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立ちションとは、立ったままの状態で排尿することである。
概要
読んで字の如く、直立したまま小用を済ます事。立ち小便と呼ぶのが正式だが（？）、大抵は立ちションと呼ばれる。
当記事をご覧になっている男性諸氏ならば学校や職場、公共施設などのトイレで誰もが行なったことがある行為。
基本的には上述の通り小便器の前でする行為だが、トイレ以外で行う場合は主に屋外（トイレとして扱われない場所）で用を済ませる場合に、草むらの中で済ませたり岸壁から海へ向けて放尿するさまなどが知られるか。幼少時に尿意を催してきたときは、「ここでしなさい」と人目に付かない場所でさせられた、なんてのは誰もが持ってる秘密。
東北や北海道など雪が降る地方では、降り積もった雪の上におしっこして白一色の世界に黄色い色を付け征服欲を満たした思い出をお持ちの方もいる事だろう。やり方によってはレモンシロップのように見えたりもするが、見かけても食べない方がいい。
また、立ちションとは男性の専売特許かというとそうでもなく、女性でも立ちションを行うケースがある。
とはいっても、男性と同じ姿勢で女性が（道具を使わずに）立ちションしようとすると、腿や足を伝って下半身がビショビショになったりする事も少なくないほか、男性のするそれと違い真下へ放尿すると飛散したおしっこで靴やズボンを濡らしてしまったりする事もある。尚、後述のサニスタンドを用いる場合は小便器（前方）へおシリを向けながら立ちションしていたらしい。
女性の立ちションについて簡素ながら記述すると、一昔前までは京都の方では女性が男性と同様、普通に立ちションしていたという言い伝えもあるし、海外では文化によっては女性が立ったまま放尿しているケースもある。そのため、東京の国立競技場にはサニスタンドと呼ばれる女性用の小便器が存在し（TOTOが製品化・販売していた事もある）、さらに近年ではしゃがんだり座るのが困難な女性（妊娠している人など）が立ったままでも排尿できるようにするための補助用具が存在したりもする。
他にはエロ漫画やエロゲなどでは、女性が男性と同じく様々な表情を浮かべながら立ちションしているシチュエーションも見られるか。尿意を抑えきれずに人知れず男子トイレや裏道などで目的を遂げたり、誰かに要求されたりするなど。
立ちションの際はおそらく男女を問わず、目標があればそれめがけて放尿したくなる事だろう。悲しきかな人間の性。
そういった事情からか、最近では小便が飛散・拡散しないように絵や的が描かれた小便器も存在する。
土の上で立ちションする場合は、アリの巣や竹筒を見つけるとそこへ放尿したくなった経験を持っている方もいるのではなかろうか。だがしかし、ミミズにぶっかける事だけはやめておけ。絶対に。
最後に付け加えると、立ちションは軽犯罪（公然猥褻など）の1つなので、トイレ以外の場所では時と場合を弁える事。
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