神道Pとは、VOCALOIDシリーズを用いて楽曲を発表しているP(プロデューサー)の一人である。
概要
元々コミックマーケット等での頒布を中心とした同人音楽活動を行っていたが、C72(2007年夏コミ)にてVOCALOID MEIKOを使用した楽曲のCDを発表したのがVOCALOID曲楽曲の初公開である(ただしこの時に頒布されたCDはショートバージョンを収めた試聴版CDのようなものだった)。後のC73(2007年冬コミ)では初音ミクも含めたフルアルバムを頒布する。
ニコニコ動画での初投稿は2008年1月13日。当初は前述のアルバムより抜き出したショートバージョンの投稿が中心だったが、途中から新曲のフルバージョンを投稿するようになっていった。
最新作は2012年8月4日投稿 「闇夜と月夜の狭間より」 。右は公開マイリスト。
命名の由来
当初のクレジットにおける制作者表記は「葉月ミハル」であった。
神道Pというプロデューサー名は、2008年5月投稿の「イソヨロズのまつり」にタグとしてつけられたものである。該当楽曲の歌詞中に、神道を連想させるキーワードが多く含まれていたためと推察される。
本人がこの名前を実際に使用したのは2009年1月投稿の「風と水の捧げ歌」が初であり、以降のクレジット表記は概ね「神道P(葉月ミハル)」もしくは「葉月ミハル(神道P)」のいずれかとなっている。
しかしながら、マイリストコメント中にて「神道Pの分際で割と不信心者」と述べている通り、本人と神道そのものには直接的な関連性は特に存在しない。
なお、ニコニコ動画におけるユーザー名はアカウント作成時より「caz」であったが、2010年10月頃より生放送を行うようになってから同名の別人との混同を避けるため「caz(神道P)」に変更した経緯がある。
作風
オリジナル曲を中心に投稿しており、作詞・作曲から動画制作まで一貫して行っている。
使用ボカロはミク・ルカが中心。楽曲の作風としては、やや民族調が多い傾向にあるが基本的に多様である。ただし恋愛をテーマとした歌詞は少なく、2009年11月投稿の「我在り、故に我想う」内の投稿者コメントでは「作詞18曲目(非ボカロ曲含む)にして初めて恋愛系の詞を作ろうとした」と述べている。
動画については、初期の頃は素材集や自前のイラストを組み合わせてPVを作成していたが、2009年7月投稿の「はちみりおん」にて初めてMMDを使用して以降、ほとんどの動画がMMDを使用したPV付きとなっている。また、動画中に何かしらの小ネタを挟むことが多い。
カバー曲(版権曲カバーもしくはセルフカバー)を投稿することもあり、その多くはいわゆるネタ動画である。
関連動画
・主な代表作
ユーザー生放送について
主に「VOCALOID生放送」コミュニティの生主の一人として活動している。
生主として活動する際は、基本的にユーザー名である「caz」を名乗っている。
また、同コミュにて行われる生放送中における視聴者としての言動から「連れ腹筋の人」「踏み台の人」と呼ばれることもある。
その他の活動
音楽活動以外に、自作の小説をWebサイトで公開したり、ラノベ系新人賞に応募するなどの活動も行っている。「葉月ミハル」という名前はこの際のペンネームに由来する。
関連項目・関連リンク
- れあねすろぐ: 本人のブログ
- Rareness#: 本人が主宰する同人音楽サークルのWebサイト
- ニコにうpしたもの倉庫: オフボーカル(カラオケ)音源mp3等が置かれている
- VOCALOIDのプロデューサーの一覧
- ユーザー生放送
関連コミュニティ
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