絵心教室とは、任天堂から販売されているゲームのシリーズである。
ジャンルは「絵画レッスン」
概要
初代は2009年11月に配信されたDSiウェアである、「わりと本格的 絵心教室」(前期・後期)
開発元は英国にあるKuju Entertainmentという会社で、普段はミリタリーやホラー系のアクションゲームを得意としている会社である。
タッチペンを鉛筆・筆、タッチパネルをキャンバスに見立てて絵を描くというシンプルなゲームである。
しかしタイトルにもあるように「わりと本格的」に絵を描くことができ、丁寧なレッスンで絵の初心者でも気軽に始めれることから、非常に人気がある。書いた絵はSDカードに出力してコピーや印刷も出来るため、簡易なペイントツールとしても使える。
ゲームの特性上、大画面のDSiLL・3DSLLと相性が抜群に良い。
コンセプトは
『「わたしはもう絵が描けない」とか、 「アーティストにはなれない」 と思い込んでいる人たちに対して、 「わたしもアーティストになれるかも?」 と感じてもらうこと。』
使える画材は
「鉛筆(2B・HB・2H/たて・ねかせ)」
「消しゴム(太・細)」
「筆(丸・平それぞれ3段階あり)」
「水彩絵具(色や水の量などを自由に調整可能)」
後に「普通のDSでも遊びたい」という声に応えて、パッケージ版である「絵心教室DS」が発売された。
パッケージ版では絵の参考写真やレッスンが追加され、保存出来る絵の数も増えたが、SDカードへの出力が出来ない。
新 絵心教室
2012年9月13日にニンテンドー3DSで発売。
パッケージ版とダウンロード版の2種類が発売され、値段はそれぞれ3800円。
ダウンロード版の保存にはSDカードに4050ブロック(506MB)の空きが必要。
画材には新たに「色鉛筆」と「パステル」が追加された。使用するキャンバスは「荒目」「細目」「下塗り済」から、紙は「スムース」「テクスチャ」「ラフ」のそれぞれが選べ、さらに色も選択可能。
カメラで撮った3D写真を参考に出来るため、より実際のデッサンに近い練習が出来る。
ゲームソフトの記憶容量が増えたため、絵は最大50枚まで保存でき、パッケージ版ダウンロード版関係なくSDカードへの出力にも対応している。
今回は、より本物の画材のように感じるよう 触り心地や表現の強化を行い、本体の性能アップに伴い640×480ピクセルの解像度で絵を描けるようになった。
そして、前作では描いた絵はアルバムに順番に保存されていくだけだったが、今回は博物館のような3D空間の中で好きな場所に飾ったり移動させることが出来る。
また、完成した絵や制作途中の絵、自分で作ったオリジナルレッスンをローカル通信やWi-Fiを使ったいつの間に通信で互いに送受信できる機能も付いた。
豊富な画材に15以上の収録レッスンと、値段の割に非常にお得であるが、本作ではさらに有料で追加のレッスンもダウンロード可能である。
じっくり絵心教室
2015年11月12日にWiiUで発売。
パッケージ版とダウンロード版の2種類が発売され、値段はそれぞれ3996円。
また、2013年8月8日より一部描写機能を取り出したお試し版としてダウンロード専用で「絵心教室 スケッチ」が411円で発売。
「絵心教室 スケッチ」を購入しておくと「じっくり絵心教室」が411円安くなる割引もある。
画材は「鉛筆」「色鉛筆」「パステル」「絵具」「木炭」の5種類に紙は「上質紙」「パステル用紙」「画用紙」「キャンパス」の4種類に。
解像度は1920×1080のフルHDに対応。
また撮影機能が付き「1分」「2分」「4分」の任意の尺にダイジェスト編集された動画をYouTubeにアップロード可能。
レッスン数は30個。さらに何枚かある360度のパノラマ写真から好きな場所をお手本に絵を描くことも可能。
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
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