篠田英朗とは、国際政治学者。東京外国語大学総合国際学研究院教授(2018年12月現在)である。
概要
ロンドン大学(London School of Economics and Political Science)大学院修了(国際関係学Ph.D.)。広島大学平和科学研究センター准教授などをへて、現職。ケンブリッジ大学、コロンビア大学客員研究員を歴任。
2017年、著書『集団的自衛権の思想史──憲法九条と日米安保 』(風行社、2016年)で第18回読売・吉野作造賞受賞。
主要著書は他に『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』(ちくま新書、2017年)、『国際紛争を読み解く五つの視座──現代世界の「戦争の構造」』(講談社、2015年)、『平和構築入門──その思想と方法を問う』(ちくま新書、2013年)、『「国家主権」という思想──国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、2012年=サントリー学芸賞)、『国際社会の秩序』(東京大学出版会、2007年)、『平和構築と法の支配──国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社、2003年=大佛次郎論壇賞[韓国語訳版2008年])、Re-examining Sovereignty: From Classical Theory to the Global Age(Macmillan, 2000[中国語訳版、商務印書館、2004年])など。
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