概要
元電気グルーヴのメンバー。1969年生まれ、北海道出身。通称まりん。
1991年に電気グルーヴに加入。当時は良徳砂原 (よしとくすなはら) を名乗っていた。
電気グルーヴでの砂原の楽曲はアナログシンセによるダンスサウンドが主体だったが、1995年にリリースしたソロデビューアルバム「CROSSOVER」ではサンプリングサウンドを駆使した独特の世界を展開した。また架空の地下空港をテーマにしたコンセプトアルバム「TAKE OFF AND LANDING」等もリリースしている。
1999年に音楽性のズレと病気療養の為に電気グルーヴを脱退。以降「ノイローゼがこじれた」「多額の借金を抱えていたので飛んでもらった」「惜しい人を亡くしたね」「でもまりん死んじゃったからなあ」等、卓球や瀧には散々な言われようだが決して喧嘩別れではない。実際、「The Last Supper」、電気グルーヴ×スチャダラパーの楽曲製作に参加したり2008年のライブにゲストとして登場する等、現在も電気グルーヴの作品に大きく関わっている。脱退後にリリースしたアルバム「LOVEBEAT」は「CROSSOVER」等と異なり、シンプルなテクノサウンドで構成されている。
「砂原良徳」名義以外でのソロ活動としては東京クラフトワーク、2600MEN DRUMMERS等があり、また他アーティストとのユニット活動としてMIDNIGHT BOWLERS等がある。他アーティストのリミックス作品も多く、電気グルーヴ×スチャダラパーの他、YMO、小林亜星、コーネリアス、GREAT3、矢野顕子、RIP SLYME、テイ・トウワ、コールドカット等のリミックスを製作している。またACO、SUPERCAR等の楽曲プロデュースも手掛けている。
電気グルーヴ時代から現在に至るまで原則的に歌は歌っていない。理由はアレだからである。数少ない歌唱曲である『ハングマン』(『DRILL KING ANTHOLOGY』収録)と『ママケーキ』『(Orange』収録)にて歌声が聴けるので、アレの意味がわからない人は一度聴けばわかる。(ちなみに『ママケーキ』では曲冒頭と最後で半笑いで歌っている)
2007年にこれまでの楽曲、リミックス曲を集めたベストアルバム「WORKS '95-'05」をリリースした。
YMOとクラフトワークの大ファンとして知られており、クイズ番組「カルトQ」のYMOカルトの回に出場し、優勝した経験がある。また、かなりのゲームマニアでもあり基板収集を趣味としていたこともある。
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まりん……砂原良徳以外の動画 (チョロQマリン、ハイパー海物語等) もヒットする。
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関連項目
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