神田明神は、東京都千代田区に鎮座する、規模的には大きな神社である。巫女さん常勤。なお、正式名称は「神田神社」
概要
御祭神は、
ITの神様らしく、公式のホームページと公式ブログを開設しており、年中の行事など様々なことが掲載されている。神社についてはそちらを参照されると詳しい。そのためここでは、由緒などは割愛する。
都心にあるためか、TVニュースなどで写ることも多い。アニメ版の「かなめも」の背景として登場している模様。
最近は「ラブライブ!」にも登場するようになっている。アニメ版では東條希が巫女の手伝いをしている設定。
2014年12月31日には海洋堂から人生指針神話くじ付きの縁起物のフィギュアカプセルトイ(1回400円)が登場しており(内容:絵馬[まさかど様]、絵馬[ラブライブ!]、熊手、社殿提灯、だいこく様、鳳凰、巫女さん)、神田明神を含めた秋葉原地区に設置されている。
公式マスコットキャラクターは『江戸っ子「みこしー」』、公式アイドルは『ラブライブ!』の東條希(リンク)。
神田祭
例大祭の時期に「神田祭」が行われており、これが江戸から続く大きなお祭りである。隔年で大祭と蔭祭が交互に行われる。大祭の時は神幸祭(土曜日)と神輿宮入(日曜日)が行われる。
京都・八坂神社の祇園祭、大阪・大阪天満宮の天神祭とともに日本三大祭りの一つに数えられる。
土曜日の神幸祭では、鳳輦・神輿を中心とする氏子町内をひたすらまわった後、最後に秋葉原をまわって宮入となる。秋葉原を通過する辺りが附け祭りが最も多くなり賑やかであり、また行列の中に巫女さんがいるため秋葉原で神社関係の巫女さんを見ることができる数少ないチャンスでもある。ちなみに、2005年の神幸祭では、秋葉原駅前で巫女舞(豊栄の舞)も奉納されていたが、2007年の神幸祭では行われなかった。
2009年の神幸祭では、附け祭に「ケロロ軍曹」の曳きもの(正確には、軍曹率いるケロロ小隊)が出されていた。これは、最近事件や不況の影響で元気が無くなっているアキバに元気を取り戻そう!と言うことで企画されたものである。(公式ページより)
日曜日の宮入は、たくさんの神輿と大勢の人でにぎわい、2007年までの例では、中央通りとともに明神通りも歩行者天国となっていた。
2009年は大祭の年であり、2009年5月10日が神輿宮入であった。その当時、秋葉原の中央通りの歩行者天国は中止されていたが、宮入の日だけは一時的に交通規制がされ、約1年ぶりに道路上が歩行者で賑わっていた。なお明神通りは事前に交通規制が告知されていたが、中央通りの方は特に告知はなかったようである。
このほかにも神社周辺で、神田祭関係のいろいろな行事が行われるが、2009年の神田祭プレイベント「和楽の集い」は秋葉原のLIVE PARK IN AKIBAで行われていた。
2011年については東日本大震災があった影響で中止となったが、2013年については無事に開催された。
2015年については、遷座400年記念として、5月9日に神幸祭が、10日に神輿宮入が開催された。インターネットで神輿宮入の様子が中継され、スペシャルゲストとして『えとたま』からイヌたん役の本多真梨子、ピヨたん役の佐々木未来、『ラブライブ!』から東條希役の楠田亜衣奈(シークレット)が出演した。
「ラブライブ!」とのコラボレーションも決定しており、既に描きおろしのポスターも公開されている。また、これに関してグッズ類も販売されている。
明神様≒萌神様
神田明神は秋葉原地域の氏神様であり、その影響で他の神社にはない特色を持つ。そのうちの幾つかを以下に列挙する。なお萌えの神様であるかもしれないことは、公式ブログにおいても半公認である。
- CPUやメモリチップを模した、パソコン用のITお守りを置いている。
- 犬夜叉のお守り置いている。
- ケロロ軍曹のお守り置いている。既に軍曹に侵略されたらしい。(なお同様のお守りは赤間神宮にも置いてある。)
- 休憩所に「アキバ通」を置いていた。
- 神社が発行している「明神さんとビジネスマンの心をつなぐマガジン-Mind」の第2号の表紙はメイドさんの写真だった。
- 2007年に神田祭HP上での行列・神輿のナビゲーションキャラクターとして巫女装束姿の「月島もえ」(「もえがく」のヒロイン)が採用されている。神田祭の時に神社境内に設置されたバルーンにも描かれていた。公式ブログ上に「もえがく」へのリンクがあるのはそのため。
- 2008年8月2日の「うち水っ娘大集合」に協力し、境内でメイドさん・コスプレイヤーに巫女さんまで加わって打ち水の成功を祈願してお祓いを行った。その光景はかなりカオスであったらしい。
- ここ数年「巫女さん入門講座」を毎年夏に行っている。理由は、「秋葉原にコスプレの変な巫女が増えたから、本当の巫女さんを知って欲しくて」らしい。
- 2008年10月18日に、AKB48がヒット祈願のために訪れた。なお、商売繁盛の神様であるため、有名人が訪れることは珍しいことではないらしい。
- 2009年4月26日、アキバのいろいろなものを結球したアキバMIKOSHIが「アキバを担ごう会」によって作成され、それがメイドさんや神輿連の人々によって担がれ、神田明神に宮入を果たした。
- 「ラブライブ!」とのコラボキャンペーンとして、キャラクターに対応した店舗でグッズを集める企画が実施されたが、東條希に対応する場所として神田明神がキャンペーンに参加していた。
- 2014年11月22日、「ラブライブ!」の登場人物である東條希が描かれた絵馬の授与を開始。翌日には初回分がなくなった。さらには25日には同じく東條希が描かれた御守の授与を開始。12月28日には「ラブライブ!」のユニットグループであるμ'sのキャラクターが描かれたポチ袋まで登場。先述した通り、カプセルトイについても一部が「ラブライブ!」とのコラボとなっている。
- 「ラブライブ!」の絵馬をなぜか靖国神社の「全国神社奉納絵馬展」に持って行き、普通の羊年仕様の絵馬と一緒に展示した。
- 前述の通り、2015年の神田祭では「ラブライブ!」とのコラボレーションが決定している。
- 神田明神モバイルのキャラクターズに2015年2月16日に「はつほ」と言う巫女が追加されたが、設定に「ラブライブ!を観て神田明神にやってきた。」と書かれている(ちなみにキャラクターズは設定が変なキャラクターばかりなので一度見てみる価値はあるかも)。
- 2015年春アニメである「えとたま」ともコラボレーションが決定し、神田明神にて先行上映会が行われたほか、コラボ絵馬、お守りも販売されている。
上記などから絵馬はアニメキャラクターなどのイラストが描かれた「痛絵馬」が奉納されることが多く、中にはプロが描いたものもある。従来の絵馬掛けでは場所が足りなくなったからか、2013年ころから絵馬掛けが増設されている。
交通アクセス
鉄道
- JR中央線快速、中央・総武線各駅停車 御茶ノ水駅(聖橋口)から徒歩5分
- 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番出口)から徒歩5分
- 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出口)から徒歩5分
- 都営地下鉄新宿線 小川町駅(B3a出口)から徒歩6分
- 東京メトロ銀座線 末広町駅(1・3番出口)から徒歩5分
- JR山手線、京浜東北線 秋葉原駅(電気街口)から徒歩7分
- 東京メトロ日比谷線 秋葉原駅(3番出口)から徒歩7分
- つくばエクスプレス 秋葉原駅(A1出口)から徒歩7分
※神田駅(JR山手線、京浜東北線、中央線快速、東京メトロ銀座線)は最寄り駅ではありません。
都営バス
自動車
駐車場は神田明神に若干数あり。付近の秋葉原UDX、秋葉原ダイビルに駐車場あり。
関連動画
関連項目
外部リンク
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