究極概要
フィクション作品にて度々見かける、生命活動を行う生命体でありながら、魔法や科学技術など様々な超常的手段を用いて人間をはじめ他のあらゆる生物を「超えた」存在。
定義は出演作品によって様々だが、多くは「病気に発症せずあらゆる肉体的ダメージが瞬時に回復する肉体を持つ」「老いる事も死ぬ事も無く、若々しさを保ったまま永遠の時を生きる不老不死の存在」などといったもの。加えて、「他のあらゆる生物を凌駕する能力を持つ(=人間が何を持ち出しても絶対に勝てない)」ため他の種族と生存競争になれば確実に生き残り、食物連鎖なら人間を簡単に押しのけて頂点に立てる生命体、とも言えるだろうか。
悪魔や神といった、最初から生物とは異なる超常的存在に対しては用いられる事は無く(そもそも生命体とすら定義できない為)、大抵は普通の生物だった存在に対して当てはまるものとされる。
究極生命体というと多くは「ジョジョの奇妙な冒険」に登場したカーズが有名と思われるが、作中でもカーズはエイジャの赤石つき石仮面を使った事で元々持っていた柱の一族の力に加え全ての生物の能力を体現できるようになり、更に太陽という弱点を克服した事で人間が何をやっても絶対に倒せない存在となった。(ジョセフの最後の命懸けの戦略で火山の噴火口に叩き込まれたが、短時間とはいえマグマに落ちても死ななかった。)
そして最終的にカーズは様々な要素が絡み合った結果、火山の噴火に巻き込まれ宇宙空間へ飛び出し、その際地球へ戻ろうと体内から噴射した空気が瞬時に凍結した事で鉱物と生物の中間の生命体となり、身動きもとれず二度と地球へ帰れないまま宇宙空間を永遠に彷徨い続ける事で決着している。
以降で製作された作品でも同じように、「弱点が無く、何をやっても絶対に倒せない究極の敵」として登場した場合は、『この世界と完全に隔離された場所(異空間、宇宙空間)へ放逐する』『封印する』などの手段で決着とされる事が多い。ゲーム作品の場合は、(究極生命体の定義が上記とは違うケースもあるため)ダメージを受ければ普通に倒される場合もあるが。
主な究極生命体
- アプトム(強殖装甲ガイバー)
- 荒木飛呂彦(漫画家)
- 究極生命体エニグマ(パズドラZ)
- カーズ(ジョジョの奇妙な冒険)
- ガーリックJr.(ドラゴンボール劇場版)
- 究極生命体コスモロード(カードファイト!!ヴァンガード)
- シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(ソニックシリーズ)
- タイラント(バイオハザード)
- レイブラッド星人・アブソリュートタルタロス(ウルトラマンシリーズ)
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究極関連項目
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