第十四回ボカロクラシカ音楽祭単語

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第十四回ボカロクラシカ音楽祭・通称『ボカクラ祭』

第十四回ボカロクラシカ音楽祭とは、２０１０年から始まったVOCALOID及びＵＴＡＵ他、『音声合成システム』使用によるクラシック演奏の祭典その第十四回。

♪遅刻投稿も歓迎します♪

今回は先に宣言しておきます。12月にボカロクラシカクリスマス祭2023も開催します。

概要

投稿期間 2023年 11月23日0:00から29日
ボカロクラシカクリスマス祭2023は12月22日から24日です。
参加方法は、動画タイトルに【第十四回ボカロクラシカ音楽祭】か【第十四回ボカクラ祭】を付けていただくか、動画説明文で第十四回ボカロクラシカ音楽祭の参加作品であることを表明していただくだけでOKです。
推奨タグは「第十四回ボカロクラシカ音楽祭」（タグロック推奨）です。

【参加要項】

ボカロクラシカ音楽祭と銘打ってますが、ボーカロイドに限らずUTAU等の合成音声を使用していれば参加できます。
動画タイトルか説明文、もしくは動画内か投稿者コメントに、曲名、作者名（作曲、作詞等）、使用したボカロ、UTAU等（その他合成音声システム）の種別、参加部門、テーマ（採用している場合のみ）を明記してください。
クラシック音楽の範囲に関しては、投稿者の自己判断に任せます。合唱曲、民謡、童謡などのほか、投稿者自身のオリジナル曲もOKです。（ただし、あまり拡大解釈しすぎると、紹介生放送で除外される可能性があります。）
カラオケ等、自作でない演奏音源は使用禁止です。ニコ動で許諾されている音源でも使用しないでください。
あくまでも自身の演奏である必要があります（映像部門にのみ例外規定あり）。
コラボ作品はOKです（上記の「自身」は個人でもグループでもかまいません）。

【部門】

１部門での参加だけでなく、２部門、３部門の同時参加や同じ部門での複数投稿も大歓迎！

自由曲部門: 独自選曲による”新規演奏”の作品
- 選曲のさいにテーマを選択して使用することができます。
- テーマの使用は必須ではありません。自由に選曲できます。
- テーマ：14
  - 第十四回の十四。第十四番、第十四楽章?、作品番号14、十四拍子、14度音程、曲集の14番目、とにかくどこかに「14」があればOKです。
- ガチテーマ：未完の曲
  - 東洋思想では十五夜に当たる15という数字を「完全な物」として捉える一方で14を「完全に一歩及ばない不完全な物」として、珍重されることもあるそうです。
  - クラシックには絶筆等で未完になってしまった曲がたくさんあります。
    単に作曲者が途中で放置してしまったと思われる曲もあります。
    少し意味合いが違いますが、楽譜が一部失われてしまい未完状態（実は完成していたかも）になってしまった曲もあります。
    それらをそのまま演奏するもよし、第三者によって補完された楽譜で演奏するもよし、あるいは自分で完成させて演奏するもよし。
    ガチの演奏をお待ちしております。
- ゆるテーマ：季節
  - 季節、四季にちなんだ曲、題名に含む曲、季節感のある曲。ゆるく自由に解釈してください。
    もちろん、ストレートにビバルディも良いですし、春の海、真夏の夜の夢、サマータイム、冬の旅、などはいかがでしょう。
- ネタテーマ：あれじゃないほう
  - 知名度が高すぎる曲の影になってしまっている曲があります。
    例えば、パッヘルベルのジーグ（あの有名なカノンは「カノンとジーグ」の第一楽章にあたります）
    あるいは、ドビュッシーのアラベスク2番（1番は演奏されても2番まで演奏されることはなかなかありません）
    その他、バッハの大フーガト短調（ファンタジアとフーガのフーガ。あの有名曲と区別するために"大"が付けられているのに、"小"の知名度が圧倒的です）等々。
  - または、異なる作曲家の同名曲でも似たような状態になっている曲があります。
    例えば、ラベルではないボレロ、ビゼーではないハバネラ、ベートーベンではない田園交響曲...
  - 額面通りの解釈もよいですが、ネタテーマなので斜め上の解釈も歓迎します。自由に発想してください。
指定曲部門: 指定曲を選択し”新規演奏”の作品
- 事前に選定された指定曲を選択して使用することができます。
- ♪マークのリンクはフリー楽譜サイトへの外部リンクです。フリー楽譜は正確性に欠ける場合があります。利用の際は可能であれは複数の楽譜をDLして検証しながら使用することをお勧めします。
- J.S.バッハの"B+A+C+H=14"と"J+S+B+A+C+H=41"
  - アルファベットを数字（A=1, B=2 ...）に置き換えるとBACHの合計が14になることから、バッハは署名代わりに楽譜に14の数を忍ばせることがありました。
    テーマが14音で構成されていたり、14番目の音に特別な意味があったりと手法はさまざまです。
    （ただし、当時のドイツではIとJ、UとVは同じ文字として全部で1から24の番号が付けられていました）
    例を挙げると、平均律曲集の最初のフーガのテーマが14音で構成されています。バッハの最後の曲（失明後の口述筆記と伝えられている）のオルガンコラールBW V668はコラール旋律の1行目が14音、全行の合計が41音になっています。
    今回（第十四回）を逃すとネタにできないので、運営推薦という形で指定曲に加えさせていただきました。
    BACH音列（変ロ、イ、ハ、ロのドイツ式音名）そのものが使われている曲もバッハの署名という意味では同じなので、数字が使われていなくても対象曲とします。
    と、長々と説明しましたが、選曲にあたり独自解釈も歓迎します。学術的な裏付けも不要です。
    ただし、現在曲名として使われている曲番は、バッハ自身が付けたものとは限りませんので注意です。超深読みでも超拡大解釈でもよいので「バッハ自身が曲の中に署名した」と解釈可能であることを心がけてください。よろしくお願いします。
  - 参考動画1(youtube) 参考動画2(youtube)
- もみじ：高野辰之作詞、岡野貞一作曲 ♪簡単移調楽譜屋
  - 文部省唱歌、日本の歌百選にも選ばれている唱歌。「紅葉」と表記されることも多いですが、ここでは原題にあわせました。
- 乾杯の歌：ヴェルディ ♪IMSLP
  - 言わずと知れたオペラ椿姫の中の一曲です。
    難易度も高いですが、その分やりがいもあると思います。挑戦者をお待ちしております。
    IMSLPの椿姫のページのVocal ScoresのSelect io nsには乾杯の歌だけのピアノ伴奏版の楽譜もあります。
- 悲愴：ベートーヴェン ♪IMSLP
  - ピアノ・ソナタ第8番です。どの楽章でもよいですが、歌わせるには第二楽章がおすすめです。
    IMSLPの該当ページにはソロ楽器とピアノ伴奏の編曲版もあるので、活用してみるのもよいでしょう。
映像部門: イラストやMMD、MIDIアニメ等、動画を主体とした作品
- ボカロクラシカ/UTAUクラシック等の作品にイラストやMMD、MIDIアニメ、演奏に合わせて楽譜を効果的に表現した動画等の新規作成された動画作品。
- この部門に限り、音声部はボカロクラシカ作品であれば既存作でも動画作成者本人の作品でなくてもよい（自作でない既存作品を借りる場合は、事前に作者の許可を必ず取ること）。
- 既成のツールを使用したMIDIアニメの場合は、単にツールを使用しただけの作品は非推奨。一工夫してオリジナリティーを出してください。
再演部門
- 対象となるのは以下の通りです。
  - 過去の音楽祭の指定曲（第一回は課題曲）の演奏
  - 自身の過去の演奏の曲の再演。
  - オリジナルクラシカ初演祭11の曲の演奏。
    （オリジナルクラシカ初演祭はボカロUTAU等の使用義務がありませんでしたが、音楽祭で再演する場合は使用義務がありますので注意してください。オリジナルクラシカ初演祭11の詳細については大百科の記事を参照ください）