祟殺鱟翁(たたりごろし かぶとがにおきな)とは、架空の縁起が悪い人名である。
概要
X(SNS)において2025年に生み出された名前。初出の投稿が以下。
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https://twitter.com/napRoom1/status/1911550107801338340
「祟り」「殺し」と縁起の悪い漢字が並んでいるうえ、漢字の画数で姓名を占うWebサイト「姓名判断 彩」でも「大凶」が並んでしまうなど前途多難な名前となっている。それ以前に書くのが大変だったり初見で読めなかったりしそうだが…。
一字ずつ説明
- 祟
- 「たたり」、すなわち神仏や怨霊などが人間に災いをなすことを指す。
尊いことやあがめる(崇める)ことを指す「崇」とはよく似ているが異なる。怨霊が出て示すほうが祟りで、山を宗教的に捉えるほうが崇める。 - 祟 崇
- 性質上、名字や地名にはほぼ使われないほか、常用漢字や人名用漢字ではないため名前にも使えない。ちなみに「崇」のほうは名前に使われることがある。
- 殺
- 相手の命を奪い取ること。
こちらも性質上名字にはほぼ使われない。「殺雨
」という名字が実在するとも言われるが、初版執筆者が見つけられた情報源が「名字見聞録
」のみであり、本当に存在するかどうかは不明である。常用漢字であるため名付けには法的には使用可能だが、その強い忌の意味合いからほぼ使われていない。
なお、地名では「犬殺
」「女殺
」などが実在する。 - 鱟
- 動物のカブトガニを指す漢字。単に「カブトガニ」であれば毒はないが味は悪い。さらに近縁種でインドや東南アジアを中心に分布するマルオカブトガニには、フグで有名なテトロドトキシンという毒が含まれており、死亡事故も起こっている。
マイナーな字であるため名字や地名にはほぼ使われていない。ただし縁起については必ずしも悪いとまでは言えず、例えばオスとメスがぴったりくっついている姿から、愛媛県の東予地方の漁師の間などでは夫婦円満を示す縁起が良いものとして扱われていた。 - 翁
- 年老いた男性への敬称。竹取物語の「竹取の翁」が著名であるほか、現代では人名の後ろにつけて「~翁」として使うこともある。これ自体は丁寧な語とされるものの、縁起の良し悪しはそれほど意識されていない。
人名そのものにも稀に使用されることがあり、日本の名字に「翁」「翁田」のほか沖縄を中心に「翁長」があり、中国の名字にも「翁」が存在する。また、1976年生まれの劇作家に「藤沢文翁」、1610年生まれの薩摩藩の武士に「北郷翁久」、1817年生まれの武士・政治家に「大久保一翁」が存在する。
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