糸数慶子(いとかず けいこ)は、参議院議員である。沖縄社会大衆党の委員長。社民党の山内徳信の愛弟子[1]。
経歴
- 沖縄県中頭郡読谷村出身。思春期を山内徳信(当時は教師と教え子という関係)の影響下で過ごす。高校卒業後、バスガイドとして働く。糸数隆と結婚。 夫:糸数隆が沖縄原水協らの阻止団に参加。県道を車で占拠。米軍基地内に侵入。タイヤを燃やし、逮捕される[2]。
- 1992年、沖縄社会大衆党に入党。沖縄県県議会議員となる。
- 1995年9月15日、北京会議(NGOフォーラム北京'95)に参加。反米軍団体を設立[3]。
- 2004年7月、「野党共闘」を掲げて、参議院議員選挙に出馬し、当選する。
- 2006年、福島瑞穂、岡崎トミ子らと共に「慰安婦問題解決促進」法案を提出。糸数慶子は「アジア外交転換のためにも、この法案成立が大切である」と記者団に語った[4]。
- 2007年、糸数慶子の支援団体が、「歴史教科書検定」を問題視。安倍総理に「日本軍の名誉回復する意図がある」と主張し、非難[5]。
- 2010年、福島瑞穂、阿部知子と共に、韓国の議員が参加する懇談会に出席。元従軍慰安婦、植民地支配の被害者に対する賠償について議論。「問題解決を目指し、知恵を絞っていこう」と応えた[6]。
- 2013年、玉城デニーが応援する中、参議院議員に再選を果たす[7]。8月、Facebookを閉鎖する
。
- 2015年、有田芳生、福島瑞穂らと共にヘイトスピーチ規制法案を提出[8]。照屋寛徳、玉城デニーと共に米軍基地前で抗議活動を行う。
- 2016年、尖閣諸島に中国の艦隊が来ていることに対して、「沖縄はアジアに開かれたゲートウェイとしてやっていくんです!中国とも仲がいいんです!」「中国は脅威とは感じません。米軍基地があることで緊張が高まって危険になっているんです。」と主張[9]。
- 2017年、テロ等準備罪に反対。参院法務委員会では、「米軍基地への抗議活動がテロ等準備罪の対象になるか」を確認した[10]。沖縄県名護市で照屋寛徳、玉城デニーらと共に「山城博治の逮捕」に抗議する集会を行った[11]。
- 2018年、裁決の際、議長の制止を無視して、壇上で垂れ幕を掲げ続け、懲罰動議の対象となった[12]。沖縄県県知事選挙に出馬した玉城デニーの応援に福島瑞穂と共に駆け付ける[13]。
関連動画
関連ニュース
関連コミュニティ
関連項目
脚注
- *沖縄タイムス2007年7月30日 「山内氏が初当選/比例代表社民2位」
- *孫崎享のつぶやき 2013年2月23日 糸数慶子さんの夫
- *沖縄・日本から米軍基地をなくす草の根運動共同代表の備忘録2006年10月22日
- *2006年度 糸数けいこの国会活動報告
- *地方議員版『日本の進路』36号(2007年8月)
- *聯合ニュース2010年8月19日 韓国国会議員、日本側に慰安婦問題などの議論要求
- *衆議院議員 玉城デニーFAXニュース
2013年7月23日号
- *民進党2015年05月22日 ヘイトスピーチを禁ずる法律案を参院に提出
- *BSフジ プライムニュース2016年1月25日放送 「沖縄vs政府論争の行方 米海兵隊元幹部初登場」
- *沖縄タイムス2017年5月31日
- *産経新聞2017.4.3 沖縄・辺野古の反基地集会で見た「沖縄左派」の本音(下) 糸数慶子参院議員「国家権力が沖縄住民の人権を蹂躙している」
- *朝日新聞2018年7月20日 山本太郎議員らを懲罰委に カジノ実施法の採決で垂れ幕
- *しんぶん赤旗2018年9月23日 知事選・市長選勝利必ず 那覇で「女性のつどい」
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