神は沈黙せずとは、山本弘によるSF小説である。2004年版『SFが読みたい!』にて国内部門第三位獲得 [1]。
概要
当作は「科学的にありえる神」を厖大な情報を基に論理的に描いたハードSFであり、長らくライトノベル畑で活躍してきた著者渾身の大作である。
2003年10月、角川書店より書下長篇として発表。2006年11月文庫化 (上下分冊)。
あらすじ
幼き頃天災で両親を亡くし、以来神への不信を懐いていたフリーライターの優歌。仕事の上で超常現象体験者と話をするうちに彼女もまた、カルト教団潜入中超自然現象に遭遇してしまう。何故科学で説明の付かない現象が起こり得るのか。これを解明かす為AI / Alife研究者で優歌の兄、良輔が打立てたとある仮説。それは急激に多発し始めた超常現象、そして世界の仕組を見事に説明出来るかに思われたが……
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関連項目
脚注
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