《神聖竜(しんせいりゅう) セイントブロー・ドラゴン》とは、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するカードである。
スペック
Gユニット
クラン:ロイヤルパラディン 種族:コスモドラゴン
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】:[あなたのGゾーンから裏の「神聖竜 セイントブロー・ドラゴン」を1枚選び、表にする] そのターン中、あなたのリアガード1枚につき、このユニットのパワー+3000。あなたのGゾーンの表のカードが2枚以上で、あなたのリアガードが2枚以上なら、そのターン中、このユニットのクリティカル+1。そのターン中、この能力は使えなくなる。
守護竜が留まる別空間への門を、数千年以上守護したという名も無き白竜の戦士。
門とその力が邪悪なる者の手に渡らないよう、ひいては歴史の表舞台に晒される事の無いよう、長き生涯の全てをこれの守護に捧げたという。
この任にあたる直前、守護竜より賜った聖剣を自身の命以上に大切にしていた為、これを使わず己の拳のみで戦い続けた事が、名前の無い彼に「セイントブロー」という呼称が付けられた要因だとされている。
門を破壊するべく侵略してきた総勢数万の竜の軍勢を相手取った最後の戦の時、彼は初めて剣を抜き放ち、自らの体に突き立てた。
結果、生物の身には余る守護竜の力を宿し、幾万の竜をたった一人で退けるも、代償としてその身体と力を失う事になる。
その魂は人に宿り、後に「白竜王」の意思を継ぐ戦士達の開祖となった、という説もあるが、あくまで学者達の見解の一つであり、真偽は定かでない。
「ここは聖域。正義たることが力となる。」(RRR版)
「注ぎこめ。 お前の全てを!」(SP版)
概要
2014年12月5日正式発売の「時空超越」にて収録されたGユニット。レアリティはRRR(SP有り)。
単純に展開すればするだけアタック時のパワーを上げることができ、条件を満たせばクリティカルも上昇する。
Gユニットの能力で最低24000は確保できているパワーがさらに上がることになる。
リアガード5体をフルに展開しきればパワー+15000。
ハーツの素のパワーが11000ならば、パワー合計は単体で41000に達し、ブーストをを加えれば51000ライン展開も夢ではない。
クリティカルを得るにはGゾーンの表のカードが2枚必要。このカードの効果を使用した時点で1枚表になるので、先に1枚表にしておく必要があるので、《朧の聖騎士 ガブレード》ないし《閃火の聖騎士 サムイル》、或いはデッキ専用Gユニットで相手を追い詰めてから使用したい。
ダメージを意図的に抑えている相手には強烈な押し込みになるのは間違いない。ヒールトリガーが出てもそれを貫いて相手を倒し切れるクリティカル上昇は終盤に於いても無駄にならない。
このカードの何よりの長所は、コストがGゾーンの同名カードを表にするだけという極めて軽いコストで効果を放てること。
それ故に、展開でリソースが枯渇した状態から必殺級の火力を放つことができるのは大きな利点である。
たとえ呪縛や退却効果などでリアガードが削られても、クリティカル条件のリアガード2枚を確保することは容易。超越ができる状態ならば大抵の状況でフィニッシュを狙うことができるのは、完全ガードに対抗する手段がない攻撃であることを差し置いても重要なものとなる。
むしろこのカードの攻撃は完全ガードを使用しなければガードは困難。消耗したところで、リアガードにトリガーを振られてガードできなくなった、という事態も多発する。
総じて、危険な状況からでもフィニッシュを行うことができるこのカードは、《ロイヤルパラディン》を組むなら是非とも入手したいカードである。
ちなみに、このカードのように「Gゾーンの同名カードをコストに発動する効果」を「Gペルソナブラスト」と呼ぶ。超越回数が減る代わりにか、強力な効果であることが多い。
メディアミックスにおける活躍
アニメ「ヴァンガードG」では坊ちゃま坊ちゃま坊ちゃまシオン綺場シオンが使用。
全国大会中でも使用しているカットがあり、第31話では初めて真っ当に使用されたが、この時は決定打を与え切ることができず敗北している。
真っ当に活躍したのは第33話「クロノvsシオン」。
終盤で超越、その高火力とクリティカル上昇で、クロノの手札でガードしきれないアタックを決め、4ダメージから一気に2点ダメージを与えてシオンに勝利をもたらした。
同話では剣に風を纏わせて攻撃している。
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関連項目
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