立山駅とは、富山県中新川郡立山町にある富山地方鉄道立山線と立山黒部貫光立山ケーブルカーの駅である。
概要
富山地方鉄道が櫛型2面2線、立山黒部貫光が2面1線となっている。
山と山の間のわずかに開けた場所に駅が設けられている。1階に富山地方鉄道の改札口・ホーム、2階に立山黒部貫光の改札口・ホーム、売店がある。
立山黒部アルペンルートの富山県側の玄関口であり、駅前は多くの駐車場が設けられている。これから、わかる通り立山黒部アルペンルートへ来る観光客の多くは自家用車や観光バスで当駅まで来た後、当駅からケーブルカーに乗る流れとなっている。このため、2階の出入口は結構人がいるのだが、1階の出入口はろくに使う人がいない。
2階の駅前からは称名滝行のバスと、ケーブルカー混雑時に運行する室堂駅行の臨時バスが発着する。
立山黒部アルペンルートが営業しない冬期はスキー客は賑わっているはず。駅前から立山山麓スキー場・粟巣野スキー場までバスが運行する。
駅周辺には立山カルデラ砂防博物館と立山砂防工事専用軌道の千寿ヶ原連絡所がある。
ちなみに立山こと「雄山」にもっとも近いのは立山高原バスと立山トンネルトロリーバスが発着する「室堂駅」である。
歴史
1954年(昭和21年)8月1日、立山開発鉄道の立山(仮)駅として開業。当時、立山線の小見駅(現:有峰口駅)~当駅間は立山開発鉄道によって開通していた(1962年(昭和37年)、富山地方鉄道に譲渡)。8月13日に立山ケーブルカーの千寿ヶ原駅が開業。翌年、立山線が千寿ヶ原駅まで延伸。
1970年(昭和45年)に立山黒部アルペンルートの玄関口であることをアピールするため、現駅名に改称。2005年(平成17年)に立山開発鉄道が立山黒部貫光と合併して現在に至る。
隣の駅
| 路線名 | 種別 | 隣の駅(上り) 岩峅寺駅・五百石駅・寺田駅 電鉄富山駅・宇奈月温泉駅方面 |
当駅 |
|---|---|---|---|
| ■立山線 | 普通 | 本宮駅 | 立山駅 |
| 急行 | |||
| 快速急行(当駅終着) | |||
| 特急(当駅終着) | 有峰口駅 | ||
| 特急「アルペン特急」 | 寺田駅 |
| 路線名 | 当駅 | 隣の駅 |
|---|---|---|
| 鋼索線 (立山ケーブルカー) |
立山駅 | 美女平駅 |
関連動画
関連項目
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