絶対アカンとは、芸能人格付けチェックの味覚チェックにおいて、正解と不正解に加えて設けられている選択肢である。
絶対アカン概要
テーマとなる高級食材、不正解となる安物食材もしくは代替食材に加えて、「これは間違えるはずがない」という名目で安物食材や代替食材ですらない食材の3つ選択肢が設けられ、この中から正解と思うものを選択する。
万が一、絶対アカン食材を選んでしまったら、そのチームのランクが2つ下がってしまう。
絶対アカン解答をしてしまった場合、出演者の名前やあだ名を捩った蔑称を番組のテロップに載せられてしまうこともある。(「フナケン」「ひじきエモン」「はるさめ佳子」等)
放送によっては、食材以外のものが取り入れられる回がある(ルールは同様)。
2020年お正月スペシャルからは派生として、「絶対ありえへん」が登場。これを選んだら最後、それまでのランク関係なしに即刻映す価値なしになってしまう。
なお、「せっかく演ってもらった人に対して、又は食材に対して絶対アカンと言うなんて失礼」という意見があるが、あくまで“選んだらアカン”もしくは“間違えたらアカン”という意味であり、絶対アカン選択肢の人や物に対してそう言っている訳では無いと解釈していただきたい。
これまでに絶対アカンとして出されたもの
選択肢の名称が絶対アカンでも、選んでしまうと即消える(映す価値なしになる)ルールの場合、本記事では絶対ありえへんの節に記載する。
また最終問題については、選んでしまうと2ランクダウンであっても判定の名称が不正解や2ランクダウンの場合は掲載しない。
- カタツムリ・冷凍イカ(アワビがテーマの時に。ちなみに不正解はいずれもトコブシ)
- とんぶり・ランプフィッシュキャビア(キャビアがテーマの時に。ちなみに不正解はいずれも冷凍キャビア)
- カニカマ(カニがテーマの時に)
- シシャモ・フナ・ボラ(鯛がテーマの時に。ちなみに不正解は冷凍ティラピア・コイ・養殖タイ)
- 食用ガエル(フグがテーマの時に)
- ゲホウ・ウツボ(ウナギがテーマの時に。ちなみに不正解はアブラカレイ・ナマズ)
- ザリガニ(伊勢エビがテーマの時に)
- 春雨・寒天(フカヒレがテーマの時に)
- タラの白子・醤油をかけたプリン(ウニがテーマの時に)
- ひじき・マッシュルーム(トリュフがテーマの時に。ちなみに不正解はいずれも冷凍トリュフ)
- アカマンボウ・はんぺん(マグロがテーマの時に。ちなみに不正解はいずれもブリ)
- ひと月に1,2度しか料理をしないヒロド歩美が作った失敗料理(一流料亭の料理長が作った料理がテーマの時に。ちなみに不正解はとある調理専門学校の生徒が作った料理)
- 安物の楽器(ギター・リコーダー・ハーモニカがテーマの時に)
- 水道管(尺八・フルートがテーマの時に)
- ちくわ笛(ピッコロがテーマの時に)
- iPadの打ち込み音(琴がテーマの時に)
- プラスチック製の楽器(金管楽器がテーマの時に)
- 趣味で楽しむアマチュアダンサー(世界的なプロダンサーがテーマの時に。ちなみに不正解はアマチュアトップレベル)
- サメの肉(牛肉がテーマの時に。ちなみに不正解は馬肉)
- ほぼカニ(高級タラバガニのカニしんじょがテーマの時に。ちなみに不正解は冷凍のタラバガニ。『ほぼシリーズ』については後述)
- プラスチック製の楽器×4+人間の口(ジャズセッションがテーマの時に。ちなみに不正解はプラスチック製楽器は同様だがドラムだけ通常の楽器)
- ほぼウナギ・ほぼホタテ(本物の食材か『ほぼシリーズ』かがテーマの時に。ちなみに正解はカニ。この問題は正解1つに対し残りの2つが絶対アカンだった)
- マンボウの肝(フォアグラがテーマの時に。ちなみに不正解は冷凍フォアグラ)
- 豚肉(2022年お正月スペシャルで牛肉がテーマの時に。この回での選択肢は正解・絶対アカン・絶対ありえへんだった。詳しくは後述)
- お笑い芸人2人(遠藤章造(ココリコ)・金ちゃん(鬼越トマホーク))と入れ替わった4人組ヒューマンビートボックス(世界2位のヒューマンビートボクサー集団・SARUKANIがテーマの時に。ちなみに不正解は遠藤1人のみが入れ替わった)
- プラスチック製の楽器×4&小中学生の演奏(ジャズセッションがテーマの時に。ちなみに不正解はプラスチック製楽器は同様だが演奏者はプロのまま)
- ひと月に1,2度しか料理をしないヒロド歩美が作った茶碗蒸し(高級寿司屋の茶碗蒸しがテーマの時に。ちなみに不正解はくら寿司の茶碗蒸し)
- ど素人のダンス(世界大会優勝者のプロダンサーによるベリーダンス・フラメンコがテーマの時に。ちなみに不正解はその教え子)
- 『ほぼシリーズ』を使用して浜田が作った海鮮チャーハン(高級食材を使用してミシュランガイド掲載店のシェフが作った海鮮チャーハンがテーマの時に。ちなみに不正解は冷凍食材を使用して町中華のシェフが作ったチャーハン)
- 芸能人(川﨑麻世・阪口珠美(乃木坂46))による社交ダンス(全日本ランキング1位のプロダンサーによる社交ダンスがテーマの時に。ちなみに不正解はアマチュア高校生ペア)
- NBAバレエ団の研修生(同バレエ団のプリンシバルによるバレエがテーマの時に。ちなみに不正解は同バレエ団で階級的には最下位に位置するアーティスト)
これまでに絶対ありえへんとして出されたもの
- 豚肉(牛肉がテーマの時に)
- 毒のない雑草(碁石茶がテーマの時に。ちなみに不正解はブレンド茶の出がらし)
- ほぼカニ(カニがテーマの時に)
ほぼホタテ(ホタテがテーマの時に)
ほぼうなぎ(うなぎがテーマの時に) - 革靴(牛肉がテーマの時に。ちなみに不正解はメカジキ)
- カエル肉(ヨーロッパトノサマガエル)(牛肉がテーマの時に)
- 最終問題前に映す価値なしになってしまった柔道金メダリストチーム及びアイドルと芸人チームは見取り図がそっくりさんのまま残留のために、二流芸能人のチーム日本のHIROMI,チーム愛しい嘘,チーム女優は普通芸能人(最終問題に正解すると一流芸能人に返り咲きできる)再昇格のために各全員が土下座をして司会の浜田に「まぁいいでしょう!」とそれらを承諾されるも、柔道の阿部一二三,アイドルの日向坂46,女優の観月ありさ、そして自力でそっくりさんに踏み止まっていたチーム北海道日本ハムファイターズGMとビッグボスの新庄剛志がカエルを選んで映す価値なしになり(計4組消滅)、新庄は神奈月に、それ以外はザコシになってしまうという衝撃の展開に。なお、日本のHIROMIの郷ひろみは絶対アカンの豚肉を選んで三流芸能人となり、ヒロミに「消えたかった、どうせだったら」と言われてしまう。また、ミニ格付けでは浜田が最終問題前に映す価値なしになったが、そのままチェックを続けたらカエルを選んで二度消えた上、ヒロドもカエルを選んで結局2人ともザコシに。
- ほぼほぼイカ(富山県産甲イカを使用したイカフライがテーマの時に。ちなみに不正解は冷凍イカ)
- 過去に上述のほぼカニを選んでしまっており、リベンジに燃えていた香里奈だったがほぼほぼイカを選んで映す価値なしになりオカリナ(おかずクラブ)になってしまった。またチームアイドルと芸人の乃木坂46も選んでしまい映す価値なしとなりザコシに。また、ミニ格付けでも浜田が選んで映す価値なしとなりz(ry。
なお、これまで何度も何人もの格付け出演者を騙してきたカネテツデリカフーズであるが、今回は自信がないとして放送時点で未発売であり、1人でも騙せたら発売するという計画で番組に提供してきたが、先述通り選んだ出演者がいたため2022年8月頃を予定に発売することが決定し、同年8月2日に商品名を『だいたいイカ』と命名した上で発売した。
- 過去に上述のほぼカニを選んでしまっており、リベンジに燃えていた香里奈だったがほぼほぼイカを選んで映す価値なしになりオカリナ(おかずクラブ)になってしまった。またチームアイドルと芸人の乃木坂46も選んでしまい映す価値なしとなりザコシに。また、ミニ格付けでも浜田が選んで映す価値なしとなりz(ry。
- ザリガニ(北海道産高級毛ガニを使用したちらし寿司がテーマの時に。ちなみに不正解は『ほぼ毛ガニ』)
- 不正解の『ほぼ毛ガニ』はカネテツデリカフーズが2022年冬の発売に向けての最終チェックという名目で番組に提供したもの。
- チームバラドルの渋谷凪咲と山之内すず,チームKAT-TUNの中丸雄一,チーム芸人の平成ノブシコブシがザリガニを選んでしまい、既にそっくりさんでありほぼ毛ガニを選んでしまったチーム七人の秘書THE MOVIEの室井滋と共に映す価値なしとなってしまい、最終的に画面に映っていたのは7組中2組(ただし三流芸能人とそっくりさん)だけという波乱の展開に。また、ミニ格付けでは浜田が2問残して映す価値なしとなり、最終問題では浜田は正解したもののヒロドがザリガニを選んで映す価値なしとなった。なお、今回ザコシになったのはミニ格付けの2人のみで通常解答者は顔にモザイク処理がされることにとどまった。
- アライグマの肉(牛肉がテーマの時に)
- 浜田の手料理(一流レストランの料理がテーマの時に。ちなみに不正解はコンビニのチルド食品・調理師専門学校の生徒が作った料理)
- なお、2023年BASICではメニューは洋食(ビーフシチュー)か中華(黒酢酢豚)のうち、解答者が自信ある方を選べる形式。
それまでワインの問題と味覚の問題で間違え“味覚と嗅覚がドゥルッドゥル”だったチームケンジとケイジ、時々ハンジ。の桐谷健太を始め、チーム日曜の夜ぐらいは…の岸井ゆきのと生見芽瑠,チーム今年で還暦の立川志らく,チーム野球とサッカーの槙野智章が浜田の料理を選んで映す価値なしとなってしまった[4]。ちなみに、チームNEWSの小山慶一郎と増田貴久は当初の解答で浜田の料理を選びかけるも、不正解のコンビニ料理を選んでそっくりさんに踏みとどまり、加藤シゲアキに「だったらいっそ消してくれ!」と突っ込まれてしまう。また、ミニ格付けでは浜田(自分自身で味見していない)・ヒロド両名とも最終問題前まで全て正解し一流をキープしていたが、最終問題で2人とも浜田の料理を選んでしまい映す価値なしとなった。なお、今回もザコシになったのはミニ格付けの2人のみで通常解答者は顔にm(ry。 - 2023年AUTUMNでは「ダチョウ肉のすき焼き」。さすがにこれは誰も選ぶ人はいなかったものの、チーム前回一流芸能人の梅沢富美男を除く全チームが不正解を選んだ結果、実に4チームが映す価値なしとなり消えてしまった。また、ミニ格付けでも誰も選ばなかったものの浜田が不正解を選び映す価値なしとなった。
- 2024年BASICでは「餃子」。チーム芸人とバラドルのオズワルドとチーム夫婦の魔裟斗・矢沢心の2チームがダイレクトで浜田餃子を選び映す価値なしに。またチームなにわ男子は長尾謙杜が浜田餃子を選択。最終的には不正解を選んだ相方の高橋恭平に合わせたものの既に三流芸能人だったためいずれにせよ映す価値なしとなり消えてしまった。また、ミニ格付けでも浜田が浜田餃子を選び映す価値なしとなった。
- 2024年AUTUMNでは「ナマズの蒲焼重」。チームHey! Say! Jump!の知念侑李と伊野尾慧で意見が分かれ、知念は正解の最高級うな重を選択したものの、相方の伊野尾に押し切られ映す価値なしに。さらにチーム仲良しの城田優はダイレクトでこれを選んでしまい、さらに1問目の鱧のお吸い物で「ハブ選んだら引退する」と豪語して間違えたため、映す価値なしの看板の下に「引退」の札が付けられてしまったのをはじめ、実に5チームが消滅する結果となった。なお、5問目時点で既に消えていたチーム無能の鷹の菜々緒は特別に挑戦した結果正解したものの、改めて消滅させられている。
- なお、2023年BASICではメニューは洋食(ビーフシチュー)か中華(黒酢酢豚)のうち、解答者が自信ある方を選べる形式。
- カツオ・フナ(ミシュランガイド掲載の高級寿司店の漬けマグロ・鯛の握り寿司がテーマの時に。ちなみに不正解はくら寿司の寿司)
他の業界における絶対アカン
医師や薬剤師等の国家試験においても、一定数選ぶと成績によらず問答無用で不合格になる「禁忌肢」という選択肢が存在する。命に関わる職業のため、ある意味当然だが。
具体的には「深刻な副作用や、最悪命に関わる恐れがある処置や薬」「そもそも違法行為」といった絶対禁忌、「本来はNGだが、効果が見込めるためやむを得ず処置する最終手段」といった相対禁忌がある。
例
問.保護メガネを着用せずに作業し、右目に鉄片異物が入ってしまった患者の診断に有効な検査はどれか。
1.蛍光眼底造影 2.眼窩部単純CT 3.網膜電図 4.眼部超音波検査 5.眼窩部単純MRI
答:2、禁忌肢:5(MRIは非常に強い磁力を発するため、この場合絶対アカン。同様の理由でMRI室は金属厳禁。)
他にはクイズ番組で、実践系のものにおいてとんでもないやらかしをした場合一発退場になることがある。実際、第18回高校生クイズで実施されたマナークイズにおいて、フィンガーボウルの水を飲んで一発退場になったチームが現れた。
絶対アカン関連動画
問題のシーンは4:06から。
絶対アカン関連静画
絶対アカン関連項目
- 芸能人格付けチェック
- 映す価値なし
- ~たらアカンすよ
- カネテツデリカフーズ(「ほぼシリーズ」製造元)
脚注
- *2023年BASICでの野球とサッカーの槙野智章は言及していたが、発言内容は「最初から見てなかった」
- *なお、GACKTは宣言通り米を1,2粒食べただけで米の水分量を把握し、それを基に正解している。
- *補足すると、中華のコース料理では炒飯は終盤に出てくるため、一般的な炒飯と比べると薄味。高嶋政伸はちゃんとそれに気づいて正解を選んでいたのだが…。
- *番組公式Twitterはこれを「春の嵐が吹き荒れた」と表現
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