立川駅(たちかわえき)とは、東京都立川市にあるJR東日本の鉄道駅である。
乗り入れる路線は中央本線/中央線快速、青梅線(五日市線)、南武線の3路線で、中央本線を所属路線としている。
概要
立川駅 | |
---|---|
たちかわ - Tachikawa | |
基本情報 | |
所在地 | 東京都立川市曙町 二丁目1-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道 |
所属路線 | 中央本線 青梅線(五日市線) 南武線 |
駅番号 | JC19(中央本線他) JN26(南武線) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 4面8線 |
乗車人員 | 144,457人/日 (2022年度) |
開業年月日 | 1889年4月11日 |
備考 | |
駅テンプレート |
立 川 | ||||||||
たちかわ | ||||||||
国 立 | 日 野 | |||||||
Kunitachi | Tachikawa | Hino |
立 川 | |||||||||
たちかわ | |||||||||
西立川 | |||||||||
Tachikawa | Nishi-Tachikawa |
立 川 | ||||||||
たちかわ | ||||||||
西国立 | ||||||||
Nishi-Kunitachi | Tachikawa |
島式ホーム4面8線を有する地上駅であり、橋上駅舎を持つ。改札は全部で5か所あり、東改札・グランデュオ改札が東コンコースに、西改札・南改札・北改札が西コンコース(エキュート立川)に分かれて存在する。2022年3月のダイヤ改正以降はすべての種別が停車する。
甲武鉄道(現・中央本線)開業時に開設され、1894年に青梅鉄道(現・青梅線)、1929年に南武鉄道(現・南武線)が相次いで乗り入れるようになった。長く国鉄(→JR)以外の接続路線が無かったが、1998年に多摩都市モノレール線が開業し、立川北駅で接続するようになった。2000年に立川北駅から南へ延伸し、立川南駅が開業・接続するようになっている。この際、モノレールはJRホーム西側上空をオーバークロスするように軌道を建設したが、さすがにJRホームを横切るように駅施設を建設するのは危険が危なかったようで、接続機能を南北に分けざるを得なかった。
多摩地域の東西・南北を結ぶ交通上の要衝であり、巨大な商業エリアを有する生活上の中心でもある。
ホーム
番線 | 路線 | 行き先 |
---|---|---|
1・2 | ■青梅線(五日市線) | 青梅・奥多摩・武蔵五日市方面(当駅始発) |
3・4 | ■中央線(上り) | 三鷹・新宿・東京方面 |
5・6 | ■■中央本線(下り) ■青梅線(五日市線) |
高尾・大月・甲府・松本方面 青梅・奥多摩・武蔵五日市方面(東京駅始発) |
7・8 | ■南武線 | 府中本町・登戸・川崎方面 |
※当駅折返しの東京行き快速は4番線または5番線発着。
※早朝時間帯においては当駅始発の青梅線が4番線から発車することがある。
青梅線は1・2・5・6番線から発車する。このため、以下のように乗客への案内が強化されている。
- 1・2・5・6番線の各ホームには通常の各ホーム別の電光掲示板(発車標)の他、青梅線の直近3本の発車番線・時刻を表示したものが用意されている。
- 西側の1・2番線行き階段の前にある発車標には、「発車ホームをお確かめください」という注意書きがあり、のりば欄が黄色枠で囲われている。
- 西側の5・6番線行き階段の前にある発車標には、「次の青梅・五日市線は」という欄があり、先発の青梅線が何番線からであるか確認できる。
- いずれも5・6番線発である場合、番線欄が赤数字で強調される。
隣の駅
種別 | 隣の駅:上り (新宿・東京方面) |
当駅 | 隣の駅:下り (高尾・大月方面) |
---|---|---|---|
特急 あずさ・かいじ 富士回遊・はちおうじ |
新宿駅(JC05) | 立川駅(JC19) | 八王子駅(JC22) |
成田エクスプレス | 国分寺駅(JC16) | ||
通勤特快 | |||
中央特快・通勤快速 | 日野駅(JC20) | ||
快速・むさしの号 | 国立駅(JC18) | ||
普通 | - |
種別 | 隣の駅:上り (新宿・東京方面) |
当駅 | 隣の駅:下り (青梅・奥多摩・武蔵五日市方面) |
---|---|---|---|
特急おうめ | 中央線 新宿駅 | 立川駅(JC19) | 拝島駅(JC55) |
ホリデー快速おくたま 通勤特快・青梅特快 通勤快速 |
中央線 国分寺駅 | 西立川駅(JC51) | |
快速 | 中央線 国立駅 | ||
各駅停車 | - |
種別 | 隣の駅:上り (登戸・川崎方面) |
当駅 | 隣の駅:下り |
---|---|---|---|
快速 | 分倍河原駅(JN21) | 立川駅(JN26) | - |
各駅停車 | 西国立駅(JN25) |
青梅短絡線
当駅~青梅線西立川駅間を、青梅線本線(黄緑線)と別経路で結ぶ路線で、全線単線。東半分(赤線)は五日市鉄道(現・五日市線)が建設した区間で、西半分(青線)は南武鉄道が貨物列車のために建設した。中央本線を左に外れて勾配を登り、オーバークロスすることで、中央本線の運行を妨げずに貨物列車の運行ができる。
戦後は青梅線・五日市線~南武線を走る貨物列車に活用されていたが、現在は貨物列車の運行はわずかで、多くの時間帯は東京駅始発の青梅線下り列車に使用される。西立川駅発で同線を通過して当駅に来る上りの定期旅客列車は存在しない。ちなみに、短絡線と称しながら本線より200mほど長い。
駅周辺
北口はぺデストリアンデッキが建設され、直下にバスターミナルが整備された。但し一部の一般路線は北口大通り上のバス停に発着する。大型商業施設が多いが、裏道には飲食店が豊富。一方でかつての繁華街である立川通りはややさびれている。駅の北西は米軍立川基地であったが、1977年に返還された。その後も陸上自衛隊立川駐屯地が残るが、残る敷地は国営昭和記念公園や広域防災基地の建設、各種公的機関の移転などに活用されている。
南口は道が狭く雑多な雰囲気で、バス乗り場が駅から遠いなど使い勝手が悪かったが、モノレール建設とともに再開発が進められた。道路の拡幅・ぺデストリアンデッキの建設などが行われ、バス乗り場も南口すぐの駅前広場に移り便利になった。アニメイト・メロンブックス・らしんばんは南口西側の近しい場所に位置している。
北口
- ルミネ立川店 ※北口駅ビル。
- 立川タクロス(第一デパート跡地)
- 伊勢丹立川店
- ビックカメラ立川店(伊勢丹跡地)
- フロム中武
- パークアベニュー - 旧第一デパート内店舗のオタ向け品揃えはここに移転。
- オリオン書房
- 国営昭和記念公園
- 立川競輪場
南口
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