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祖堅正慶とは、スクウェア・エニックス所属のサウンドデザイナー兼コンポーザーである。
本人曰く、本業は「にぎやか士」にしてオタマトーン演奏者。
「ファイナルファンタジーXIV」「ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼア」のサウンドディレクションを担当。
また「ロードオブヴァーミリオン」シリーズのサウンドデザインも担当している。
概要
メキシコで生まれ、後に家族と共に東京に移住。
父・方正氏はNHK交響楽団で首席トランペット奏者をつとめ、2001年設立の琉球交響楽団初代代表を務めた。「組曲『ドラゴンクエストI・II』」収録にも参加しており、父の死後にその事を知って驚いたと語っている。また母は自宅でエレクトーンとピアノの教室を営んでいたという。
東京理科大学を卒業後、1999年にスクウェア（現スクウェア・エニックス）に入社。
「かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄」（2002年）にサウンドデザインとして参加。
その後も「ドラッグオンドラグーン2」「ナナシノゲエム」などに参加している。
2017年には「ファイナルファンタジーXIV」が「ビデオゲームで最も多くのオリジナルサウンドトラックを持つタイトル」として、ギネス世界記録に認定。
2014年に結成されたオフィシャルバンド「THE PRIMALS」に参加し、アルバム発表やライブツアーを行っている。
そのサウンドに魅了されたファンは多く、中には「正慶の女」を名乗る有志一同が実在。イベントや誕生日にはフラワースタンドやプレゼントを送っている。なおメンバーは女性限定ではなくむしろ男性が多いとか何とか。
大のニーソ好き。好きが高じてツイッターアカウント
名が「ニー祖堅」となっている。
SQUARE ENIX MUSIC BLOG内で落下するダラガブを俺が止める！と宣言したが、第4回プロデューサーレターライブ・直前テスト放送にて阻止に失敗したことを告白した。
その模様は上記リンクで是非ご覧になって頂きたい。
からあげクン愛好家としても知られ、Twitterではちょいちょいドハマりしている様子が見受けられる。
2019年にローソンとコラボした「にんにく焦がしマー油味（リミットブレイクフレイバー）」が発売されたが、商品開発にも参加して味をジャッジしている様子が開発ブログで公開された。
2021年に発売された「光と闇のクリスタル味（ペッパータルタルソース味）」の監修も行っている。
2021年5月15-16日に開催された「ファイナルファンタジーXIV デジタルファンフェスティバル 2021」ではDAY1のピアノライブおよびDAY2のTHE PRIMALSライブに登場。
DAY2エンディングにおいて、昨年3月にがんが発覚していた事を公表。入院中でも作業できる特別体制の中で10月まで入院治療を行った結果、現在は予後も良くほぼ寛解したという報告がなされた。
Twitter上では労わりと感謝を込めたハッシュタグ「#WELCOMEBACKSOKEN」がトレンド入りを果たし、海外勢が「がん（Cancer）と戦ったSokenの健康と長寿を祈る」として大カニ「死顔の簒奪者「キャンサー」」の討伐FATEに多数参戦するなど、大きな話題となった。
約2年周期位で開催される「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル」のピアノライブでは、毎回のように「オタマトーン」を使ってピアノ演奏と共演するのが定例となっている。
なお、同作品のサウンド班メンバーから「練習しないで本番やってくれ」と釘を差されていて、何故かいきなり本番で演奏させられている模様。それでも非常に上手く演奏する為、当人のセンスがいかに素晴らしいかわかるところでもある。
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関連項目
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- 編集内容についての説明/コメント:
オタマトーン演奏していることについて追記。なお奏者とまではいかない（特定イベントのみで演奏している）が公式放送で演奏しているため追記した。
