福良淳一単語

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福良淳一（ふくら　じゅんいち、1960年6月28日-）とは、宮崎県出身の元プロ野球選手である。現在はオリックス・バファローズのゼネラルマネージャー（ＧＭ）兼チーム編成部長を務める。

概要

オリックス・バファローズ #78 一軍監督
福良淳一
基本情報
国籍	日本
出身地	宮崎県東臼杵郡北浦町
生年月日	1960年6月28日
身長 体重	175cm 78kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	二塁手、三塁手
プロ入り	1985年ドラフト6位
引退	1997年
経歴
選手歴 宮崎県立延岡工業高等学校 大分鉄道管理局 阪急ブレーブス オリックス・ブレーブス オリックス・ブルーウェーブ(1985年-1997年) 監督・コーチ歴 オリックス・ブレーブス(1998年-1999年) 北海道日本ハムファイターズ(2005年-2012年) オリックス・バファローズ(2013年-)
プロ野球選手テンプレート

高校卒業後に大分鉄道管理局を経て1985年にドラフト6位で阪急ブレーブスに入団。
本人曰く当初は守備が下手だったようだが、阪急のコーチで現役時代は名遊撃手だった大橋穣から指導を受けて守備が向上し、1986年には二塁のレギュラーを掴んで122試合に出場し打率.309、12本塁打44打点の好成績を残す。

1988年は開幕時こそ打撃が不振だったが、5月頃から打率をぐんぐんあげていき、6月終了時点でリーグトップの打率を残し、松永浩美・高沢秀昭と激しい首位打者争いを繰り広げたが、最終的に福良が.320、松永が.326、高沢が.327という結果でベストナインには選ばれたものの首位打者には届かず、リーグ3位に終わった。
同年7月30日の西武ライオンズ戦では9回1アウト満塁の場面で山根和夫からサヨナラ満塁ホームランを放っている。

1993年、1994年にはそれぞれ31犠打、33犠打でリーグ最多犠打を記録。さらに94年は打率.301で6年ぶりにベストナインに選ばれている。
堅実な守備でもチームに貢献し、93年4月23日から94年7月31日にかけて日本記録となる836連続守備機会無失策を記録。同記録が途絶えた西武戦では自身の失策もあって4点のリードを許したが、その後福良が自ら同点適時打を打ち、逆転勝ちに成功している。

1995年は6月8日の日本ハム戦で本塁に突入した際に捕手と激突し、右膝十字靱帯を断裂したが9月には復帰し日本シリーズにも出場している。

1996年からは三塁手としての起用も増えたが、代打などでも活躍し初の日本一を経験。

1997年にはチームの若返りの方針もあって出場機会が減少。最後の試合となった10月10日のダイエー戦では6回裏に代打で登場し佐久本昌広からライト前ヒットを放ち、そのまま三塁の守備につく。
そして小林宏＆中嶋聡のバッテリーの「最後はサードの福良さんの所に打たせよう」という計らいにより、9回2アウトで柳田聖人のサードゴロを福良が処理して有終の美を飾った。

現役晩年は三塁を守ることも多かったが、二塁手としては通算守備率が.990と高い数値を維持している。
しかし同リーグには名手。辻発彦がいたため、ゴールデングラブは一度も手にすることが出来なかった。

引退後

引退後は1998年から2000年までオリックスにて2軍コーチやスカウトを、2005年からは日本ハムのコーチに就任し、2007年には二軍監督を務め糸井嘉男らを指導、2008年には一軍ヘッドコーチとなり、2009年にはヘッド兼任打撃コーチとして同年のリーグ優勝に貢献。2012年にヘッド専任となり、この年で日ハムを退団。

2013年からはオリックス・バファローズの1軍ヘッドコーチに就任。2015年6月2日から森脇浩司監督の休養に伴い監督代行を務め、シーズン終了までの89試合を42勝46敗1分で終え、東北楽天ゴールデンイーグルスを追い抜いて5位に終わった。

2016年から改めて監督に就任し、2018年まで３年間指揮を執る。
監督期間３年間のチーム成績は、16年:6位/17年:4位/18年:4位。代行時代の15年も含め、指揮を執った4年間全てで負け越してBクラスと、チームを浮上させることはできなかった。

2019年からは、チームに新設されたゼネラルマネージャー（ＧＭ）兼チーム編成部長に就任。チーム作りの全責任を負うこととなった。

通算打撃成績

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