結城晶(ゆうき あきら)とはゲーム「VirtuaFighter」シリーズの登場キャラクターである。声:光吉猛修(VF1)、三木眞一郎(VF2以降)
概要
VFシリーズの主人公、ストーリー的には怪しい忍者やシスコンのレーサーの方が主人公ぽい設定にされていてちょっと可哀想・・・
というのも初代VFからして晶は後付けのキャラクターと云ってもよく、もそも上記の通り本稼働前のロケテストでは主人公は影丸もしくはジャッキー・ブライアントが担当する予定だった(詳しくは下記の動画参照)
晶本人のストーリーは大会出場→勝っても負けても気持ちを新たに修行!の繰り返しである。これはこれで主人公らしいキャラであるとも言える。
歴史ある名門道場、結城武館の跡継ぎとして生まれ、幼少の頃から父にあらゆる武術を教え込まれる。そして17歳の時、父から晶の祖父が生み出した結城流八極拳を教わり、5年間の修行の末にそれを習得した。
職業は道場師範代であり格闘家、門下生の指導にあたっている一方で、自らもひたすら修行の日々を送っている。
ストーリー上でもブレずにひたすら修行を繰り返すだけだが、VF2ではウルフ・ホークフィールドと熱い友情で結ばれたライバル関係になっていた。しかしVFシリーズは特別なデモやエンディングなどが無い作品なのでゲーム中にこれと言った描写は無い。
VF3では昔馴染の梅小路葵が参戦したが、やっぱりゲーム中ではこれと言った描写は無い。VF4の公式サイトで展開されていたモバイルゲームのバトルアリーナでは、少しだけ晶への好意も見せ「晶の匂いはオスの香り」などトンデモ発言もぶっぱなしていた。
CRバーチャファイターでは日守剛から命を狙われているなどの設定もある。
初期の頃は生年月日の設定があったのだが(1968年9月23日生まれ)、VF4からは全キャラクターから生年月日の設定が削除され、年齢も止まっているようである。(一作品ごとに一年進んでいる説もある)
現実の時間と合わせてキャラクターに年齢を取らせると、長期シリーズ作品では悲惨なことになってしまうので(特に女性キャラクター)、そんな悲劇を避けるための処置である。現在の晶の年齢は25~30歳前後だと予想される。
ハチマキがトレードマーク。VF1のデフォルトコスチュームは黒道着だったが、2と3では拳法着になり、4と5では白道着になっている。4からはキャラクターコスチュームのカスタマイズが出来るようになり、晶にも多種多様なカスタマイズが可能となった。いい歳なのにも関わらず学生服などのコスチュームもある。
口癖(決め台詞)である「十年早いんだよ!」は有名で、料理人の娘にパクられたこともあった。
また、(2以降の)演者である三木眞一郎氏の担当する他作品のキャラクターにもオマージュ的台詞・・・というかそのまま言わせる作品もあり、三木氏の代表的な名科白としても認知されている。
発生が早く威力の高い打撃と投げ技、上中下に対応できる各種返し技など、一通りの技が揃っており、コンボで難しい操作を要求されるケースがあるものの、使いこなせれば全シリーズ通して高い性能を有している。
関連動画
最近はDEAD OR ALIVE 5やPROJECT X ZONE(プロジェクト クロスゾーン)などにも登場している。
アニメ作品に関連して晶のキャラクターソング『Time After Time(歌:三木眞一郎)』も制作された。
関連項目
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