緒方凌介単語

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緒方凌介（おがた　りょうすけ、1990年8月25日-）とは、大阪府出身の元プロ野球選手（外野手）である。

経歴

小学校から軟式野球を始め、中学時代から硬式野球の住吉ボーイズでプレイした。PL学園高校に進学し、2年生から外野のレギュラーになるも、甲子園出場はなかった。

東洋大学に進学してからは、1年生から試合に出場。2年生の第59回全日本大学野球選手権大会、3年生の第60回全日本大学野球選手権大会で2年連続で優勝し、3年生では大学日本代表候補にも選ばれた。4年生からは東洋大学野球部の主将を務めた。

2012年ドラフト会議にて、阪神タイガースから6位指名を受けて入団。背番号は65。

阪神時代

2013年4月30日に初の一軍昇格を果たすと、5月3日の東京ヤクルトスワローズ戦で6回裏にマット・マートンの代走として一軍初出場。そのまま7回表の守備につき、7回裏に初打席を経験した。シーズン終了後の秋季キャンプでは、掛布雅之が絶賛するほど走攻守でアピールし、和田豊監督からキャンプの最優秀選手に選ばれた。また、台湾のウインターリーグにも歳内宏明らと共に派遣された。

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2014年は、沖縄の一軍春季キャンプに最初から参加。開幕一軍入りしたが、4月2日に岩崎優と代わり二軍落ち。5月11日に再昇格すると、5月13日の対広島東洋カープ戦で「1番・右翼手」でプロ入り初先発出場、3回表に先発の九里亜蓮からプロ入り初安打を放つと、10回表にはプロ初盗塁を決めた。オフに右膝の半月板のクリーニング手術を受けた。

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2017年以降は一軍出場がないまま、2018年10月に戦力外通告を受け現役を引退した。

引退後

阪神タイガースの球団職員を務める。

人物

小柄な体格ながら、遠投120mの強肩や50m5秒8の俊足を誇り、身体能力の高さに定評がある。思い切りのいいスイングから鋭い打球を飛ばし、掛布雅之は「『怖い1番』に育ちそう」と評した。

エピソード

• 大学時代の座右の銘は「一心不乱」。
• 東洋大学野球部の一学年先輩に藤岡貴裕、鈴木大地がいる。
• 父・裕士さんから譲り受けた1300gのマスコットバットが"お守り"らしく、遠征先などでは自室で振っているという。

成績

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2013年	阪神	2	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
2014年		28	69	57	7	14	2	0	2	5	2	2	0	8	2	14	0	.246	.358
2016年		21	25	24	2	4	1	0	0	0	0	1	0	0	0	6	1	.167	.167
NPB：3年		51	95	82	10	18	3	0	2	5	2	3	0	8	2	20	1	.220	.304

年度別守備成績

年 度	球 団	外野手
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
2013年	阪神	1	0	0	0	0	.---
2014年		24	35	1	0	0	1.000
2016年		12	10	0	0	0	1.000
通算		37	45	1	0	0	1.000

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関連項目

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• NPB（日本プロ野球）
• 阪神タイガース

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