竹下幸之介とは、日本体育大学に籍を置く現役大学生であり、DDTプロレスリングとオスカープロモーションに所属するプロレスラーである。
ニックネームは「ザ・フューチャー」。
概要
大阪府大阪市出身。身長187cm90kg。
小学生のころからプロレスラーに憧れ、各団体に履歴書を送るものの当然無視されていた。が、DDTの高木三四郎社長のみが「中学を卒業してからまた来なさい。」と返事をくれたことに感激しDDT入団を決意。小学生時代はレスリングを学んでいたが、進学した中学校にレスリング部が無かった為に陸上競技に転進。すると一気に才能を開花させて中学3年生の時には砲丸投げのジュニアオリンピックで入賞、さらに混成競技で全国3位になるなど華々しい活躍をする。
そして中学卒業・高校進学後に再びDDTに履歴書を送り、入団テストを経て練習生となり、大阪から時間が許す限り東京に通ってDDTの練習に参加する。当初高木三四郎社長は、デビューは高校卒業後にするつもりでいたものの、竹下の選手としての急成長振りを見たコーチがデビューの前倒しを提言。その結果、高校2年生になったばかりの2012年4月に、この年の8月に開催が決定していたDDT15周年記念興行「武道館ピーターパン」でプロデビューすることが正式に発表された。
その後は福田洋や石井慧介との公開スパーリングを経て、武道館ピーターパンでエル・ジェネリコ(現在WWEの下部組織のNXTに所属しているサミー・ゼイン)を相手にデビュー。敗れはしたものの、いきなりの規格外な試合を見せつけ一気にDDTに定着する。11月には本人からの指名受ける形でDDTファンタジー路線の最大の功労者であるポイズン澤田JULIEの引退試合の対戦相手を妻木洋夫、遠藤哲哉と共に勤め上げ、ポイズン本人から直接フォールを奪ってプロ初勝利を挙げる。
デビュー後は地元である大阪の興行や後楽園ホールでのビッグマッチや、学校が長期休みになる期間の興行に参加。2013年夏には闘うビアガーデンにおいて福田洋との60分アイアンマンマッチを完走し、ファンや関係者に大きな衝撃を与えた(ただでさえ、アイアンマンマッチは苦行なのに、真夏のクソ暑くて冷房も効いていない新木場1stRINGのリングであったことを考慮して欲しい)。
さらにこの年のDDT最大のビッグマッチである両国ピーターパンのメインイベントを争うKING OF DDTトーナメント2013では一回戦でマサ高梨、二回戦ではヤス・ウラノを破って準決勝まで進出して周囲を驚かせた。この年には東京スポーツ新聞社が認定する東スポプロレス大賞において、新人賞に輝いた。
2014年には高校を卒業し、日本体育大学に入学。上京して学業とプロレスラーの二足のわらじに加え、さらにはレスリング・重量挙げなどの競技でオリンピックを目指すと宣言。今業界で最も注目されている若手プロレスラーとなった。さらに飯伏幸太とともに、オスカープロモーションで芸能マネジメントも受けるようになった。
さらに写真家レスリー・キーによる写真集「SUPER DDT」のモデルに、HARASHIMAや飯伏幸太とともに抜擢された。
2016年5月には佐々木大輔からKO-D無差別級王座を獲得、団体最年少での戴冠記録を樹立。2016年8月の両国大会で石川修司に敗れベルトを手放すも、2017年3月のさいたまスーパーアリーナ大会でHARASHIMAから勝利し、再度王座に輝いた。
所属ユニット
ここでは3人以上で構成される、DDTプロレスリング内ユニットについて記す。
エピソード
- 小学生時代はレスリングだけでなく、大阪府のちびっこ大相撲にも参加していたが、小学生の枠を越えた大きい体で最強を誇っていた。
- ファーストキスは小学生時代に行ったDDT大阪大会(アゼリアホール)で、相手はもちろん男色ディーノ。これは結構なトラウマになっていたらしい。
- デビュー発表の際、武道館ピーターパンでデビューすること発表当日に知らさされる。このことについて鶴見亜門GMが感想を聞くと「イカれてると思いました」ともっともの感想を述べた。
- デビュー前のスパーリンクで福田洋に勝利するが、福田がアイアンマンヘビーメタル級王者だったため、平田一喜に次ぐ「正式デビュー前にタイトルを獲得する」者の一人となった。ただし、すぐ福田にタイトルを取り返されたのでデビュー戦=防衛戦とはならなかった。
- 福田洋とは「ミスター」「ザ・フューチャー」と言葉を交わす仲であり、かつ日体大の先輩後輩の間柄である。DDTプロレスアワーのニコ生番組「FUKUDA PERFECT TV!」に出演した際、並びに2014年のDDT新木場3連続興行でのフリマスペースで、日体大伝統の「エッサッサ」をそろって披露した。
- 当初のタッグパートナーであった遠藤哲哉とは、デビュー戦の日に遠藤から生姜焼きをご馳走になるなど結びつきが強かった。2016年7月の遠藤のDAMNATION加入を機にパートナーとしては決別したが、対角に立つ者としては「とっておきのカード」として特別な思いはある模様。
- ポイズン澤田JULIE(PSJ)引退試合の際には、煽りVでポイズンの呪文には絶対にかからないと強気の発言をしていた(実際、試合中に竹下ひとりだけがかからないシーンがあった)。しかし、試合後には小学生時代にサムライTVのDDT中継で観た、PSJ復活シーンがすごく怖くてトラウマになっていたことを告白した。
- サムライTVの古参キャスターであり、東スポプロレス大賞の審査員でもある三田佐代子女史をツイッター上で「おばさん」呼ばわりして、業界全体を震え上がらせていた。そのときのやりとりはこちら。
- 名前について竹下「幸之助」と誤表記されがちである。これだと松下幸之助のもじりに思われるので、特に注意して欲しいとのことである。
- 映画(特にサブカルチャー色の強いもの)が好きで、アントーニオ本多とツイッター上で映画つにいて語り合っている。ハッピーモーテルは自身にとって初のユニットだが、2014年5月の山形大会で同名のタッグをアントンと組んでいる。
得意技
- タッチダウン(RKO)
- ジャーマン・スープレックス(主なフィニッシャー。大一番ではクロスアーム式も使用)
- サプライズローズ(クロスアーム式フィッシャーマンズバスター。こっちとは無関係)
- ジャベリンキック(ミサイルキック)
- ウォール・オブ・タケシタ(逆エビ固め)
- やまも泣かし(アルゼンチンバックブリーカーから横に倒れ込んで、相手を頭から落とす)
- ブルーサンダー(背後から抱え込んでのジャンピングボム)
- ビックブーツ
- ゼロ戦キック
関連動画
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関連項目
外部リンク
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