「妹の股で泣くな!!」
緒山みはりとは、ねことうふ原作の漫画作品「お兄ちゃんはおしまい!」の登場人物である。
ドラマCDならびにアニメ版の声優は石原夏織。
スピンオフ作品「みはりの研究室」では主人公を務める。
概要
主人公・緒山まひろの妹。年齢は高校生相当だがある事情から飛び級し、現在は大学生の身。
引きこもりニートと化してしまった兄を更生すべく「お兄ちゃん改造計画」を発動、薬により女の子にしてしまった張本人である。
まひろに女の子としての教育を施しながら社会人としての自立を促していき、同時に大学生として研究も進められる一石二鳥の生活を送っている。
なお超ド級のブラコンであり、上記の改造計画もそれ故に兄を社会復帰させ、もう一度仲良くなりたいがためのものである。その愛は肉親的なものを少々逸脱している描写もあるが果たして……。
兄に女の子としての身だしなみや振る舞いを教育する一方、自分自身の服装には割と無頓着であり(本人曰く誰に見せるわけでもなし)、大概は赤い服に白衣を羽織った姿で行動している(夏になると半袖の白衣にマイナーチェンジしたりはする)。中学時代にはスカートの下に学校のジャージを履いた姿で街中を走ってきてかえでを唖然とさせたり、まひろの授業参観の際には(当日知って急いでいたとはいえ)白衣のままで現れて周囲を騒然とさせ、まひろを赤面させ、そして卒業生なのにも関わらずまりちゃん先生に叱られた。
このほかにも欠点は割と多く、特にお酒には滅法弱い。甘酒一口で酔っ払い、キス魔となって大暴走したことがある。またとある遊園地のマスコットキャラを蒐集しており、そのこだわり様はまひろをもドン引きさせた。
ちなみに大学へ飛び級したのは高校入学後の話であり、すでにその時引きこもりになっていたまひろを社会復帰させたいという一心で、すさまじい努力を重ねた成果である。そのためかまひろが自分にプレゼントをくれたり、一人でお出かけしたり早起きしたりするのを目の当たりにするたび大粒の涙を流して泣く。
だがそもそもまひろが引きこもりになった主な理由は「優秀な妹と比べられた劣等感と受験の失敗」であり、みはりがそのことに気付いているかは不明(作中の描写を見るに恐らくは気付いていない)。
余談だが、最初期は別にブラコンというわけではなく単に「引きこもりのクズニートの兄にならどんな実験をしても問題ない」という感じのあたりの強いキャラとして描かれており、表情や言動からもそれが見て取れる。
しかし話が進むにつれ段々お兄ちゃんが大好きな子として変化していったとのこと。
主な人間関係
緒山まひろ
大好きな兄。女の子にした後は社会復帰のための教育と自分の満足のためにひたすら彼(女)を振り回していくこととなる。
穂月かえで
親友。少なくとも中学時代からの仲であり、高校も同じところへ進学していた。高校デビューでギャル化した際は誰だか判らず戸惑ってしまった。みはりにとってはファッションの師匠でもあるが、みはりがなかなか着飾ることがないのがあまり報われない。
「お姉ちゃん」としては大先輩であり、まひろに対しての接し方などの相談も受けている。主におもらしの時とか
穂月もみじ
かえでの妹。かえでを通じて面識はあったらしい。
あさひやみよ同様に、またまひろの「姉」という側面もあってみはりをかなり尊敬している模様。後にパンツを貸すほどの仲になる
桜花あさひ・室崎みよ
まひろともみじの同級生。まひろを通じて知り合い、あさひからは「ハカセ」と呼ばれ尊敬?されている。みよには酔っ払いキス事件で「お姉さま」と呼ばれていた。
吾妻ちとせ・天川なゆた※アニメ未登場につきネタバレ注意
大学でのみはりの先輩とその「妹」。ちとせは性転換薬の開発者であり、ある意味で黒幕である。なゆたとは研究室で会うことがあったものの本格的に知り合ったのはバーベキュー回であり、さらに両者の関係を知るのは授業参観の時であった。
なゆたは海回でみはりが持ってきた即効性性転換薬を誤って飲んでしまい爆乳化するトラブルに巻き込まれるが、それを見たみはりはその後自分の体で試してしまい、挙句にまひろに見られてドン引きされてしまった。
台詞集
※あえてアニメ未採用の台詞を掲載しています。気になる方は原作をゲットしてみよう!
- (何これかわいい)
- 「人が動けないのをいいことに お兄ちゃんのケダモノ!」
- 「…できたーー!! ……………って愛妻弁当か!!」
- 「………また触っちゃった お兄ちゃんのブニブニ……」
- 「…んひッ!? へ……あ…あぅ……」「うえぇ見ちゃだめぇ…」
- 「故意ではないといえ変な薬を人に飲ませるなんて この研究室倫理観とか安全管理とかどうなってるんですか!!」
関連静画
関連項目
- 47
- 0pt