脱構築単語

ダツコウチク
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フランス哲学ジャック・デリダ仕事において脱構築とは、二項対立を暗黙の前提とした近代西欧的な形上学における諸言説の階層的構造を解明し、形上学の再構成を図る試みである。

概要

 ジャック・デリダの初期の仕事の中にプラトンの著した「ソクラテス弁明」について論じた「プラトンパルマケイア」というテクストが存在する。その中でデリダは、ソクラテスる「書かれたもの」のもつ魔力、そしてそれを祓おうとする所為の不可能性を論じている。詳述は避けるが、そこではソクラテスった「発音されたもの」の中に潜む「記述性」に注し、「書かれたもの」を批判するために較的に導入された「発音されたもの」の根底に潜む「書かれたもの」性を暴くことにより、「書かれたもの」に対して「発音されたもの」を優位におこうとする、形上学的な階級序列的二項対立を文字通り「脱構築」している。 

既存の二項対立の図式から、もれ出てしまったものに対する「まなざし」に視座を据えることにより、の意味の形上学を追求しよう、とするのである。(デリダ的意味で)

 しかし、上記されたようなものは「脱構築」というテクスト読解の方法論によって出される一つの結果に過ぎず、脱構築的読解によってもたらされる結果とはさらに多岐に渡る(上記のような形上学的な二項対立を内破させる試みは、特に初期のデリダが好んで行なっていた仕事である)。

 一般化すれば「脱構築」とは、既存の論理構造の中に潜り込み、その論理構造に忠実に従いながら、本来は意図されていなかった結果を出するようなテクスト読解の方法論である。このように書き換えれば、日本オタクカルチャーの想像・生成る上で欠かせない「二次創作」という創作技法も、既存の論理構造(原典の設定)に従いながら、本来は意図されていなかった結末(原典とは別の結末)に至る、という脱構築的読解という理論に従ったものであることがわかる。

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脱構築

61 ななしのよっしん
2020/05/15(金) 18:56:12 ID: XS7m6pahBE
山で飛んでヒラメを走ろう、という様な既存秩序に反する解釈や構文、あるいは前提破壊の正当化に繋がる劇物。
62 ななしのよっしん
2020/10/04(日) 14:35:09 ID: zV3cU7xRun
あー、そーゆーことね 全に理解した
63 ななしのよっしん
2021/08/20(金) 01:23:33 ID: YsS9x4p1p7
>>60
もし>>51の言うように文系学問が非実用的で主観的なら、文系学問に対し実用的で客観的な批判をくり出すのはメチャ難しいと思う
言わば敵が「」めいたものなら、それを批判的に検証しようとしても「をつかむような話」にしかならんわけで
最終的には「気学」めいたデータ計算が必要になる

最近ニコ百でちょくちょくにする
・計り知れる定量的なものか、計り知れない定性的なものか
・定性的なものを少しでも定量化しているかどうか
といった仕分け方のほうが、まだ理系的というか建設的だろうと思える

文系(的人間)という定性(的人間)に反発しているだけでは
文系という定性のままであって、定量化していないよね
64 ななしのよっしん
2021/08/29(日) 05:27:19 ID: 6KmNbLVSlY
????????
哲学は意味が分からんwあえて難しく言ってるのかな。

要は破壊なくして創造いけど破壊するものをちょっとは流用しようぜってこと?
から有は作れないから必然、創造には破壊が伴うよねってこと?
65 ななしのよっしん
2021/08/29(日) 16:29:12 ID: 6KmNbLVSlY
あーーサラッとでた「二項対立」ここがキーワードなのね。
二項対立っていう哲学者が息をするように使う方法論に対するカウンターとして脱構築があるのね。

1."ヒト"と"動物"がある。←二項対立
2.ヒトとは"裸で"かつ"二本足で歩く"ものである。←構築
3."裸でなく"もしくは"二本足で歩かない"ものは動物である。←構築

ここで、ちょっとまて!「羽をったニワトリは"裸で""二本足で歩く"からヒトなのか?」属性付けて二分化していく過程にミスがあったからヘンな結論が出てきたのではないか?
一旦、組み立ててきた展開を崩して何がおかしかったのかみなおうそうぜ!
これが「脱構築」なのね。なにか深遠で高尚な話かと思わせられたけど、もっと具体的な手法や方法論の話だった。
66 ななしのよっしん
2021/08/29(日) 16:37:05 ID: ruiuY39k6H
>>65
ちょっと待て
哲学の一分野である論理学だと、まず君の建てた1に誤謬があることになる
基本的にはAと非Aって形になるから、人と動物を二項対立にしている時点で怪しい(人ではない動物になるのか? っといったツッコミが入る)
つまりこの場合、スタンダードな二項対立の立て方は、「人」と「人でいもの」となるのが定石

君がやってるのは帰謬法というものに近い
67 ななしのよっしん
2021/08/29(日) 16:38:27 ID: 6KmNbLVSlY
まあでも話の流れはあってるよね?多分。
68 ななしのよっしん
2021/08/29(日) 17:54:45 ID: ruiuY39k6H
哲学は用をきっちり調べないと意味不なんで、そこはまず調べた方がいい
「あえて難しく言ってる」んじゃなくって、日常と同じじゃない場合があるから、混同を避けるためにそうしてるって事情がある
69 ななしのよっしん
2021/08/30(月) 12:23:24 ID: 6KmNbLVSlY
なるほどね。確かに科学まわりだとそれっぽい用日常や商業に流用されて科学者が意味全然ちげぇ!グギギ…ってなってるわね。
ある程度意味不なのはそういう効果もあるんだな。から鱗。
70 ななしのよっしん
2021/11/24(水) 21:36:30 ID: d/1pt7c/LP
格好つけてるように思われるかもしれないけれど、こんな記事読むのは物好きしかいないし、
「書かれたもの」とかはエクリチュールみたいな用に置き換えちゃっていいと思う。
そっちの方が検索した時に色々出てきて分かりやすそうだし。