背徳の瞳とは、小室哲哉とYOSHIKIによって1991年に結成されたスーパーグループ「V2」が“唯一リリースした”シングル曲である。
V2の概要
V2とは、小室哲哉が率いてきた「TM NETWORK」、およびそれが「TMN」に改名した後の1991年、破竹の勢いで盛り上がっていくX(後のX JAPAN)を見た小室哲哉側からYOSHIKIにアプローチして始まったプロジェクトである。
当時、小室哲哉は「EPICソニー」、YOSHIKIは「CBSソニー」に所属しており、同じ親会社のソニー系列とはいえ、レーベルの垣根を超えることなどはまだ考えられない時代であり、とても注目された。
(一説には更にTHE ALFEEの高見沢俊彦も参加する予定があったが、高見沢が当時所属していたレコード会社はソニー系列でないポニーキャニオンであったため、さすがにこれは実現しなかった。)
ユニット名は第二次世界大戦中にドイツが開発したV2ロケットから取られている。
(この当時の小室哲哉は飼い犬を「ユンカース」と命名するなど、ドイツ軍マニアであった。)
そして、背徳の瞳をリリースした後も両者の関係は続き、2002年にはYOSHIKIが小室のユニットであるglobeに加入した(2005年よりYOSHIKIを加えた活動時はglobe extremeを名乗る)のだが、こちらも知名度抜群の両者にしてはV2並に世間の認知度は低い。
両者はいつかはV2を復活させようと電話で話し合っているらしい。
その日が楽しみである。
背徳の瞳の概要
唯一発売されたシングル『背徳の瞳 ~Eyes of Venus~/Virginity』(1992年1月18日発売)の一曲。
オリコンチャート初登場2位を記録し、47.7万枚を売り上げた。
作詞・作曲・編曲は、どちらが何を担当したということではなくV2名義(共同著作)としている。
ニコニコ動画においては、モスキートボイスとともに知るひとぞ知る名曲といった感じで愛されている。
あにょひ~
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