肥溜めとは、肥料にする糞尿(ふんにょう)を溜めておく所のこと。
概要
農家その他で出た屎尿を貯蔵し、下肥という堆肥にするための穴または大きめの壺のこと。今では化学肥料が主流となっているが、昔はよく用いられていた日本の伝統的な農業設備の一種である。
肥料にするには、糞尿を素焼きの容器に入れ土中に埋める。寄生虫の心配があるため1~3年ほどしっかり発酵させ、使用の際には水で薄めるのが基本となっている。
発酵をされずに糞尿を撒いても作物の根が腐り肥料としての役割は果たさないため、発酵させ貯蔵するために肥溜めは必要不可欠であった。
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