紅渡(くれない わたる)とは、特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』の主人公であり、仮面ライダーキバに変身するハーフファンガイアである。
演:瀬戸康史
これ以上、概要のことを悪く言われたくない。
紅音也とファンガイアのクイーン・真夜の息子。20歳。
父の残した「ブラッディ・ローズ」に導かれ、「人の心の音楽」を守るために戦う。
「この世アレルギー」という原因不明の病気があったが、麻生恵の人の話を聞こうとしない元気な行動によってそれが気のせいであることに気づく。
中盤でファンガイアのクイーン・鈴木深央に恋をするが、父違いの兄:登太牙とのイザコザもあり、結果的に彼女を死なせてしまう。
自分の存在を消し去るために過去にいくが、音也に愛の大切さ、麻生ゆりに人との出会いの重さを学び、現代に戻って再びキバとして戦うことを決意する。
その後、太牙をビショップの刺客から守るために自らが「キング」を名乗り、最終回にて太牙との決闘の末和解。
力を合わせて復活した過去キングを倒した。
仮面ライダーキバ
彼が劇中で変身する仮面ライダーの名称。吸血鬼とカボチャ(ジャック・オ・ランタン)がモチーフ。
キバット族の3代目キバットバットIII世に「ガブッ!」と「アクティブフォース」を牙から注入してもらうことによって変身できる。
元々はファンガイアの王に継承される鎧である。
キバフォーム
身長:200cm
体重:98kg
パンチ力:6t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと飛び85m
走力:100mを6.5秒
攻守一体の基本フォーム。
敵にくらいついての小パンチ連打、何かにぶら下がっての攻撃など蝙蝠をイメージした攻撃が多い。
必殺技は右足の鎖を怖し、宙に浮かび上がってキックを放つ「ダークネスムーンブレイク」。
この技を放つ際には、周囲が夜になる演出がかかる。
ガルルフォーム
身長:200cm
体重:90kg
パンチ力:5t
キック力:9t
ジャンプ力:ひと飛び40m
走力:100mを1.5秒
次狼ことガルルが憑依して変身した形態。
「魔獣剣ガルルセイバー」による目にもとまらぬ速さでの攻撃が得意。
余談だが、ファンガイアの単独撃破が少ないフォームである。
必殺技は「ガルル・ハウリングスラッシュ」。
バッシャーフォーム
身長:200cm
体重:93kg
パンチ力:3t
キック力:3t
ジャンプ力:ひと飛び20m
走力:100mを5秒
水中最高速度:162ノット (約300km/h)
ラモンことバッシャーが憑依した形態。
敵をどこまでも追いかける「魔海銃バッシャーマグナム」を使って敵を狙い撃つ。
緑色、飛び道具とクウガ ペガサスフォームとの共通点が多い。
必殺技は「バッシャー・アクアトルネード」。
ドッガフォーム
身長:200cm
体重:150kg
パンチ力:15t
キック力:4t
ジャンプ力:ひと飛び10m
走力:100mを10秒
力ことドッガが憑依した形態。
パワーに優れていて、「魔鉄槌ドッガハンマー」で敵を叩き潰す。またファンガイアの気配を察知することができる。
余談だが、このフォームだけ本編でテーマソングが流れなかった。
必殺技は「ドッガ・サンダースラップ」。
ドガバキフォーム
身長:200cm
体重:140kg
パンチ力:10t
キック力:15t
ジャンプ力:ひと飛び50m
走力:100mを5秒
ガルル、バッシャー、ドッガが憑依した形態。
キバットバットIII世が風邪で上手く魔皇力を操作できず、やむを得ず誕生した。
前作のクライマックスフォームに近く、前述の3つの武器を同時に使いこなす。
必殺技はキバフォーム同様「ダークネスムーンブレイク」。
エンペラーフォーム
身長:210cm
体重:100kg
パンチ力:18t
キック力:32t
ジャンプ力:ひと飛び180m
走力:100mを3秒
タツロットが肩の鎖「カテナ」を破壊し、キバ本来の力を引き出した姿。全能力に優れる万能フォーム。
ファンガイアの王のみが使用する事を許された武器「魔皇剣ザンバットソード」を振るう。
今までの必殺技をフィーバー技として強化した、ウェイクアップフィーバー「エンペラームーンブレイク」、ガルルフィーバー「エンペラーハウリングスラッシュ」、バッシャーフィーバー「エンペラーアクアトルネード」、ドッガフィーバー「エンペラーサンダースラップ」を使用可能。
ザンバットソードを用いた必殺技は「ファイナルザンバット斬」。
飛翔態
体高:1.8m
最大翼端長:3.8m
重量:100kg
最高速度:マッハ3.4
パンチ力:10t
キック力:18t
ジャンプ力:∞
感情が高ぶることでエンペラーフォームからさらに変化した、巨大なコウモリ型の形態。
必殺技は「ブラッディストライク」。
映画では飛翔態の状態でキャッスルドランと融合し、金色に輝くエンペラーフォームの姿になった。
この状態での必殺技は「ジャイアントムーンブレイク」。その威力はレジェンドアークが発生させたブラックホールによって地球に近づいた月を、レジェンドアークごと押し返すというライダー史上でも最強クラスの火力を誇る。
ドガバキエンペラーフォーム
ハイパーバトルDVDのみの限定フォーム。
ガルル、バッシャー、ドッガ、タツロットの全ての力が一つに集まった状態。
必殺技は「ドガバキムーンブレイク」。
仮面ライダーディケイドにおける紅渡
新番組予告にてバレていたとおり、第1話にて早速登場。主人公・門矢士にディケイドとしての使命を告げるというゲスト出演ながら、物語の導入を支えるという大役をこなした。原作と少しだけ性格が異なるが、父・音也に比べれば微々たるものである。一応、「キバ」本編から数年後と言う設定らしい。
彼がこの作品で最も口にしたセリフは、
冒頭のハイライトの実に1/3を占めている。
その宣言と同時に同時にキバへと変身し、同じく最終回にて登場した剣崎一真、及びアギト・龍騎・ファイズ・響鬼・カブト・電王、そして黒い瞳のアルティメットクウガと共に、ディケイドへと戦いを挑む。
なお、「ディケイド」作中では「キバの世界」が登場するが、そこに登場するのは紅渡ではなく「ワタル」という少年。年齢も低く、幼くしてファンガイアの王であるなど設定が異なっている。
ここに宣言する、僕が関連動画のキングだ!
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関連項目
- 仮面ライダーキバ
- 紅音也(父)
- 登太牙(兄)
- 紅正夫(息子)
- 名護啓介(師匠)
- キバットバットIII世(相棒)
- 次狼
- ラモン
- 力
- タツロット
- ファンガイア
- 平成ライダーの登場人物一覧
- バッシャーフィーバー
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