神聖かまってちゃんとは、の子(Vo&Gt及び作詞作曲)、mono(リーダー、key)、みさこ(Dr&Cho)、旧メンバーのちばぎん(Ba&Cho)で構成されたメジャーバンドである。
略歴
- の子、monoの前身バンド「びばるげばる書店」を経て、2008年頃から活動開始。後述の動画配信などで注目を集める。
- 2009年、1600組の応募バンドの中から選ばれ一般公募枠で「SUMMER SONIC 09」に出演するものの、一曲で終了。
- 2010年3月、初CD作品となるインディーズミニアルバムミニアルバム「友だちを殺してまで。」をリリース。
- 2010年5月、ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューすることを発表。これに先駆け7月7日に1stシングル「夕方のピアノ」をインディーズで4000枚限定リリース。
- 2010年6月12日、雑誌「クイック・ジャパン vol.90」にて巻頭表紙特集が40ページにわたって掲載される。
- 2010年8月20日、テレビ東京系ドラマ「モテキ」第6話で「ロックンロールは鳴り止まないっ」が使われる
- 2010年9月19日、ニコニコ生放送にて初の公式生放送
。
- 2010年11月19日、monoがワンマンライブ終了後に楽屋の壁を拳で殴りつけ右手を骨折し全治1カ月。
- 2010年12月、ワーナーから「つまんね」、インディーズから「みんな死ね」の2枚のアルバムを同時リリース。
- 2011年2月25日、HMV主催のライブイベント「HMV THE 2MAN ~みんな仲良くできるかな?編~『ももクロとかまってちゃん』」が開催。ももいろクローバーとの異色のツーマンライブ。
- 2011年4月に国技館ワンマンライブを行う予定だったが、東日本大震災の影響により中止。予定を変更し4月から6月にかけて全国8都市を回るフリーライブツアーを敢行した。
- 2011年4月2日、神聖かまってちゃんをテーマにした映画「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」(入江悠監督)が劇場公開。5月8日からはiTunes Store限定でサウンドトラックが配信された。
- 2011年4月27日、TBS系アニメ「電波女と青春男」のコラボレーションシングル「Os-宇宙人」が「エリオをかまってちゃん」名義でリリース
- 2011年5月8日、NHK教育「ETV特集」で神聖かまってちゃんのドキュメンタリーが放送。
- 2011年8月29日、TBSの番組「カミスン!」に初のテレビ生出演。の子の言動が放送事故レベルとして痛いニュース
などで取り上げられる。
- 2011年8月31日、アルバム「8月32日へ」をリリース。
- 2011年11月25日、「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」がDVD・Blu-rayで発売。
- 2012年1月1日17:00、特設サイト「http://gantan.info/」にて「重大発表」をする予定だったが、準備不足のため延期。
- 2012年3月28日、B.B.クィーンズとのコラボユニット「B.B.かまってちゃん」名義によるスプリットシングル「夢のENDはいつも目覚まし!」をリリース。
- 2012年7月25日、電気グルーヴとのツーマンライブ「電気グルーヴ vs 神聖かまってちゃん」が東京・LIQUIDROOM ebisuで開催。
- 2012年8月4日、フジテレビバラエティ番組『アーホ!』」に出演。
- 2012年10月10日、メジャー初となるシングル「知恵ちゃんの聖書」を発売。
- 2012年11月14日、5thアルバム「楽しいね」発売。
- 2013年3月、mono結婚予定。
- 2019年5月、ちばぎんが2020年にメンバー脱退を発表。
神聖かまってちゃんとストリーミング配信
バンド活動と併行してスティッカム、PeerCast、ニコ生などによる動画配信を行ってきた。
この動画配信によりネットの一部で注目を集め、ニコニコ動画やYouTubeなどでは配信映像の録画やオリジナル曲のPV動画などがアップされている。また、Live映像をニコ生で生中継するなどの活動も行っており、配信をみたリスナーが実際にライブへ足を運んだりもしている。
メンバーである「の子」は単独で、ヘルメット、イーモバイル搭載ノートパソコン、ウェブカメラ、マイクという異様な姿でpeercastによる渋谷で路上ライブ配信を行い、注意しにきた警察とモメるなど、常人には理解しがたい奇想天外な行動をみせている。
また彼らは、同じpeercast配信者である干物との交流もあり、干物は彼らの生Liveを見に行きケーキを差し入れるなどもしている。Live後のpeercast配信で、の子はバンドメンバーに見守られる中、干物にお礼を言うためにスカイプをかけ、お礼と共にデートに誘うなどをし、数日後二人は実際にデートをしている。驚くべきことにそのデートはすべてpeercastで全世界に生中継され、最後は夜のお台場の観覧車で、の子が「愛してるー!」と叫びながら干物を抱き寄せ・・・っという逸話もある。
神聖かまってちゃんの音楽
そんな行動、外見とは裏腹に、の子が作る曲には、近年の邦楽とはまた別色の魅力がある。
の子の個人的な日々の衝動性をそのままぶつけたような音楽と歌詞は、実際の生活から出てきた本物の音楽であり、そのメロディーと歌詞には新しさがあった。
ニコニコ動画でもデビュー発表前から、彼らの動画には熱いコメントが多数よせられ、賛否両論ながらその才能は確かなものであるという声も多かった。
各音楽誌の2010年の音楽業界を総括する特集では、神聖かまってちゃんとが大きく取り上げられたが、既存の枠にとらわれないかまってちゃんをどう評価していいのか各誌で戸惑っているような記事が多い。
しかし、業界の流行りがデタッチメントからコミットメントに移り変わっていたこと、デビューに至る経緯が業界の既存のレールから外れていたことなどから、音楽メディアが神聖かまってちゃんを正当に評価できたとは言えそうにない。
その後の日本のロックの惨憺たる現状を見るにつけ、神聖かまってちゃん、andymori、毛皮のマリーズ、チャットモンチーなどによって生まれかけていた新しい日本のロックは、洋楽との距離でしか価値を測れない既存の日本の音楽メディアの牙城を打ち崩すことはできなかったといえるように思える。
美しく構成されたメロディーと、僕らの生活とはかけ離れた言葉で作られた、現実を美化し物語化する完成度の高い音楽もあって当然良いのだが、それとは違う音楽もあるべきだったのではないだろうか。
ちなみに、オリジナル曲のPVも自分たちで撮影、編集している。
「23才の夏休み」、「夜空の虫とどこまでも」、「ばぐったのーみそ」はmF247で無料ダウンロードすることができる。
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