絶対!運命!黙示録!
概要
少女革命ウテナの劇中歌。J・A・シーザー作曲。杉並児童合唱団がコーラス部を担当している。
もともとはシーザーの主宰する劇団・万有引力の作品「カスパーハウザー」の為の曲だったが、シーザーのウテナ参加により楽曲が提供されることとなった。
シュールで隠喩的なウテナの雰囲気に相応しく、人間の一生を聖書的にたどる内容になっており、一度聴いたら忘れられないインパクトを与えてくれる。
なお、カラオケ配信もされているがフルバージョンは「もくしくしもしもくくもしもしくしくも」という部分が延々繰り返される為、いつまでたっても終わらないリフレインに非常に気まずい空気になる可能性があるので注意。
とりあえずウテナ関連では1クール目の杉並児童合唱団のもの、2クール目のindustrial mix、3クール目の万有引力のもの、劇場版の絶対運命黙示録〜Adolescence of UTENA、ミュージカル版の絶対運命黙示録Ⅱ(声部がさらに増えている)、CDBOXのおまけでついてきたBossa Nova版の6バージョンが存在する。
加えて劇団万有引力の「カスパー・ハウザー」で使用された原曲も近年では「万有引力◎黙示録」に収録されて聴くことができるようになった。
幻の2番
元々この曲には1番の歌詞しかなかったが、2001年に公演「JYUTAISM」に際して2番の歌詞が作成され、初披露された。その後は長期にわたって公開されることはなく、「幻の2番」と言われていた。
しかしそれから10年以上(ウテナ放映から15年以上)が経過した2013年にJ・A・シーザーのライブコンサートである「大鳥の来る日」で再披露された。
歌詞は1番とはあまり関連性はなく、どちらかといえば他のウテナで使用された合唱曲を思い起こさせるものとなっている。
現在は「大鳥の来る日」ののライブアルバム、およびシーザー自身のベストアルバムである「青少年のためのJ・A・シーザー入門」において聴くことができる(音源はどちらも同じ)。
さらに2017年になって「絶対運命黙示録・完全版」としてスタジオ音源が「バルバラ矮星子黙示録 -アルセノテリュス絶対復活光とオルフェウス絶対冥府闇- 」に収録されることとなった。
関連動画
関連商品
関連項目
- 4
- 0pt