「げんしけん」の元になった現代視覚文化研究会がある(ただし作中キャンパス風景は中央大学のもの)。
「ふぐマン」のキャンパス風景等の背景は筑波大学である。その他市街地等の場所もつくば市の風景を用いることが多い。そんなつくばの風景の中で下ネタをかっとばしてる。
筑波大学
1973年に筑波研究学園都市の一環として現在のつくば市に、東京教育大の組織を受け継ぎ、医学部門を新設した筑波大学が開学。東京教育大学は1978年に廃学された。
かつて、教育大の廃学以降は開催されていなかった、学園祭の実施をめぐって大学当局とそれに抗議する学生側が紛糾したこともあったが、現在は解決している。
- 人文・文化学群(人文学類 比較文化学類 日本語・日本文化学類)
- 社会国際学群(社会学類 国際総合学類)
- 人間学群(教育学類 心理学類 障害科学類)
- 生命環境学群(生物学類 生命資源学類 地球学類)
- 理工学群(数学類 物理学類 化学類 応用理工学類 工学システム学類 社会工学類)
- 情報学群(情報科学類 情報メディア創生学類 知識情報・図書館学類)
- 医学群(医学類 看護学類 医療科学類)
- 体育専門学群
- 芸術専門学群
の総勢9学群23学類を擁しており、学園都市という特殊性も相まって、今日も「一味違った学生」に人気のようである。
現在の学長は、分子生物学教授の永田恭介氏。かつては、ノーベル賞を受賞した江崎玲於奈氏が学長を務めたりもしていた。
同窓会組織は「茗渓会」。都内に茗渓会館がある。
附属学校
本学は多くの附属学校を有しており、それらも学校の名称が変わるに従って、改名している。以下の例を参照。
- 高等師範学校尋常中学科→高等師範学校附属中学校→東京高等師範学校附属中学校→東京教育大学附属中学校・高等学校(教附)→筑波大学附属中学校・高等学校(筑附)
- 東京農業教育専門学校附属中学校→東京教育大学東京農業教育専門学校附属中学校→東京教育大学附属駒場中学校・高等学校(教駒)→筑波大学附属駒場中学校・高等学校(筑駒)
都市伝説
- 地球防衛軍
- 有事の際には、この大学が日本防衛の総司令部となり、さらにはロボットへと変形して戦うというもの。
校舎を組み合わせると、思いのほかそれっぽいデザインになるため、案外リアルな話である。
学園祭では、これをネタにした映像作品やガレージキットなどが頻繁に作られる。 - 幻の第四学群
- 地下に、存在しないはずの第四学群が存在するという噂。
研究内容は、自衛隊の秘密兵器だったり、地球外生命体だったりと、文字通りアンダーグラウンドなもの。
後述の通り筑波大学には規模の大きい地下通路が存在するため、このような噂が出たと思われる。
が、最近の学群再編に伴ってかなりどうでもいい話になってしまった。 - 地下道に入ると除籍
- 大学地下に存在する地下道に勝手に入ると除籍になるという噂。
地下道そのものは実在するが、勝手に入ってはいけないのかどうかは不明。
地下道に関しては、「昼でも真っ暗」「下水道のような湿り気」「非常用貯水池?」というような噂がある。
除籍になるという言い伝えの原因の一つに、学生運動最盛期、ある学生が地下道を通って一気に学長室にまで到達してしまったからという噂がある。 - 池の鯉
- 池の鯉を勝手に食べると除籍になるという噂。
試そうとした人など恐らくいないので、都市伝説といえば都市伝説だが、至極リアルで妥当な処分ではある。
が、この原因について、研究所から流れ出た怪しげな排水で鯉が汚染されており、食べた生徒に中毒症状が現れて研究内容や汚染が明るみに出るのを防ぐ目的がある、と噂されている。 - 走る体専(ランニング幽霊)
- ランニング幽霊として有名な怪談。ちなみに「体専」とは「体育専門学群」の略称。
ある体専の学生の一人がマラソンのゴール直前に倒れ込み、そのまま死亡してしまった。その学生はゴールできなかったことが心残りだったらしく、ゴールを求めて平砂宿舎を走り回るランニング幽霊となった。ただ普通に幽霊が走り回っているだけなら筑波大学では希によくあることとして片付けられたのだが、困ったことに、この幽霊は就寝中の学生の部屋にまで壁を突き抜けてドタバタと侵入してしまったため、学生達から「安眠妨害である!」と苦情が出るようになった。
そこで学生達は問題を解決するべく一つの案を試みた。すなわち、幽霊の通り道にゴールテープを張ったのである。そしてある夜ついに幽霊は求め続けたゴールテープに辿り着き、ゴールテープを切って満足した表情を見せた幽霊は、その後は姿を見せなくなった。
というもの。 - 星を見る少女
- ランニング幽霊と並び有名な怪談。
ある青年が帰り道、アパートの階段を上っていたところ、向かいのアパートの部屋に女性がいることに気づいた。
女性は窓からじっと空を見つめている。青年は、彼女が夜空の星を見ているのだとわかった。
日が経つに連れ、毎日星を見ている彼女に、青年は好意を持つようになっていった。
ある日青年は、彼女に会う決心をし、彼女の部屋を訪れた。
しかし、そこにあったのは、女性の首吊り死体だった。
首を吊った様子が、空を見上げているように見えただけなのだった。
というもの。
この話は既に有名になりすぎて一人歩きしているが、発端は筑波大学の平砂宿舎であるといわれる。
女性が首を吊っていたのは平砂6号棟4階の一室であり、そこに向かい合っていた男子寮の部屋の男子学生が見つけたという。
が、平砂6号棟4階に向かい合う男子寮は今も昔も存在しないことが有名になってしまい、最近は大学内でこの話が興味を引くことは殆ど無いのだとか。
『悪魔の詩』訳者殺人事件
当時、イラン革命政府の最高指導者アーヤトラー・ホメイニーが、「反イスラーム的」として、サルマン・ラシュディの小説『悪魔の詩』を批判し、作者のラシュディや発行に関わった者へ「死刑」を宣告していた。
この事件はこれに関連し、今作の日本語訳を進めていた五十嵐一(筑波大学助教授)がキャンパス内で何者かに刺殺されたというもの。当時、イラン革命政府との関連が濃厚とされたが、結局真相は不明のまま、犯人を確保することなく2006年に時効を迎えた。
なお、ホメイニーの出した死刑宣告は本人にしか撤回できないため、病でホメイニーが急死した後は撤回が不可能になってしまったが、1998年、イラン政府はこの小説と発行に関わった人々への関与・圧力・接触を今後一切取りやめる内容の発表をした。
関連動画
関連コミュニティ
主な出身者
- 青山祐子(元アナウンサー)
- 伊藤美紀(声優)
- 犬丸りん(漫画家。『おじゃる丸』)
- 井原正巳(サッカー選手)
- 大塚英志(小説家、漫画原作者、評論家)
- 落合陽一(メディアアーティスト)
- 垣根涼介(小説家)
- 木尾士目(漫画家。『げんしけん』)
- 斎藤環(精神科医)
- 佐藤隼輔(プロ野球選手)
- ジャンボ鶴田(プロレスラー)
- 杉村太蔵(元衆議院議員)
- 谷本歩実(柔道選手)
- 永田亮子(声優)
- 中山雅史(サッカー選手)
- 西村博之(アニメーター) ※ひろゆきではない
- 長谷川健太(サッカー選手)
- 平山相太(サッカー選手)
- 福岡堅樹(ラグビー選手)
- 藤井淳志(プロ野球選手)
- 藤田俊哉(サッカー選手)
- まつもとゆきひろ(プログラミング言語「Ruby」開発者)
- 三笘薫(サッカー選手)
- 山田宗樹(小説家)
- 武田真一(NHKアナウンサー)
関連項目
- 大学の一覧
- 広島大学
- お茶の水女子大学
- 奈良女子大学
- 東京藝術大学音楽学部(前身の東京音楽学校はかつて東京高師の附属だった)
- 国立科学博物館
- 嘉納治五郎(柔道の父)
- 朝永振一郎(物理学者、ノーベル物理学賞受賞)
- 白川英樹(化学者、ノーベル化学賞受賞)
- 江崎玲於奈(元学長、ノーベル物理学賞受賞)
- 中川八洋(名誉教授、東京大学出身、真正保守主義者)
- ジョイフル本田(サッカー部のスポンサー)
- ジョイフル本田つくばFC(多数の筑波大学関係者が運営に関わっているサッカーチーム)
- 筑波大学は核実験をやめろ(都市伝説・ネットミーム)
関連サイト
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