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『美味しんぼ』(おいしんぼ)とは、1983年から現在まで続く食をテーマにした漫画、アニメ、ドラマである。漫画の作者は雁屋哲(原作)、花咲アキラ(作画)のコンビである。
概要
東西新聞社に勤める山岡士郎と栗田ゆう子の2人が「究極のメニュー」を追い求めて奮闘し、時には「至高のメニュー」を掲げる士郎の父・海原雄山と対決する。
主人公・士郎の父である海原雄山は、士郎と長期に渡り確執の関係をとっていた。初期では厳格かつ時折見せるマジキチ部分もあったが徐々に関係が和らぎ、それが文字通り正しいツンデレの姿となったと言われている。雄山はニコニコ動画に限らず、本作一の人気キャラクターである。
グルメ漫画ブームの中心の一つとなった作品であり、単行本100巻を超す長期連載となっている。
普通、料理漫画と言えば主人公が料理をする漫画が主だったがこの漫画は主人公が料理するのみならず、美味しい料理を食べる・追求するだけという新たな手法を導入し、それまでのグルメ漫画の常識を破った。アニメ・実写ドラマなど何度も作られ一時代を築いた。反面、マジメかと思いきやギャグのような展開も出て来る為、漫画やアニメなどでパロディのネタにされやすい(特に究極と至高の流れあたりが顕著)。
その一方で栄養学・衛生学・その他の学問の科学的見解から見れば誤った描写が散見される点は注意が必要である。後の項で述べるが、作中での扱いに対して関連団体などから編集部に苦情が入ったことも複数回あり、かつては作中においてあのマイクロソフトのWindows95をコケにして、マイクロソフトが激怒し広告を引き上げる事態になった事もある(作者がマッキントッシュ愛好家)。
また、作品内やブログで披露されている作者の政治的主張・歴史認識については、中国・韓国に肩入れする内容が多く、異論・異説が唱えられている説を作中で史実として言及することがある。ただし、反日活動、あるいはそれに類する活動なら何でも賛成かというとそういうわけでもなく、捕鯨に反対する団体を批判的に描いたこともある。
そして、東日本大震災・福島第一原発事故を元に話を描いた所、その内容があまりに酷かった事を受けて、出版社であるスピリッツに多方面から批判が殺到し、一時休載されている。
作中解釈の問題点
作者の取材、知識不足により、明らかな間違いが描写されることがあり、たびたび専門家から批判や指摘を受けている。
以下に一例を挙げる。
- 離乳食に蜂蜜と鶏卵を与える
- 乳児がハチミツを摂取すると乳児ボツリヌス症を引き起こす危険があり、厚生省は「与えてはいけない」と通達している。命にも関わるためか、このエピソードは単行本には収録されなかった。
- ホタルイカを生食する
- 作中にホタルイカを生食するという描写があるが、食中毒を起こす危険性があり、生食は控えるべきである。
- 発癌性
- 発癌性物質の量を問題とせず、ただ単に発癌性のある・なしで物事を語っている表記が多い。実際には全ての食べ物は多量に摂取すると発癌性があると考えて問題ない。
- 農薬と無農薬
- 「無農薬野菜が農薬を使用した野菜よりも安全で味もいい」と作中で言われている。美味しんぼの偏見の中では知名度があるためか、漫画『コンシェルジュ』にて美味しんぼを皮肉ったエピソードが登場し、植物は害虫から身を守るために自身で農薬を生成する。無農薬野菜の天然農薬は農薬使用のものよりも比べ物にならないほど多い。という描写がなされた。しかし数値的にはどちらも取るに足らないレベルであり、農薬野菜だけを攻撃するのはお門違いである。無農薬野菜には虫害が起こると、猛毒のカビが発生する。この事実も作品では全く無視されており、農薬の危険だけを謳っている。
作中では「虫も食べない野菜が旨いわけがない!」と語られているが、虫と人間は全く違う生き物である。また野菜の栄養が減ったのは農薬のせいだと全く根拠のないナンセンスな理論を展開している。さらに作者は農薬と除草剤を別けて呼んでいる。もちろん除草剤は農薬の一種である。 - 添加物の毒性
- とある回で添加物の亜硝酸塩を危険だと表現されているが、野菜などから摂取された硝酸塩は消化の過程で亜硝酸塩に変化する。これは科学的な事実であり、添加物の量とは比較にならないほど大量に摂取することになる。動物実験ではアミンと反応し、発癌性物質であるニトロソアミンを生成することが分かっているが、人体実験では確証が得られておらず、危険性はないとJECFAが見解を出している。
これに限らず、美味しんぼ作中では何かと食品添加物批判がなされることがある。 - キュウリ
- 「本物のキュウリは曲がって育つものだが、見た目のために無理やりまっすぐに伸ばしている。これではおいしいはずがない。曲がったキュウリこそホンモノだ」というナンセンスな理論を展開しているが、そもそも品種改良をしていないきゅうりの原種は不味くて食えたものではない。
- 放射能の影響で鼻血
- 山岡達が福島原子力発電所を見学して鼻血を出す、カラダがダルくなるなるなどの症状を訴えるが、政府の見解によると原発事故により放出された放射線物質に起因する直接的な健康被害が確認された例はない。
- そもそも、鼻血が出るほどの危険性があるなら山岡たちは既に死んでいるはずである。
- ↓鼻血問題について解説している動画
主な登場人物
- 山岡士郎 (声優:井上和彦)
- 主人公。ニコニコ大百科にある当該記事を参照。究極のツンデレ・・・というか父譲りである。
- 栗田ゆう子 (声優:荘真由美)
- 一応メインヒロイン。後に士郎の妻となる(が、夫婦なのに旦那を「山岡さん」と呼ぶなど不思議な場面も・・・)。シャッキリポンに代表される名言から、ネタキャラ扱いされることが多い。初期の方がかわいい。
- 谷村秀夫(声優:嶋俊介)
- 東西新聞社文化部部長→文化部長兼編集局次長→107巻より文化部長兼編集局長。口ひげがトレードマークのヒゲダンディーなおじさまで、温和で器が大きく滅多に感情的にならない。そして、大原や小泉と違って公私混同をしない唯一の上司であり、50巻「黒いマスコミ王」で金上に東西新聞社を乗っ取られそうになったときでも士郎や大原達を助けた。それ故に、上層部や部下から厚い信頼を得ており、士郎が激昂した時でも彼には心を開く。
- 富井富雄 (声優:加藤治)
- 東西新聞社文化部副部長→107巻より文化部部長代理(実質部長)。絵に描いたようなおっちょこちょいキャラで、ネタキャラにされやすい。しかし、その描写には成人としての道徳観が全く無い。おまけに極度の酒乱であるが故に、この様な人間が部のナンバー2という地位にいるのは大いに疑問の余地があるといえよう。事実、花の三人組にも稀に疎まれる描写があり、酒に酔って暴れたが故に幾度と無く昇進が見送られた人物。しかし一応部下思いでもありノリがいいので、文化部には欠かせない人物である。
- 荒川絹江(声優:水原リン)
- ゆう子の同僚で文化部花の三人組の一人。107巻より文化部副部長。
- 三谷典子(声優:佐久間レイ)
- ゆう子の同僚で文化部花の三人組の一人。
- 大原大蔵社主(声優:阪修)
- 東西新聞社の社主(トップ)で、究極のメニュー発案者。京都出身。何故かいつも和服姿であり、普段着のシーンは全く無い。最初は人格者だったにも関わらずだんだん子供じみた人間に・・・初期の威光はもはや無い。
- 小泉鏡一編集局長(声優:加藤精三)
- 社主にゴマをする局長→取締役兼編集局長を経て、107巻より正式に編集部代表取締役に。欧米に20年近く出されていたようで、大原とは対立していた・・・が、何故か今やあんな変わりように・・・初期の威光はもはや無い。
- 海原雄山 (声優:大塚周夫)
- ニコニコ大百科にある当該記事を参照。至高のツンデレ。このあらいを作ったのは誰だぁっ!
- 岡星精一 (声優:若本規夫)
- 和風料理店「岡星」の主人。山岡の協力者。
- 岡星良三 (声優:関俊彦)
- 精一の弟で美食倶楽部の料理人。最初は幾度と無く雄山の逆鱗に触れていたが、今では美食倶楽部随一の料理人に成長し、至高のメニューを任せられる程になった。
ゲーム
アドベンチャーゲームのファミコン版、レシピ集のニンテンドーDS版などが発売されている。ファミコン版は唐突に謎の呪文を唱え出したり、突然理不尽なゲームオーバーに見舞われるなど、プレイヤーを唖然とさせるネタが多い。
アーケードゲームの『三国志大戦3』では、SEGAとビッグコミックスピリッツのコラボレーションにより、士郎(孫策)・雄山(孫堅)それぞれに扮したカードが作られた。計略名もお互いのメニューから「究極の大号令」「至高の大号令」となっている。ボイスはアニメの人とは別。
関連動画
アニメOP
MAD
ユーザーによる補完が繰り返されて堂々と全話アップされていたが、2008年6月1日に大量削除があったと思われる(当たり前)。MAD作品も巻き添えで消されてしまったため、美味しんぼ関係の動画は一気に減ってしまった。
ゲーム
同人ゲーム
関連静画
静画においては、本家である美味しんぼを描いたイラストは少なく、パロディや元のコマなどを使用したコラージュなどの方が多い。
パロディ作品
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
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- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%BC






