概要
2006年3月に神埼町を中心とし、千代田町、脊振村が合併し、市となった。人口約33,000人。
『神埼』の項目にもあるが、『神崎』と間違われやすい。『神埼』の『埼』は『埼玉』の『埼』と覚えてほしい。
人口1000人余りの脊振村が『脊振町』に昇格した。三瀬村は佐賀市に合併しても三瀬村のままである。
神埼駅から吉野ヶ里遺跡に徒歩で行ける。吉野ヶ里遺跡には昔、卑弥呼がいたという説があったが、現在では『一つのクニ』として取り上げられることが多い。なお、弥生時代の遺跡として教科書にたびたび登場する。吉野ヶ里町をまたいで遺跡は存在する。
市内には『九年庵』という日本庭園があり、普段は庭園の厳重な管理によって立ち入ることができないが、勤労感謝の日付近の9日間を対象に『紅葉の名所』として開放している。紅葉はこの九年庵のほか、仁比山神社でも楽しむことができる。
神埼と言ったらそうめんである。『神埼そうめん』は全国でも有数の名物そうめんの一つに入る。食べるとうまい。
また、千代田町域では菱の実の収穫が盛んである。「ハンギー」というたらいの船に乗り、収穫する。しかし、近年は他の水草の影響で収穫が少なくなっている。
なお、地名豆知識なのだが、千代田町には『姉』という地名があり、バス停にも『姉』が存在する。近くには『姉 入口』と書かれた看板もあり、すごいカオスな状態である。もちろん、『姉』在住でも姉がいない兄弟はいる。神埼町には『姉川』という地名がある。
神埼高校は甲子園に春1回、夏1回出場し、神埼清明高校は男子新体操部の名門として知られている。神埼清明の男子新体操は佐賀女子高校の女子新体操部に負けないくらい演技が素晴らしい。
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ハンギーで菱の実を収穫する映像が『ひびじょん』にて紹介されている。
関連項目
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