羽沼マコトとは、スマホゲーム『ブルーアーカイブ』の登場人物である。CV:浅川悠
概要
キキキキッ!さすが、このマコト様の心を鷲掴みにしただけはある!
初登場はメインストーリーVol.3『エデン条約編』。当初はNPCだったが、イベント『陽ひらく彼女たちの小夜曲』(2024年1月24日~)にてフェス限定生徒として実装。限定ゆえ入手機会が限られる希少な生徒である。
ゲヘナ学園に所属する3年生で、生徒会的組織パンデモニウム・ソサエティー(万魔殿)の議長を務める学園のトップ。一人称は「私」もしくは「マコト様」。ゲヘナ生徒特有の雄々しい角、軍服を思わせる飾り気のない制服、モデルのような細身・高身長の体型、そして中性的で整った顔つきと口調から男装の麗人を想起させる。「キキキッ」という猿めいた笑い声も特徴的。京極サツキとは幼馴染の関係にある。
ちなみにブルアカでは非常に珍しい18歳の生徒。3年生は基本17歳で占められているため、生徒全体で見ても狐坂ワカモ、鬼方カヨコ、マコトの3人しかおらず、何かしらの理由で留年したと推測されるが今のところ詳細不明。
固有武器は金色に輝くスナイパーライフル「唯我独尊」。自身の権威を示すべく、ゲヘナでも有名な職人に直接依頼して作らせた芸術品のような銃器である。
人物像
万魔殿と自らの権威をキヴォトス中に知らしめ、全土を征服するという壮大な野望を抱いており、その実現のため、絶大な権力と湯水のように使える予算を武器に様々な計画を実行に移していく。例えば、キヴォトスのどこからでも見える超高層ビル「マコトタワー」の建造、商店街の店を買い上げて「万魔殿特製おみやげセット」の販売、自身を象った黄金像を大量発注してあちこちに配置、ゲヘナ最大の印刷所を傘下に置き、元宮チアキとともに機関紙の発行を行う等々……。とにかく派手で目立つ事が好きな性格であり、問題児が多いゲヘナを体現した恐るべき混沌の具現。計略と悪巧みが趣味なので道楽も兼ねているのだろう。
とんでもない人物だが、一応選挙で選ばれて議長の座に就いているので決して自称や僭称ではない。ただし、ゲヘナ生徒は政治的関心が薄く、投票率3.8%を記録、万魔殿に対する信任投票率が過去最低記録を更新した時もあったらしい。このため万魔殿の議長が誰なのかすら分からない有り様(実際『機械仕掛けのパヴァーヌ』で夜桜キララがイブキをリーダーと勘違いしていた)。一方マコト本人は「どうせほとんどの生徒は政治なんて分からない!つまり、生徒が政治をああだこうだ考えるよりも、関心など持っていないほうが支配しやすい!」という持論から全く気にしていない。
余談だが、掛からない事で有名なサツキの催眠術に掛かった唯一の人物でもある。
風紀委員会、特に委員長の空崎ヒナを敵視しており、ヒナに無理難題を押し付けて恥をかかせようとしたり、抜き打ちの会計監査を行って風紀委員会の予算を削減したり、嫌がらせのためだけに校則を発議するといった権力者ならではの多角攻撃で苦しめる。普段風紀委員会から送られてくる情報は無視しているのに、風紀委員会の弱みに繋がる情報だけは目ざとく把握し、口論になった際の手札とする抜け目の無さも見逃せない。時には溺愛しているイブキさえもダシにして風紀委員会を追及するほど執念深い。
このような事情から、行政官の天雨アコを始めとして風紀委員にかなり疎まれており、ヒナに至ってはマコトをタヌキ呼ばわりし、耐えかねた時は力ずくでマコトの謀略を粉砕してしまう。何故マコトがここまでヒナを敵視するのかは今のところ語られていないため不明。
特にマスコット的存在である丹花イブキを溺愛し、『不忍ノ心』で忍術研究部と交流したイブキから「忍術研究部を助けに行きたい」と乞われるや否や、「正義の味方になるためだとも!!イブキが愛してやまない忍者のためにな!!」「イブキの愛する忍者たちが怪我でもしたら、イブキが悲しむことは目に見えている」「イブキの好感度を上げるための絶好のチャンスを、みすみす逃すわけがあるまい!!」とやる気を出し、百鬼夜行北部にある大雪原まで飛行船を飛ばして戦車の虎丸とともに空中降下、苦戦中の忍術研究部を颯爽と援護した事も。したがってマコトの行動理念の中には「イブキにかっこいいところを見せたい」という考えも多分に含まれている。
対外関係
トリニティやミレニアムなどの学園は、外交問題にならないよう慎重に駆け引きしているが、我らがマコト様はキヴォトス全土を支配する野望に則って他学園の併合を企む。領土的野心から他学園に魔手を伸ばすのは現状マコトくらいである。
『エデン条約編』ではトリニティ総合学園との敵対関係を終わらせるエデン条約締結に意欲を見せる。が、それは表向きの態度で、同じくトリニティに恨みがあるアリウス分校と手を組み、風紀委員会ともどもトリニティの首脳部を巡航ミサイルで焼き払う一大計略に打って出る。しかし発射直前でアリウスに裏切られ、乗っていた飛行船を爆破・撃墜させられる。幸い湖に墜落したため入院で済んだ。マコトのトリニティ嫌いはスケジュールにも反映されており、トリニティ総合学園にはマコトが絶対に出現しない仕様(他の万魔殿メンバーは低確率ながら出現する)。
レッドウィンター連邦学園に対しては、調略により保安委員長の池倉マリナを内通者にし、マコトがレッドウィンターに訪れたタイミングで内と外から同時に攻撃を仕掛け、チェリノ政権を転覆させる計略を水面下に巡らせる。ところが、マリナがマコトとの約束を忘れて勝手にクーデターを起こした挙句、投獄されてしまったため決起を促す前に計画が破綻、チェリノにも反意が露呈してしまうも、レッドウィンターではクーデターは日常茶飯事なので外交問題にはならなかった。最終的にマコトはチェリノに気に入られて友好関係を結ぶに至る。『陽ひらく彼女たちの小夜曲』では、チェリノからマコト宛てに書状が届いており、指導者としての心構えやゲヘナの発展を祈願する言葉が綴られていた。
このように作中ではあらゆる企みが失敗し続けているも、すぐに立ち直る鋼メンタルのおかげで挫ける事を知らない。彼女に精神攻撃はまず効かないと言って良いだろう。
一方、百鬼夜行連合学院とは珍しく友好関係を結べており、度々交流会が行われている他、マコト自身も『桜花爛漫お祭り騒ぎ!』や『にぎにぎとゆきゆきて』で観光に訪れた。また、イブキにかっこいい所を見せるためとはいえ、色彩の尖兵に襲われている忍術研究部をイロハの虎丸に乗って助けた事もある。
シャーレの先生の事は、自分と対等の強力なリーダーと認識し、味方に引き込もうと万魔殿との提携を提示、努力の甲斐なく何度も断られているが、決して強要はせず、マコトや万魔殿の魅力を理解させた上で提携に持って行こうと試みる。
カリスマ?
上に立つ者としては問題しかないマコトだが、風紀委員会が絡まない時は意外にも常識ある人物となる。
絆ストーリーでは「我々の事業の目的は、あくまで万魔殿の名を広げることにある!そのためには、ゲヘナに住む皆と良い関係を築いていきたい」と公言、商店街との争いを避けるために店側の不満を聞き入れて、妥協点を探す事を提案、謝るべき場面ではきちんと謝罪し、場合によっては自分の意見を取り下げるなど器の大きい一面が見られた。実際に先生も「さっきはビックリしたよ。本当にすごかった」と評している。
ミニストーリー『万魔殿のレッドウィンター巡回録』においては、チェリノに、レッドウィンターで一番の職人に作らせた黄金マコト像をプレゼントされた。
『陽ひらく彼女たちの小夜曲』で披露したドレス姿ではウィスキーグラスを持っている。だが、学生の身分ゆえ中身は酒ではなくティーバッグ入りの茶であり、未成年飲酒はしない真面目な部分が窺える。やる事なす事メチャクチャな割に、部下を上手く統率出来ているようで、少なくとも反乱を起こされた様子は無かったりする(チェリノから「クーデターなんて日常茶飯事ではないか」と言われた時には驚愕の表情を見せたほど)。
また万魔殿の仲間にはとても寛大。サツキが推し進める怪しげなNKウルトラ計画を、否定しないどころか野望達成の手段として積極的に取り入れ、チアキが趣味で発行している万魔殿新聞には、プロパガンダを兼ねているとはいえ、費用を万魔殿の予算から供出し、学園全ての建造物に新聞を掲示するよう校則を発議してバックアップを惜しまない。イロハ相手だと人使いが荒いものの信頼しているのが窺える。
絆ストーリーにてエンペラー・ライオンマル・ジュニア3世という名前の飼い猫を飼っている事が判明。あまり懐かれていないようで、メモリアルロビーだと手を噛まれている。後に重度の猫アレルギーが発覚し、ライオンマルと一緒に暮らせなくなった時には「一度引き取った以上、たとえアレルギーを引き起こそうと最後まで責任を持って世話をする」と言い放ち、自身の権威に箔を付けるために飼い始めたにも関わらず、飼い主としての責任感と愛情を持って接していた。最終的にドクターストップが掛かり、ライオンマルは世話係の部下に引き取られたものの、その後も欠かさず可愛がってあげた。
ミニストーリー『ON AIR:ゲヘナ』では「生徒の名前を覚えるのが得意」という新情報が飛び出す。このためゲヘナ生徒の名前は全員記憶しているものと推測される。
性能
通常版
レア度:☆3、役割:SPECIAL、攻撃タイプ:貫通/防御タイプ:特殊装甲、クラス:アタッカー、武器:SR。
高コスト・広範囲・高火力の分かりやすいSPECIALアタッカー。強力な砲撃で敵の大群を一網打尽にするEXスキルを持ち、しかも巻き込んだ敵の数が多いほど威力が上昇(10体以上巻き込むと最大火力になる)、このためケセド、グレゴリオ、防御演習、拠点防御といった大量の敵が出現するステージで無類の強さを誇る。逆に4体以下しか巻き込めない場合は最大火力の約0.25倍にまで落ち込む。得手不得手がはっきりとした性能と言えよう。
何気にノーマルスキルやサブスキルで味方への支援も可能であり、本編中のトラブルメーカーぶりからは想像も出来ないほどの活躍を見せつける。ちなみにマコトはSPECIAL生徒の中ではトップクラスの基礎攻撃力を持つ。
- EXスキル「ま、間違えたあ!」
円形範囲内の敵に対して砲撃を加える。コスト6とかなり重めだが、それに見合う破壊力と範囲が魅力的。巻き込んだ敵が「4体以下」か「5~9体」か「10体以上」かで威力が変わり、数が多ければ多いほど火力が増大していく仕組みで、多数の敵と戦闘を強いられる総力戦ケセドや大決戦グレゴリオが主戦場となる。スキルが発動すると、何故かマコトがフィールドに姿を現すが、端末を上下逆さまに持っていたせいで照準が狂い、砲弾の1発がマコト本人に命中してアフロ頭になる演出がある。スキル名の「ま、間違えたあ!」はここから来ている。
- ノーマルスキル「聞くが良い!」
55秒ごとに円形範囲内の敵の防御力を低下させる。持続時間は35秒。ただいるだけで敵の防御力を下げてくれるので非常に有用だが、最も近い敵を狙う関係上、奥にいる敵には届きにくい欠点がある。スキルが発動すると立体映像のマコトが現れて敵に演説(?)を聞かせる。またマコトとヒナを同時編成していると、ノーマルスキル発動時にヒナの特殊アイコンが表示される。
- パッシブスキル「万魔殿の偉大な議長」
自身の攻撃力を強化するシンプルスキル。EXスキルの火力を強化出来るため便利だが、固有☆2まで上げると更なる攻撃強化の恩恵を受けられる。
- サブスキル「天下無敵!ゲヘナの真のリーダー!」
味方に貫通特攻バフを付与。ノーマルスキルで防御デバフを撒き、このサブスキルで貫通特攻を付けられるので、編成するだけで味方全体に多大な恩恵を与えてくれる。したがって置物性能も高いと言えるだろう。
余談
- 『対策委員会編』第3章にて、2年前にゲヘナで鉄拳政治を敷いていた生徒会長・雷帝が、反発した部下によって失脚させられたという情報が出てくる。マコトが現在の議長(生徒会長)に就いている点から「失脚させた部下は当時1年生のマコトでは?」と一部で考察された。また雷帝が残した様々な発明品や遺産をヒナとともに追いかけていたらしい。
- 実はマコトの立ち絵は一度差し替えられた過去がある。CBTや最初期に使われた立ち絵は、「クールなお姉さん」を彷彿させるほど神秘的かつ落ち着いたもので、マコト役の浅川悠氏も立ち絵を見てクールなキャラだと思っていたそう。しかし「スタジオへ収録に行ったら完全に別物で慌てた」とグローバル版3周年記念コメントで語ったという。イメージと実際の性格が違い過ぎたからか、現在は今の立ち絵に変更されている。
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関連項目
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