概要
将棋の盤上にある端の歩つまり、1筋か9筋の歩のことである。
これを突くか、突かざるか、更には位を取るかは将棋序盤の大問題である。なぜなら、極めて地味だが、効く時には効く。特に、最も堅いとされる穴熊は玉の位置から、効果的とされる。一方で、必ずしも端歩が使われるとは限らないので、序盤の一手を使うことを躊躇するのも当然である。端歩の効果として、
- 手待ち
- 相手の形の決定
- 争点の拡大
- 玉の逃げ場所確保
などがある。逆に、不利益となる点として、
- 一手使う
- 自分の駒組も決定される
- 相手からも攻撃される
などがある。こうした損得を考慮しつつ端歩を突く、突かないを決定していくのである。
格言
関連項目
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