纏流子とは、テレビアニメ「キルラキル」に登場するキャラクターである。
概要
本作の主人公。本能字学園に転校してきた女子高生。男勝りで身体能力が高い。
転校前も父親に寄宿制学校に預けられっぱなしという境遇からやさぐれて喧嘩に明け暮れていたらしく、
「関東無宿ギターケースの流子」という通り名も持つ。
家族は科学者であった今は亡き父の纏一身のみ。
後に第18話において、実は鬼龍院羅暁とその夫である総一郎(後の纏一身)の次女・・・つまり皐月の妹であることが明かされた。また、赤子の頃に行われた羅暁の人体実験で肉体が生命繊維と融合しており、普通の人間なら即死するような怪我を負っても死なない。
巨大な片太刀バサミをギターケースに入れて持ち歩き、もう片方を探している。父「纏一身」の死の謎を追い、その手がかりである片太刀バサミの事を知っていそうな素振りを見せた鬼龍院皐月に挑む。
父の死に際して実家である纏家の邸宅が焼失して居るため、現在は転校初日に友人となった満艦飾マコの家に居候中。幼い頃から寄宿制の学校に預けられて育ったため、満艦飾家の一家団欒を大切に思っており、一度それが失われかけた際には、相当な精神的ダメージを受けている。
最初で言った通り男勝りな性格だが、露出度の高い鮮血の覚醒形態を着て恥ずかしがったり、EDでは店のショーウインドーに飾ってあるウェディングドレスに興味を持ったりと、乙女な一面もある模様。
というか捨て育ち的境遇でやさぐれているだけなので、盗んだバイクで走り出した後きちんと返しに戻ったり、マコの父を変質者と間違えて半殺しにした後に誤解に気付いて平謝りしたり、注射を怖がってふくれっ面になったりと、素の部分はかなりかわいい女の子とも言える。
また、物語初期には捨て台詞だの逃げ足だのと、言動や行動での小物ぶりに定評があったが、その後物語が進むに従って成長していく事で名実共に主人公らしくなっていった・・・が、それからも暴走したり騙されて鮮血をバラバラにされたり、真実の前にやさぐれて仲間の元を飛び出したあげく洗脳されて悪落ちしたりと、主人公としては不遇にも程がある。
成長はしているのだが、成長してなお事態が自身の想定を大きく超えてインフレしていく事に自己の内面的成長が追いつかず、常に後手後手で事態に振り回されているというのが実際のところ。
齢5歳で父にすべてを明かされ、それに備えて研鑽を続けてきた鬼龍院皐月に後れを取りっぱなしなのも仕方ないと言えよう。
鮮血
自宅の地下で出会った謎のセーラー服。流子によって鮮血と名づけられた。
顔があって動くだけでなく人語を理解する(ただしその言葉は所有者である流子にしか聞こえない)。
その正体は、流子の父である纏一身が流子専用に作り上げた、100%すべて生命繊維で作られた服「神衣(かむい)」の一つ。流子の血を吸うと戦闘形態に変化して露出度が高くなるが、高い力を発揮する事ができる。
当初は、流子の血を吸う量が多すぎて流子を出血多量で行動不能に追い込んでいたが、流子が人衣一体の境地に達したことで、タイムリミットは解除され、真に流子のパートナーへと至った。好きなことはアイロンがけをして貰う事。
また、戦況に応じて様々な形態に変形する機能を有する。
片太刀鋏
流子の父である纏一身の作り上げた対「生命繊維」用の武器。
本来はその名の通り、鋏の形状をしていたが、片方は纏一身を殺害した針目縫が持ち去ったため、現場に唯一残されていた一身の身に突き立てられていたモノのみが流子に託された。
皐月の愛刀「莫山」と同様に生命繊維を切断することが出来るが、2本併せて使用することで、生命繊維の復活を阻止することすら可能な、いわば対生命繊維の切り札的存在。
当初は巨大な鋏の形状であることから、片方だけになったコレを流子はギターケースに入れて持ち運んでいたが、その後、正しい使い方を習得して、小さく折りたたむことができるようになったため、それ以降はスカートの脇に挟んで持ち運んでいる。
流子の持つモノは紅いが、縫に持ち去られた方は青紫と、色が異なる。
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※掲載モデルは「Windows100%」収録のもの(2013年12月号)
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