終夜放送とは、ラジオ、テレビにおいて深夜帯に放送休止時間を設けず24時間放送し続ける放送形態のことである。オールナイト放送。
紛らわしいものとして
- ラジオの場合、午前0時(24時)から午前5時(29時)までの放送を深夜放送(ミッドナイト放送)という。→深夜を参照
- テレビの場合、深夜放送(ミッドナイト放送)を午後11時(23時)台を含める考え方もある。→深夜を参照
概要
ラジオ
日本初のレギュラー終夜放送は民間放送が最初で、1959年(昭和34年)10月10日よりニッポン放送が始めた。番組名は『オールナイトジョッキー』で株式会社ニッポン深夜放送※1が制作受託し、糸居五郎などがDJを努めた。午前2時(26時)から午前5時(29時)まで放送した。なお、この番組が『オールナイトニッポン』の前身である。
続いてラジオ関東が(現・RFラジオ日本)が1966年(昭和41年)より初め、『オールナイト・パートナー』を放送した。
1967年4月3日より文化放送はレギュラー放送を開始し『東京ミッドナイト』を放送した(?)
初の深夜放送を行ったTBSラジオは遅く、1967年(昭和42年)7月31日から放送開始し『パックインミュージック』を放送した。
公共放送のNHKにおいては1988年(昭和63年)9月より昭和天皇のご容態を速報するためNHKラジオ第1(現・NHK AM)が臨時で放送を開始した。その後、1990年(平成2年)4月28日、NHKラジオ第1(現・NHK AM)で準レギュラー放送を開始。さらに1992年(平成4年)からはレギュラー放送に昇格させた。番組名は『ラジオ深夜便』。1998年(平成10年)4月にはNHK-FM(現・NHK FM)もレギュラー終夜放送を始める。NHKラジオ第2はレギュラー終夜放送を行わなかった。
※1株式会社ニッポン深夜放送:Web上の多くは「株式会社深夜放送」となっているがWikipediaは電通の文献を引用して「株式会社ニッポン深夜放送」としていてなかなかおもしろい状況に。設立関係者は大日本帝国陸軍大佐だった実業家、作家の町田敬二。
年表
- 1959年(昭和34年)10月10日:ニッポン放送が日本初のレギュラー終夜放送を開始
- 1966年(昭和41年):ラジオ関東(現・RFラジオ日本)がレギュラー終夜放送を開始
- 1967年(昭和42年)4月3日:文化放送がレギュラー終夜放送を開始
- 1967年(昭和42年)7月31日:TBSラジオがレギュラー終夜放送を開始
- 1990年(平成2年):NHKラジオ第1(現・NHK AM)が準レギュラー終夜放送を開始
- 1992年(平成4年):NHKラジオ第1(現・NHK AM)がレギュラー終夜放送を本格開始
- 1998年(平成10年)4月:NHK-FM(現・NHK FM)がレギュラー終夜放送を開始
ジャンクション
内容は局名、呼出符号(コールサイン)、周波数やチャンネル、出力。
→詳細は『放送開始・終了』を参照
利点・欠点・課題
ニュース速報がしやすい利点がある一方、深夜労働が増える問題が発生した。また放送免許の取得だけでは放送できず総務省の許可が必要との事務コストの問題を抱えている。
地震、津波、洪水など災害ニュース報道、軍事ニュース報道は多くの人の命に関わるので常時放送電波を発信している方が速やかな報道ができる。
NHKの場合は同局の労働組合、日本放送労働組合が労働強化を懸念しラジオ深夜便のレギュラー放送化に反対した。
関連動画
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関連静画
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関連項目
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