神無月の巫女とは、介錯による少女同士の百合漫画作品である。「月刊少年エース」に2004年から2005年まで連載されていた。また2004年10月よりアニメ(UHFアニメ)化された。
またアニメシリーズ構成担当の植竹須美男による小説「姫神の巫女~千ノ華万華鏡~」を原案としたスピンオフ作品「姫神の巫女」が2020年5月27日発売の電撃マオウ7月号より2022年1月号(2021年11月27日発売)まで連載された。単行本は全3巻。
概要
少女2人の百合的感情を軸に少年1人を交えた、三角関係の愛憎劇をメインストーリーとして、更には巨大ロボットや輪廻転生などの要素も含んだ内容となっている。
漫画版とアニメ版では結末が異なる他、漫画版にはオロチ衆の過去が全く描かれなかった(この為、オロチ衆は完全に脇役扱いになってしまっている)。
なお、オロチ衆に苗字が存在せず、名前にも漢字が使われていないのは原作者曰く姫子と千歌音の関係に主軸を置く為、意味を持たせないとのことである。
本作に先立って発表された『十字架トライアングル』を原型とする。
あらすじ
『剣神天群雲』(ケンシンアメノムラクモ)が眠る、今は朽ちて誰もその存在を知らない月の社から物語は始まる……
まほろばの村にある私立『乙橘学園』に通っている普通の女子高生『来栖川姫子』、学園のアイドル『姫宮千歌音』、姫子に想いを寄せるもう一人の学園のアイドルで幼馴染の『大神ソウマ』の3人は、平穏な毎日を享受していた。
ある日、日食の黒い太陽が照らす中で16歳の誕生日を迎えた姫子と千歌音は、遠い過去に邪神『オロチ』を封印した陽の巫女と月の巫女ということが判明し、オロチの眷属たる『オロチ衆』に命を狙われる。
実はオロチ衆であったソウマ自身も覚醒するが、大事な人である姫子を守る為、オロチ衆に叛旗を翻すのだった。
ニコニコ動画においては
角川書店やスクウェア・エニックスなどの漫画雑誌で活躍し知名度も高い介錯先生の作品。
百合好きにはこの作品に強い愛着を持つ人も多い。
ニコニコでは、アニメのエンディングの一枚絵を、ほかの作品の女性キャラ(あるいは男性キャラ)に置き換えたパロが多数upされている。→神無月の巫女EDパロ
主な登場人物
主な楽曲
- Re-sublimity - オープニング曲
- 歌:KOTOKO / 作詞:KOTOKO / 作曲・編曲:高瀬一矢
- agony - エンディング曲
- 歌:KOTOKO / 作詞:KOTOKO / 作曲・編曲:中沢伴行
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連リンク
関連項目
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