秀知院学園とは、漫画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』に登場する架空の学校である。
概要
かつて貴族や士族を教育する機関として創立され、200年の歴史を持つ由緒正しい名門校。貴族制が廃止された今もなお、富豪名家に生まれ、将来国を背負うであろう人材が数多く就学している。幼等部から大学までの一貫校のため、生徒の多くは幼馴染であることが多い。
生徒の取り締まりは「生徒模範の手引き」に基づいて行われるが、近年では携帯電話の持ち込みが可能になったり、染髪も許可されるなど、ルールは緩くなっている。現在の生徒会長は白銀御行、副会長は四宮かぐやが務めている。
中等部は高等部より徒歩5分の距離にあり、近さ故に高等部へ訪れる後輩も少なくない。
授業・試験
基本的には学力重視だが、家庭科や体育などの授業も存在する。選択授業は1年時と2年時の前期・後期に4つの授業を選択する。書道・音楽・情報・美術のいずれかから選び、同じ科目は2回まで選択できる。授業はクラス混合で行われる。
試験は文理混合で年5回実施される。ランキング上位50名は貼り出されるため、注目されるのは言わずもがな。白銀は期末テストで学年1位を連続で獲得し、生徒の畏怖と敬意を集めることに成功した。
なお、平均点の半分以下は赤点となり、補修などの救済措置は一切無し。科目ごとに2回の赤点で欠点し、必修科目は落とすと留年が確定する。
校歌
週始めの朝礼で必ず斉唱されている。小等部から変わらず歌い続けるため、純院(生え抜き)の生徒はほぼ歌える(よって歌えないと大恥)。現在は一番のみ判明している。
高き空 仰ぎ見る
遠き富士の頂に
蒼い風に乗せ
届いているか この歌声己の弱さを識り奮励す
気高くも秀知の宿る瞳共に乗り越え 黄昏の闇
共に高みへ 進達の日々
歩みはいずれ辿り着く
イベント
パリの姉妹校があり、毎年交流会が開催される。夏休み前には生徒総会、10月には生徒会長を選出する生徒会選挙が行われ、新しい生徒会が始動する。その後は体育祭、冬休み前に奉心祭(文化祭)が催される。
カースト
家柄ヒエラルキー
特権階級 |
各界トップ |
官僚 宮仕え 大企業の役員 |
医者 中小企業社長 プロスポーツ選手 |
外部入学(一般人) |
秀知院学園は、生徒の99%が金持ちの子息・令嬢によって構成されており、外部入学はたった1%しかない。その結果、生徒達は自分と同ランクの家柄とコミュニティを築く傾向があり、そこに生じるパワーバランスは「家柄ヒエラルキー」と呼ばれている。外部入学の白銀が生徒会長まで登りつめたことが、いかにすごいか伺い知れるだろう。
部活動カースト
体育会系 |
卓球部 |
文化系 |
帰宅部 |
漫研(アニ研) |
秀知院学園に存在するもう一つのカースト。こちらは一般の学校と大差なく、基本的に体育会系が有利。体育会系に所属しているだけで、部内の実績を問わずモテる傾向がある。この不条理に対し文化系・帰宅部の面々は言葉にできない負の感情を抱いている。漫研は帰宅部以下というむごい有様。
主な生徒(連載開始時点)
高等部3年 |
高等部2年 |
高等部1年 |
中等部 |
関連動画
関連チャンネル
関連項目
- 5
- 0pt