綾瀬はるか(あやせ はるか)は日本の女優、歌手、グラビアアイドルである。
概要
- 生年月日:1985年3月24日
- 出身地:広島県
- 血液型:B型
- 本名:非公開「蓼丸綾(たでまるあや)」
- サイズ:身長165cm、B88(Fカップ)-W61-H91( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
- 所属事務所:ホリプロ
2000年に第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。しばらくはグラビアアイドルとしての活動がメインであったが、2004年にドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」のヒロインに抜擢されたのを気に女優として評価を高めていく。その後は多くの映画やドラマなどで活躍しているほか、2006年には小林武史プロデュースの楽曲「ピリオド」で歌手デビューも果たした。
2013年には「八重の桜」でNHK大河ドラマ初出演及び主演。同年にはNHK紅白歌合戦の紅組司会を務めた(後述)。2016年〜2018年にはNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」でも主演を務めている。
アホの子女優
女優として数々の賞を受賞したり、癒し系と言われたり、CMに出演したりと飛ぶ鳥を落とす勢いで日々活躍を続ける彼女であるが、性格は一言でいえば天真爛漫アホの子である。ネットに掲載されているエピソードをここで紹介したい。
- 「ホタルノヒカリ」にて、藤木直人より「よくつまずく」と言われる。また、その際に「マイペースで天然」と断言された。
- 俳優のベンガルについて「ハーフですか?」と言った。※1
- また「ジーコって芸名ですか?」と言った。※2
- 大阪城ってお寺ですか?間違えた、神社だった→大阪城「解せぬ」
- 映画「ハッピーフライト」の記者会見で吹石一恵から「周りを総突っ込みにさせるキャラ」と言われる。
- 同じくハッピーフライトについて「JALの機長から是非見に行きますと言われた!」と言うエピソードを話した。※3
- 「プリンセストヨトミ」の記者会見において、父子のエピソードを尋ねられた際に他の共演者がほほえましいエピソードを話す中、「車で足をひかれた」と言った。
- 鼻を怪我して入院した際に、まずは食事の心配をしてマネージャーをあきれさせた。
- ケーキ片手に女性誌をもっていたが、その週刊誌の見出しは「今年こそダイエット」
- あるテレビの企画において、すき焼き丼を作った際にネギを入れ忘れた。
- 「子供は2人欲しい」→「男・男・女」
- はねトびのほぼ100円ショップにて映画の番宣の際に、何故来たか?の質問に対して
小出「映画の宣伝に」
綾瀬「ハンガーを買いに(キリッ」 - 中井貴一「彼女は天然ではなく、トンチンカン」
- 中井の返事に対して綾瀬曰く「自分でもトンチンカンだと思う」
- 本人曰く「美術はオール10!」→彼女の描いた子ライオンは人間みたいな顔と6本足と言う前衛芸術。
- 挫折って何ですか?(ニコッ
- 昼間の太陽について「今日は満月ですね~」と言った。→太陽「解せぬ」
- 切符を買おうとしてお札を入れても入らなかった。それもそのはずで、出口側に突っ込んでいた。
- 虫が嫌いな理由を尋ねられて「バリッとしているから」→虫の素揚げでも食されたのでしょうか…
- 寺島しのぶをして「不思議な生き物」と言わしめたらしい。
- ホリプロスカウトキャラバンにおける特技はウサギのものまね。その姿がどのような感じかはご想像下さい。
- ニュージーランドではスパイと間違われて1日拘束された。オーストラリアで指名手配された高田純次と肩を並べてしまってる感。
- 映画「ホタルノヒカリ」におけるインタビュー。板谷由夏、松雪泰子、綾瀬はるかに振られた。
Q:実生活ではステキ女子?干物女?
板谷「帰ってきたらジャージにビール」
松雪「家帰ってソッコー、スウェット」
綾瀬「めんどうくさがり屋なので楽な格好になります。ズボンとパンツは一緒に脱いじゃいますね」ふぅ… - キムタクを「キムちゃん、ハモろーよー」と誘って歌った歌が「ミルキーはママの味ー♪」
- 日が暮れて寒くなる事について「夜冷えしない様に!」
堤真一「夜冷えというか?」
観客「そんなふうには言わない!」
綾瀬のカウンター「寝冷えだ!」
なお、本人は「天然ではない」と言っている。しかし、彼女にかかれば全て癒し…もしくは萌えになってしまう不思議。
脚注
※1 ベンガルは本名を「柳原晴郎」と言い、純粋な日本人である。「ベンガルの虎」と言う舞台からの由来である。
※2 ジーコはあだ名であり、本名は「アルトゥール・アントゥネス・コインブラ」
※3 「ハッピーフライト」はANAが舞台なので言ってみれば「敵に塩を送られる」ようなもの。
2013年 第64回NHK紅白歌合戦 紅組司会
2013年12月31日に放送されたNHK紅白歌合戦で紅組司会を務めた。
司会への抜擢は、綾瀬がその年に放送された大河ドラマ「八重の桜」で主人公の新島八重を演じたことから。それ以前の紅白を見ても、2010年は「ゲゲゲの女房」でヒロインを演じた松下奈緒、2011年は「おひさま」の井上真央、2012年は「梅ちゃん先生」の堀北真希が司会を務めている。いずれも朝の連ドラでヒロインを演じた女優であり、大河の主人公を勤めた綾瀬が抜擢されること自体は当然であろう。
だが、如何せん綾瀬はるかである。長丁場の生放送で「綾瀬が無事に務められるかどうか・・・」という不安の声は司会発表時から巷で聞かれた。ちなみに同年上期の朝の連ドラ「あまちゃん」のヒロインである能年玲奈もかなりの天然であり、こちらはこちらで司会を任せるには不安はある。つまり各々のドラマのヒロインが決まった時点でNHKは詰んでた。
司会・綾瀬はるかの前評判
綾瀬はるかが司会を務めるのはこれが初めてではない。2011年の第53回ブルーリボン賞(映画の方)で司会を務めたのだ。綾瀬は前年の第52回ブルーリボン賞主演女優賞を獲得していた事から、慣例として第53回の司会を務める事になった。
ブルーリボン賞授賞式の前日、司会・綾瀬はるかに大きな不安を抱いていた人物がいた。第53回主演女優賞を獲得した寺島しのぶである。彼女は映画「ハッピーフライト」で綾瀬と共演しており、その天然ボケぶりを肌身で良く知る人物の一人である。寺島は授賞の記者会見で前日の事を思い出し、次のように語っている。
その心配は現実のものとなった。
しかしブルーリボン賞は日本の映画界では権威ある賞とは言え、授賞式は和やかな雰囲気もあり、またテレビ中継されるものでもない。その点では天然ボケは(多分)大した問題ではなく、むしろ綾瀬の天然ボケも和やかな雰囲気を作るのに役立ったと言えなくも無い。
だが紅白歌合戦は、繰り返すが生放送される長丁場のテレビ番組である。日本国民全員が、寺島しのぶのような気持ちで綾瀬の司会を見守る事になったのだ。
NHKの対応
NHKは番組を滞らせることなく、また綾瀬に無事に司会を務めてもらうために、次のような対応を取った。
- 綾瀬が話す時は、基本的には白組司会の嵐と一緒に行う事でいつでもフォローを入れられるようにする
- 曲紹介など決まっている内容はなるべく紙に書き、それを綾瀬が自分で手に持って読む
- 嵐が自身の曲準備でいない時は、必ずフォローを入れられる人物と共に行う
炸裂する天然ボケ
しかしやはり天然ボケは炸裂した。
- 言葉を噛む
- 美輪明宏の話をぶった切る
- ゲスト審査員で、2014年の大河で主役を務める岡田准一に話を聞いた時。
嵐 「綾瀬さん、長丁場の大河を乗り切る秘訣などがあったら、教えてください」
綾瀬 「どうなんですか?(と何故か他の人に話しを振る)」 - 和田アキ子の曲紹介で「この曲には、次のようなメッセージが込められています」(が、メッセージは読まれなかった)
ゲストで来ていた「今でしょ!」の林修先生は、綾瀬の司会を褒めながらも「ドキドキしています」とコメントしていた。
「花は咲く」を歌う
「花は咲く」は、東日本大震災の復興を応援するNHKのチャリティーソングである。綾瀬は中盤、紅白の舞台で他の出演者のバックコーラスでこの歌を披露した。
歌に先だって一本のVTRが流れた。原発事故の避難区域である大熊町から会津若松へ疎開している中学生のもとを綾瀬が訪れ、インタビューを行ったもの。「八重の桜」も福島(会津)が舞台であることから、綾瀬は以前にも福島を取材などで訪れている。今回改めて福島を訪れた綾瀬は、故郷を離れた避難生活を続けながらも、将来の希望を持つ少年少女らと触れ合った。
VTR終了後、歌の前に綾瀬からのメッセージが伝えられた。その時に思いがこみ上げたのか、涙を流して言葉を詰まらせる様子も見られた(というかVTR明けの時点で既に泣いてた)。だが観客からの声援もあってメッセージを伝え切り、澄んだ歌声を観客と視聴者に届けた。
落ち着いてきた終盤
そんな綾瀬もだんだん慣れてきたのか、終盤の司会ぶりは概ね落ち着いていた。VTRや中継映像に見とれ、カメラが切り替わった事に気づかないような場面もあったが、(それほどには)トチることなく最後まで司会をやり遂げた。
まとめ
事前の心配が現実化したところはあったものの、綾瀬はるかの司会は良かったのではないだろうか。何度も紅白を見てきた視聴者でも、こんなに司会者を応援した事は皆ないはずだし、その点で言えば貴重な経験だったと言える。 いや。もしかするとあれは綾瀬はるかではなく魔法の鏡で変身したひみつのアッコちゃんだったのかもしれない。
なんだかんだ言って、綾瀬はるかは可愛い。
主な出演作品
映画
- 僕の彼女はサイボーグ 彼女役、2008年
- ザ・マジックアワー 鹿間夏子役、2009年
- ICHI 市役、2008年
- ハッピーフライト 斉藤悦子役、2008年
- おっぱいバレー 寺島美香子役、2009年
- プリンセス トヨトミ 鳥居忠子役、2011年
- 映画 ホタルノヒカリ 雨宮ホタル役、2012年
- 海街diary 香田幸訳、2015年
- 海賊とよばれた男 国岡ユキ役、2016年
- 本能寺ホテル 倉本繭子役、2017年
- 今夜、ロマンス劇場で 美雪役、2018年
- 奥様は、取り扱い注意 伊佐山菜美役、2021年
テレビドラマ
- 世界の中心で、愛をさけぶ 廣瀬亜紀役、2004年
- 白夜行 唐沢雪穂役、2006年
- ホタルノヒカリ 雨宮蛍役、2007年
- 鹿男あをによし 藤原道子役、2008年
- JIN -仁- 橘咲役、2009年
- 八重の桜 新島八重役、2013年
- きょうは会社休みます。 青石花笑役、2014年
- わたしを離さないで 保科恭子役、2016年
- 精霊の守り人 バルサ役、2016年〜2018年
- 奥様は、取り扱い注意 伊佐山菜美役、2017年
- 義母と娘のブルース 岩木亜希子役、2018年
- いだてん〜東京オリムピック噺〜 春野スヤ役、2019年
- 天国と地獄〜サイコな2人〜 望月彩子役、2021年
声の出演
CM
- P&G「パンテーン」「マックスファクター」「レノアハピネス」
- 江崎グリコ「ジャイアントコーン」
- パナソニック「VIERA」「LUMIX」「全自動DIGA」
- キリンビバレッジ「生茶」
- 日本生命「未来サポート」
- 日本コカ・コーラ「アクエリアス・ビタミンガード」「爽健美茶」
- SEIKO「ルキア」
- ブリヂストン
など
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ドラマ
シングル
その他
関連項目
関連リンク
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