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破烈の人形とは、ファイブスター物語(FSS・F.S.S.)に登場するクバルカン法国のモーターヘッド(MH・電気騎士)及びゴティックメード（GTM）を指す。星団三大MHまたはGTMの一つとして知られており、MHとしての正式名は「S.S.I.クバルカン(KULVULCAN)」である。
FSSの他のMH同様に、BangDoll(バンドール・バングドール・破烈の人形)、Bang(バング)、踊る人形、S.S.I.など様々な呼称が存在する。
概要
MH S.S.I.クバルカン
クバルカン法国の旗機MHで、宮殿騎士団は半司祭半騎士であるルーン騎士団が勤める。FSS内では2990年に筆頭騎士であるミューズ・バン・レイバック枢機卿と、バランシェファティマである静の二人で駆るMHとして登場し、スタイルの良さから数あるMHでも屈指の人気を誇っている。なおエンブレムとして換字式暗号として有名な踊る人形に似たマーク＜4巻末のエンブレム＞を持っており、実際カステポーの預り屋の主人はエンブレムを見て踊る人形とも言っている。
ジョーカー太陽星団暦2990年時の勢力表＜1巻資料＞には当初137騎とされていたが、3000-3100時パワーバランス＜9巻資料＞からわずか数騎しかいない事が判っているが、その後一時代ごとに数機生産されているということにで累計ではかなりの数が存在しているということになり、設定面での変更が多い機体でもある。
「ひゃ・・・ひゃくごじゅうねんもこれやっとって・・・初めて・・・見・・・た」
- カステポーギルドのオヤジ(シケルブ・ユキノジョウ)談
「しっ・・・信じられん・・・クバルカンの超機密兵器が・・・目の前に・・・！」
- メヨーヨ朝廷 教練師団司令談
星団三大MHでありながら、A-TOLL(エイトール・アトール)、SIREN(サイレン・北の魔人)と比べ数が少ない上に実際のデータは機密扱いされている事から、激レア騎として有名である。機体自体にも専用の可変型のフレームを用いており、収納性を上げ・格好悪くなり・音までださい形態へと変形することで機密保持と隠密性を高めることが出来る。
尚、最新設定では、破裂の人形とS.S.I.クバルカンは厳密には別の機体であり、破裂の人形はミューズの乗機ただ一機であり、それ以外は破裂の人形を元に、ストーイ博士ことエルディアイ・ツバンヒが改めて設計製作した物であるらしい。
尚、オリジナルである破裂の人形はAD世紀の頃からツバンヒ自身が乗機とした機体であるらしく、本来はAKDのA.U.G.E.と同様にモーターヘッドではなくマシンメサイアに分類すべき物なのかも知れない。
GTM マークIII リッタージェット
2013年の設定の大改変以降の"破烈の人形"であり、同じくクバルカン法国のGTM。概ね設定はMH時代に準ずるが、飛行形態への変形機能を持っている。
連載再開に先駆けて『花の詩女ゴティックメード』にも登場しており、劇場内に爆音を響かせていた。
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関連項目
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