穴熊とは、
この記事では2に関して記述する。
概要
王将が隅に作られる囲いの中に入る様が穴に籠る熊のようだということが名前の由来。
数ある将棋の囲いにおいて最も防備が固い囲いのひとつ。その分、組み上げるのに手数がかかるが、完成してしまえばその防備を崩すのは難しい。その硬さゆえに、残りの駒を大胆に運用することができるようになり、大駒を取られてもかまわないという果敢な攻めを展開することも可能になる。
その一方で、王将が隅にいて、端玉でもあるため、端攻めには弱い(「端玉には端歩」という格言がある)。囲いを破られたら逃げ場がないなどの弱点もある。また、組み上げるのに手数がかかるため、囲いが固まる前に相手に急戦されるとたちまち崩されてしまうこともある。
居飛車穴熊(通称イビアナ)は振り飛車の天敵と言われ、振り飛車は「居飛車側に固い囲いをさせない」ための対策を迫られるようになった。
その一つの答えが藤井猛による「藤井システム」である。上記の「穴熊は組み上げるのに手数がかかる」という特性を踏まえ、自分の囲いを省略してでも、相手の囲いが固くなる前に崩してしまうのである。
また、従来は振り飛車は角道を止めるのが当たり前とされていたが、敢えて角道を開けたままにし、いざとなれば固い囲いになる前にいつでも戦いを起こせるようにする戦法も流行してきている(ゴキゲン中飛車、早石田など)。
居飛車穴熊に組もうとするときは、こういう急戦策に注意しよう。
渡辺明二冠は対振り飛車での居飛車穴熊を得意としており、広瀬章人八段は四間飛車穴熊を得意にしている。
| 歩 | ||||||||
| 歩 | 歩 | 角 | 歩 | 歩 | 歩 | |||
| 香 | 銀 | 金 | 金 | 銀 | 香 | |||
| 玉 | 桂 | 金 | 金 | 桂 | 玉 |
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関連項目
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