった(嘘)
でも本因坊タイトルを取った時、ギターを引いているトコを写真に取られて
「現代の本因坊はこんなんです」
なんて記事を書かれたりはしてた(これは本当)
調子にのって日本コロムビアからレコードを出している。(これも本当)
現在は自身の経営する碁サロンで講師をしたり、
NHKの解説に呼ばれたりしてる。
実は引退したいらしいが、後援会がやめさせてくれないとかなんとかいう噂もあry
NHK杯の解説には定評があり、
辛口のコメントに加え、中盤以降も厚みや地合を的確に数字で伝えるなど
視聴者を飽きさせない。
棋風 棋歴
地に辛く、過去よく両33などの布石を試した。
また、正確な形成判断能力や、計算されたヨセで碁を制する棋風から「コンピュータ」の異名を持つ。
この事は、石田本人から
碁の勉強をしているのを高川格先生が見て、そういい始めたのが始まりではないかとコメントしている。
名門・木谷門下でも特に加藤正夫・武宮正樹両先生と並び、木谷三羽烏と呼ばれ、
大いに期待されていた。
最盛期は脂ののった林海峰をやぶり、当時の史上最年少本因坊(22歳10ヶ月)になり、
史上3人目の名人本因坊にオマケで王座タイトル付き三冠という、
すさまじい活躍をする。
それ以降も天元タイトルやNHK杯などを獲得する。
二十四世本因坊FM-8と呼んであげよう。
トリビア
- NHK史上初(100年後もあってほしくない)の、アタリに石を突っ込む事件の対局者である。
実戦は終局までいく微妙な形成だったようだが、(ちょっと石田先生が悪いか?くらいだったようだ)
対局相手の中野泰宏九段が「ヨセの計算で頭がいっぱいだった」事により、自分の石のダメを自ら詰めてしまう。
石田先生がそれを「?」みたいな表情で取った所で中野投了。超大逆転。
しばらく必死に笑いを堪えていた。 - 氏が立会人を勤めた王立誠棋聖vs柳時薫挑戦者の対局で、
終局処理の最中のダメ詰めで王棋聖がダメの詰まった石を抜く珍事が発生した。
囲碁史上初のビデオ判定採用の瞬間である。 - 若い頃はビックマウスだったらしく、
対局前の記者会見やNHKの解説などで結構でかい事を言っていた。 - でも小学6年の時にホームシックから木谷道場から脱走したり、けっこうかわいい事してる
関連動画
ダイジェスト版 実際の棋譜
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関連項目
外部リンク
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E8%8A%B3%E5%A4%AB