策士策に溺れるとは、「素晴らしい伎倆を持つ者は、その能力で失敗する」という意味の故事成句(故事成語)である。策士策に倒れるとも。
概要
「策士」とは、謀の巧みな人、謀を好んでする人のこと。そんな人は、教科書通りの正攻法を敢えて避け、策略を巡らし過ぎて、逆に失敗することがあるということ。自分の力を過信することを戒める意味もある。
諸葛亮(諸葛孔明)が曹操を指して言ったとされる。
ただ、実際策士であるかどうかと無関係に、劣勢に立たされている個人・団体を煽るのに便利な表現である為、新聞記事の見出し等でよく使用される[1]。
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関連項目
脚注
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