紅葉おろしとは、大根と唐辛子を一緒にすりおろしたものである。
概要
主に薬味として使われ、その赤みを帯びた色合いが特徴的な「紅葉おろし」。
スーパーなどで売られていたり、飲食店のメニューに添えて出されたりしているのをよく見かけるが、
実は家でも簡単に作ることができる。
用意する食材は大根と唐辛子だけ。
まず大根をおろしやすい大きさに切って菜箸などで穴を2カ所ほど開ける。
その穴に、種を除いた唐辛子を入れ、30~40分ほどおいてから、おろし金でゆっくりとすりおろし、
軽く水分を絞ったら完成である。
辛いのが苦手な方や子供には、唐辛子ではなくにんじんを使った紅葉おろしがおすすめである。
こちらは、皮をむいた大根とにんじんをそれぞれすりおろし、大根の方の水分を軽く絞ったら、
ふたつを混ぜ合わせるだけ。
紅葉おろしは、魚の生臭さを消す・胃の消化をたすける・口の中をさっぱりさせるなどの効果があるといわれており、
水炊き・てっちり・湯豆腐などの鍋料理のほか、刺身、焼き魚、生牡蠣、白子ポン酢などさまざまな料理の薬味として
重宝されている。
関連動画
- 0
- 0pt