織斑千冬とは、ライトノベル及びその関連作品IS〈インフィニット・ストラトス〉の登場人物である。
概要
IS学園の教師であり、織斑一夏の実の姉で、学園では彼の担任も務める他、寮の監督も務める。長身でスーツの似合う美人。
性格は非常にクールで弟の一夏にも容赦無く厳しく接するが、両親不在の中で苦労して弟をずっと守ってきただけあり、母親のような優しい部分も持ち合わせている。厳しさも一夏に期待を寄せているゆえのこと。一夏のピンチの際はコーヒーに誤って塩を入れるなど、内心では動揺する面も見られた。しかし凰鈴音には少々苦手意識をもたれているようだ。
なおずっと外で働いていたため、家事全般は苦手(代わりに一夏がそれらが得意になっている)。
元日本代表IS操縦者であり、第1回IS世界大会「モンド・グロッソ」で総合優勝&格闘部門優勝、さらに公式戦では無敗記録を持つ伝説的なIS操縦者。
またISの開発者である篠ノ之束と古くからの付き合いでISの開発にも関わっており、操縦技術のみならずISに関する知識量もずば抜けている。
しかし第2回モンド・グロッソ時の一夏誘拐事件をきっかけに操縦者を引退、一時ドイツで教官を務めた後(このときラウラを指導している)、IS学園に教師として赴任した。
しかし現役を引退しているとはいえ、その能力は未だに現役時代から衰えておらず、IS用の武器を生身で振り回すという離れ業もやってのける。
また先述の伝説的な過去と優れた容姿から、彼女に憧れる学園の生徒や若手教員も多い。
搭乗IS
現在は引退しているが、現役時代は「白騎士」と「暮桜」を専用機として使用。
なおこれらの機体は世界で1番目と2番目に開発された第1世代型のISである。
現役時代の千冬は近接格闘武器の刀剣「雪片」を主に使用しており、世界大会優勝時も「雪片」一本で優勝を果たしている。この「雪片」の後継が一夏の搭乗する「白式」に装備されている「雪片弐型」であり、「暮桜」と「白式」は単一仕様能力も同じ「零落白夜」であるため、2機の機体特性はほぼ一致する。この事実が一夏に姉との差をより強く意識させた。
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関連項目
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